2024-03

科学

【研究】 AIによるライフイベントや寿命の予測が可能に(デンマーク工科大学)

ChatGPTによる要約やプロンプトによるイメージ生成、金融相場の予測など、AIを活用した技術が日に日に身近に感じるようになってきた今日この頃。   AIが得意とする“膨大なデータから予測をする”という能力は、人間による作業では現実的ではな...
科学

コーヒーを飲む人は大腸がんの最初リスクが大幅に低下した(ワーゲニンゲン大学)

朝のコーヒーで体を目覚めさせる。   そんな習慣がある人も多いかと思います。   コーヒーを飲む習慣というのは、カフェインに依存してしまう可能性を高めるということも囁かれていますが、そもそもそんなことを気にせずに飲んでいる場合もあるでしょう...
科学

【研究】自閉症やADHDの子どもの増加にはプラスチック添加物が関係しているかもしれない(ローワン大学、ラトガース大学)

自閉症スペクトラム障害(ASD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)と診断される子どもの数はここ数十年で急激に増加しており、この根本的な原因の究明が急がれています。   日本においても特別支援学校の対象者となる子どもの数が年々増加傾向にあり、そ...
科学

【研究】バイアグラなどのED治療薬がアルツハイマーのリスクが50%を下げる可能性(クリーヴランドクリニック、他)

勃起不全(Erectile Dysfunction)の治療薬として代表的なバイアグラ。   EDの治療薬といえば有名すぎるほど有名な薬です。   バイアグラの有効成分であるシルデナフィルは、ホスホジエステラーゼ5(PDE5)という酵素を阻害...
雑記

【日記】歌舞伎町の健康志向カレー ~もうやんカレー~

まだまだ続く新宿巡り!    今回足を運んだのは、健康志向のスパイスカレーで有名な「もうやんカレー( 新宿東口店)」です。    もうやんカレーとは、野菜や果物を溶かし漢方などのスパイスを混ぜた体に良いカレーとのことです。    本来カレー...
雑記

【日記】池袋で名のあるベジポタつけ麺 〜えん寺(えんじ)〜

画像ブレブレでごめんない(笑) 今回足を運んだのは、池袋で有名なつけ麺屋さん“えん寺”です。 「えんでら」と思って読んでいましたが正式な読み方は「えんじ」でした。 山手線から池袋駅を出てすぐ近くにあります。    オーダーは効率的な食券スタ...
雑記

【日記】ブランドカップでコーヒーが飲める喫茶店~凡~

本日は東京駅近のとある喫茶店に足を運びました。    新宿駅西口から歩いて間もない場所に存在する”“凡”という喫茶店です。    ここを選んだきっかけは「ブランドのカップでコーヒーを楽しめる」というところ……。 見ての通り、マイセンのブルー...
科学

【研究】飲料からマイクロプラスチックを取り除く簡単な方法(広州医科大学)

これまでに紹介したいくつかの研究などにより、食べ物や飲み物から摂取されるマイクロプラスチック(ナノプラスチック)が、長期的な健康を害している可能性があることが度々報告されるようになってきました。   神経変性などによってアルツハイマー病など...
科学

【研究】画面を通した刺激が子どもに及ぼす影響(ミシガン大学、他)

子どもを育てる上では、テレビの画面やタブレットで知育になる動画やアニメなどを流す“スクリーンタイム”は、家事に追われる親の負担の軽減に大きく貢献してくれます。   スクリーンタイムは適度に触れさせる分には子どもの脳育に効果的かもしれません。...
生物

【生物】3億9千万年前の地層から世界最古の森林化石が発見される

現在からおよそ4億1700万年前〜3億5400万年前の地球はデボン紀と呼ばれ、それまで生態系の弱小グループだった“魚類”やその仲間たちが一気に海洋生態系の頂点に君臨する時代となりました。    Marchan Blog より    海では強...
科学

【研究】イソロイシンを制限したマウスは寿命が最大33%伸びた(ウィスコンシン大学)

食べ物を摂取するということは、体内で複雑な化学反応を経て栄養となり吸収されていくことにつながります。   現在の科学ではそのメカニズムの完全な解明には至っていませんが、ある特定の物質を制限すると、どのような反応が起こるのかを予測することはで...
科学

【研究】都会の人間は植物を消化する能力を徐々に失いつつある(ベン=グリオン大学)

何億年と続く生物の歴史の中で、人類生まれてきたのはほんのわずかな時間しかありません。    古生代の何億年という歴史に比べたら、現生人類であるホモ・サピエンスは古くても40万年程度の歴史の中で歴史を紡いできました。   そんな人類の科学が発...
科学

【研究】最新の研究で明かされた早期認知症リスク増加に関する要因(エクセター大学、他)

