2026-03

科学

テレビ視聴は危険?読書は保護的?── 19年の追跡研究が示した認知症リスク

現代人の多くは1日の大半を座って過ごしていますが、その「座り方」の違いが将来の認知症リスクに大きく関係する可能性があることが明らかになりました。   スウェーデンのカロリンスカ研究所などの研究チームによる19年間の追跡研究では、テレビ視聴の...(続きを読む)
科学

内臓脂肪増加と筋肉減少で死亡リスクが83%増

「内臓脂肪の蓄積と筋肉量の低下が同時に起こる状態は、単なる加齢現象ではなく、死亡リスクを大きく高める重大な健康問題である」 こういった結論が、ブラジルと英国の研究チームによる長期追跡研究によって、より厳密に裏付けられました。  本研究は、早...(続きを読む)
科学

頻繁な射精は精子の質を向上させる可能性がある──オックスフォード大学の大規模研究が示す「精子の使用期限」

ヒトの生殖は長らく「女性の加齢」に焦点が当てられてきましたが、近年では男性側の要因にも注目が集まっています。 特に精子は常に新しく作られるため「老化しにくい」と考えられてきました。 しかし、オックスフォード大学を中心とした研究チームによる最...(続きを読む)
科学

食事と脳の老化の関係:MINDダイエットと脳構造変化の長期研究

加齢に伴う脳の萎縮や認知機能の低下は避けられないものと考えられてきましたが、近年では生活習慣、とりわけ食事がその進行に影響する可能性が注目されています。 なかでも、地中海食と高血圧予防食を組み合わせた「MINDダイエット」は、認知症予防との...(続きを読む)
科学

脂肪肝の新メカニズム:miR-93とビタミンB3が導く治療の可能性

「よく知られるビタミンが脂肪肝の進行を抑える可能性がある」そんな新たな可能性が、蔚山(ウルサン)国立科学技術研究所ら国際研究チームによって示されました。  本研究では、脂肪肝疾患(MASLD)の発症と進行に深く関わる分子として「miR-93...(続きを読む)
科学

筋力を高める腸内細菌:ロゼブリア・イヌリニボランス

近年、腸内細菌が全身の健康に与える影響が急速に明らかになってきていますが、最新の研究により、特定の腸内細菌が筋力そのものを高める可能性が示されました。  BMJグループの医学誌「Gut」に掲載された研究では、「ロゼブリア・イヌリニボランス:...(続きを読む)
農業

【農業】今年の苗と種籾の仕入れ完了!!

昨年度植えたいちごの実りも徐々に下火になってきた今日この頃。というわけで、とちあいかの仕入れにGO!٩( 'ω' )و   いつもお世話になっている契約先の苗屋さんに軽トラを転がしてきました。去年はとちおとめも仕入れていましたが、今年はとち...(続きを読む)
科学

コーヒーの適切な摂取量とは?──史上最大級、46万人超の大規模研究の研究より

日常的に飲むコーヒーは、覚醒作用によって集中力を高める飲み物として知られていますが、近年ではそれだけでなく、精神的な健康にも影響を及ぼす可能性が指摘されています。 今回、中国の復旦大学の研究チームによって行われた大規模研究により、コーヒーの...(続きを読む)
科学

ワーヘニンゲン大学のRCTが示す「甘さを控えても好みは変わらない」── Sweet Tooth Trialの結果を読む

オランダ・ワーゲニンゲン大学の研究から、甘みの摂取を控えても好みが変わらなかったという研究結果が示されました。 研究では、健康成人を対象とした比較試験(RCT)が行われ、6か月間にわたって「低・通常・高」の甘味曝露を意図的に制限しました。 ...(続きを読む)
科学

超加工食品はなぜ危険なのか──最新論文が示した「加工そのもの」のリスク

近年の研究により、超加工食品(ultra-processed foods:以下UPS)の摂取が心血管疾患リスクを高めることが繰り返し報告されてきましたが、今回、アメリカの大規模コホート研究により、その関連性がより厳密に検証されました。 その...(続きを読む)
科学

低炭水化物食VS低糖質食──どちらが血糖コントロールに優れているのか?

血糖値の管理は、体重コントロールや生活習慣病の予防において極めて重要なテーマです。 近年、食事法として注目されているのが「低炭水化物食(ローカーボダイエット)」と「低糖質食(ローシュガーダイエット)」です。  これらは似ているようで本質的に...(続きを読む)
科学

バードウォッチングは“脳トレ”だった──老化に抗う新たな習

加齢に伴う認知機能の低下は、多くの人にとって避けがたい課題と考えられていますが、近年の研究はその進行を遅らせる可能性のある行動に注目しています。 語学学習や芸術活動が脳の健康に寄与することは広く知られていますが、新たに「バードウォッチング」...(続きを読む)
科学

腸内細菌とセロトニンとの関係──過敏性腸症候群(IBS)の理解と治療に新たな手がかり

過敏性腸症候群(IBS)は、腹痛や下痢、便秘などの症状を繰り返す慢性的な消化器疾患であり、世界中で多くの人が悩まされています。 しかし、この疾患の原因は完全には解明されておらず、治療も症状を抑える対症療法が中心となっています。 近年、腸と脳...(続きを読む)
科学

