デボン紀

生物

【研究】ダンクルオステウス、もっと小さかった説【要約】

3億6000年前に海を支配していた巨大な魚類ダンクルオステウス。   全長は6~10mほどあるとされ、バス程の大きさがあると考えられてきました。   しかし今回、その大きさが4mを超えない程度ではないかという主張が発表されました。   20...
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【古生物】その角は、男の世界~ワリセロプス~

ワリセロプス    ワリセロプスは今からおよそ4億年前、デボン紀中期に反映した三葉虫の一種です。   ダンクレオステウスをはじめとする顎が発達した魚類が海を支配していた当時、いかに硬い殻をもつ三葉虫でも捕食される危険性が増します。   三葉...
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史上最大の淡水魚~リゾドゥス&ハイネリア~

現在世界最大の淡水魚といえばアマゾンに生息するピラルクが挙げられます。    1億年以上姿が変わっていないことから、シーラカンス同様生きた化石とも言われています。    ピラルク     体長は1〜3メートルを超え、中には5メートル級の怪物...
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サメの起源に迫るデボン紀の魚類〜クラドセラケ〜

ウツボやシャチと並んで海のギャングと称されるサメ。   サメを題材に多くの映画が作られるほど人気の動物ですが、その起源は約4億年も前の古生代(デボン紀)の生物"クラドセラケ"に見られます。     クラドセラケ   クラドケラセは初期の軟骨...
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古代のウミグモ~パレオイソプス~

ウミグモ   胴体は小さく脚ばかり……。   そんな独特の姿をしたウミグモは現在でも地球の海で広く繁殖しています。   鋏角類に分類される生物ですが、生態の多くは未解明であり、何を食べるのか、寿命がどれくらいなのかも分かっていないものが多く...
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1億年続いたアノマロカリスの系譜~シンダーハンネス~

カンブリア紀以外のアノマロカリス カンブリア紀に地球の海を支配していたアノマロカリス。   ペイトイアやフルディア、カンブロラスターなど、かつてアノマロカリス類の仲間(ラディオドンタ類)はカンブリア紀で途絶えたと考えられていました。   ラ...
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陸に上がった最古の脊椎動物~イクチオステガとエルギネルペトン~

デボン紀の代表的な生物として“イクチオステガ”と“エルギネルペトン”が存在しました。     両者の見た目は魚のようなサンショウウオのような……、どっちつかずの姿で表現されることが多いです。    一言でいうならオタマジャクシがカエルになる...
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デボン紀の支配者~ダンクルレオステウス~

デボン紀 今回から紹介していくのはデボン紀の生物たちです。   デボン紀は今から4億1700万年前から3億5400万年前までのおよそ6300万年間を指します。   Marchan Blog より   デボン紀は魚の時代と言われています。  ...
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古代の巨大菌類~プロトタキシーテス~

キノコを食べて巨大化するのはマリオですが、巨大なキノコと言えば何を思い浮かべるでしょう。      世界最大の単一生物と言われているオニナラタケはその大きさなんと8.9㎢!   土の中で菌糸を張り巡らせて一部を地上に出しているため、見た目で...
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大量絶滅を生き延びた魚類たち~アテレアスピス&へミキクラスピス~

地球史最初の大量絶滅 今から4億4300万年前のオルドビス紀(シルル紀のひとつ前の時代)の海には、ピカイアから進化した魚類の祖先が既に存在していました。       コノドントやアランダスピスに代表されるオルドビス紀の魚類たちは、まだ顎がや...