もの盗られ妄想をしてしまう、料理などの複雑な作業ができない、言葉の意味が分からなくなる……認知症の初期症状にみられるこれらの症状。   老化に伴って発症するリスクが高まる認知症ですが、若年層(65歳未満)でもその危険性は十分にあります。  ...
科学

【研究】毎日9,000~10,500歩で座ることによる運動不足がチャラに(シドニー大学)

「一日1万歩」というのは、健康的な習慣の一つとして耳にしたことがある方も多いかと思います。   身体活動が増えることは病気を予防するため、健康を手に入れるために必要な行為です。    デスクワークなど座ることの多い現代では、活動によるメリッ...
科学

【研究】脳の「恐怖スイッチ」とそれをオフにする方法を発見(カリフォルニア大学)

命綱なしで屋上から地上を見たとき、熊やライオンなどの人間を圧倒する生き物が目の前に現れた時……。   一歩間違えたら死が待っているという恐怖の前で、平然としていられる人間は多くないでしょう。   恐れることは生物の遺伝子に刻みこまれた生存本...
科学

ブロッコリーに含まれる抗がん化合物が血栓の予防になる可能性(シドニー大学)

消費量が多く、国民の生活上重要性が高い野菜として位置づけられるものは「指定野菜」と呼ばれています。   安定供給が望まれる品目であり、もし価格が下落したとしても国からの補助によって農家の生産がサポートされる仕組みとなっています。   202...
科学

【スルフォラファンの魅力】抗老化・美肌・炎症・ガン・うつ予防

今回はブロッコリーに含まれる成分の一つである、「スルフォラファン」についてのお話です。   予防おばけスルフォラファンの力をまとめてみましたのでご覧ください。   【目次】 ①スルフォラファンの発見経緯 ②スルフォラファンの効果 ③スルフォ...
未分類

7大栄養素 ファイトケミカル

前回までの健康に関する記事では、スルフォラファンについての謎を残したまままとめていきました。   前回記事⇒「お風呂で簡単!細胞を復活させるHSPs(ヒートショックプロテイン)」   今回はそのスルフォラファンや関係する物質にフォーカスして...
科学

【研究】筋肉をつけるために、炭水化物はタンパク質と同じくらい大切(アングリア・ラスキン大学、他)

筋肉をつけるといったらタンパク質とすぐに連想されるほど一般に浸透してきたワードの組み合わせです。   若くして亡くなったマッスル北村こと北村克己氏は、黄身を捨て卵の白身のみ常飲するほどタンパク質の摂取にこだわった食事制限を行ったことで有名で...
科学

【研究】大規模研究で確認された超加工食品の有害さ(ディーキン大学、他)

シリアルやインスタントラーメン、安価で売られているハムやベーコン、はたまたほとんどの清涼飲料水などはいわゆる超加工食品(Ultra-processed food)と呼ばれ、生活習慣病やがんなど多くの健康に影響を与えると懸念されています。  ...
動画

【動画第21弾!】ずんだもんと学ぶマイセンと磁器戦争

【あらすじ】 18世紀初頭、ヨーロッパで唯一磁器を生み出せるようになったマイセン地方。   これによって厳重に製磁の秘法を守る王のアウグストと、その技術を追い求める各国の争いが水面下で繰り広げられていました。   まずマイセンに最も近づいた...
科学

【研究】睡眠中の知られざる脳波が脳内の老廃物を洗い流す(ワシントン大学)

狩るか狩られるかの世界において、“何もしない”という状態を作ることは非常にリスクがあります。   しかし人間も含めて動物の多くは睡眠によってその行動をせざるを得ません。   食欲、性欲、睡眠欲という三大欲求の中でも最も争いにくく、人はしばら...
科学

【研究】動脈の異物の50%以上でプラスチックが見つかる(カンパニア大学)

最近、海底に溜まるプラスチックゴミやマイクロプラスチックが与える影響など、環境や生物とプラスチックに関係する話題が散見され、研究においてもそういった分野に注目が集まっています。   人間の健康に大きく関わってくる要素になるので、個人的にもそ...
科学

【研究】安価で手に入るある甘味料が高齢者の認知機能を高める可能性(キングス・カレッジロンドン)

オリゴ糖といえば、腸内細菌のエサとなることで腸内環境を整えてくれる糖として有名です。   腸内の環境を整えることは、体の調子を良くすることに直結することも知られており、肌荒れの改善から精神的な安定など様々な点でメリットがあるとされています。...
科学

【研究】断食で効果を得られるのは3日後から(ベルリン大学、クイーン・メアリー大学、他)

断食(ファスティング)といえば、オートファジーやサーチュイン遺伝子の活性など“食べないこと”によって細胞レベルでの変化をもたらす健康法として知られています。    動物を使った断食に関する様々な研究によりその健康効果が判明したと同時に、「動...