高脂肪食が腸内細菌を「脳へ運ぶ」──アルツハイマー病やパーキンソン病など神経変性疾患とも強い相関

腸と脳の関係を示す「腸脳相関(gut-brain axis)」は、これまで主にホルモンや免疫、代謝物を介した間接的な情報伝達システムとして理解されてきました。  しかし、アメリカ・エモリー大学の研究者(David Weiss氏およびAras...(続きを読む)
科学

特定の違法薬物使用が脳卒中リスクを高める── 1億人超のデータ分析で示唆

近年、世界各国で若年層の脳卒中が増加していることが報告されており、その背景要因の解明が重要な研究課題となっています。  そうした中で、娯楽目的の違法薬物の使用が脳卒中リスクにどの程度影響するのかを大規模データで検証した研究が発表されました。...(続きを読む)
科学

親のストレスと子どもの肥満との関連性

子どもの肥満は世界的に深刻な健康問題となっており、多くの研究や政策が食生活の改善や運動習慣の促進に焦点を当ててきました。 しかし近年の研究では、それだけでは十分ではない可能性が指摘されています。 アメリカのイェール大学の研究チームは、子ども...(続きを読む)
科学

運動はアルツハイマー病から脳を守る

運動が健康に多くの恩恵をもたらすことは広く知られていますが、その中でも特に注目されているのがアルツハイマー病の発症リスクを低下させる可能性です。 近年の研究では、定期的な身体活動を行う人ほど認知機能が維持されやすく、加齢による脳の衰えが緩や...(続きを読む)
科学

長時間の集中力を維持できる健康的な飲み物──筑波大学がeスポーツプレイヤーで検証

長時間のゲームプレイやデスクワークでは、集中力を保つためにコーヒーやエナジードリンクを飲む人が多くいます。 しかし、カフェインや糖分を多く含む飲料は、過剰摂取によって健康リスクが高まる可能性があります。 こうした背景のもと、茨城県・筑波大学...(続きを読む)
科学

緑茶が免疫システムに与える影響

緑茶は世界中で古くから飲まれてきた飲み物ですが、近年では健康への影響についても多くの研究が進んでいます。 特に注目されているのが、緑茶に豊富に含まれるカテキンやポリフェノールといった抗酸化物質です。 これらの成分は、体内で発生する酸化ストレ...(続きを読む)
生物

マルハナバチの女王は水中で1週間以上生き延びる

豪雨や雪解けによって巣穴が水没した場合、多くの昆虫は生き延びることができません。  しかし近年の研究により、北米に生息するあるマルハナバチ(Bombus impatiens)の女王が水中に1週間以上沈んだ状態でも高い確率で生存できることが明...(続きを読む)
科学

余分なアンモニアが腫瘍の増殖に関与──たんぱく質摂取量減と肝がんの進行遅延

肝臓がんは世界的に死亡率が高いがんの一つですが、新しい研究によって食事中のたんぱく質量を減らすだけで腫瘍の成長を遅らせられる可能性が示されました。  研究では、肝臓がアンモニアを適切に処理できない状態にある場合、体内に蓄積したアンモニアが腫...(続きを読む)
科学

マイクロプラスチックはパーキンソン病の増加に関与している可能性がある

近年、世界中で問題となっているプラスチック汚染は、海や土壌、生態系だけでなく、人間の体内にも入り込んでいることが分かってきました。  そうした中で、極めて小さなプラスチック粒子である「マイクロプラスチック」や「ナノプラスチック」が、神経変性...(続きを読む)
科学

COVID-19収束後の学校再開で、子どもの不安・うつ・ADHDが大幅減少

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による学校閉鎖が長期化する中で悪化していた子どものメンタルヘルスは、対面授業の再開とともに大きく改善していたことが明らかになりました。 とくに不安症、うつ病、注意欠如・多動症(ADHD)の診断が有...(続きを読む)
科学

1年以上メラトニンを処方された人は、心不全リスクが89%高い傾向にある

人気の睡眠補助サプリメントであるメラトニンについて、長期使用が心不全リスクの上昇と関連する可能性が示されたという予備的研究が報告されました。  本研究は査読前の段階にあるものの、1年以上メラトニンを処方された人は、5年間で心不全リスクが89...(続きを読む)
科学

スタバやドトール……、米国保健福祉省長官ロバート・F・ケネディjrが提言する「甘いコーヒーの危険性」

近年、米国では甘いコーヒー飲料の健康影響をめぐる議論が再び注目を集めています。 米国保健福祉省(HHS)の長官であるロバート・F・ケネディjr(Robert F. Kennedy Jr.)は、米国で人気のコーヒーチェーンが販売する甘いコーヒ...(続きを読む)
科学

コーヒーが遺伝子治療の「スイッチ」になる可能性

将来、私たちが何気なく口にしている朝のコーヒーが、がんや糖尿病に対する精密な遺伝子治療を「オン」にする引き金になるかもしれません。   カフェインを利用して、細胞内の遺伝子編集技術CRISPRを作動させる新しいシステムが発見されました。  ...(続きを読む)
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