ショーペンハウアー

哲学

生きることは苦痛である~ショーペンハウアー④(終)~

の続き…。   自然法則、植物、動物など、世界のあらゆるものには意思があり、「世界は我々が認識している表象と、盲目的な生きることへの意志である。」と考えたショーペンハウアー。   しかし彼の哲学の中で考えた“生きる”とは、“苦痛”であるとい...
哲学

世界は自然法則、植物、動物、人間の意志である~ショーペンハウアー③~

の続き…。   前回の記事ではカントやプラトンの哲学と、それ影響されたと言われるショーペンハウアーの哲学について触れていきました。   今回は引き続きショーペンハウアーの哲学をベースに、彼が追求したモノ自体について深堀りしていきます。   ...
哲学

私が消えたら世界も消える~ショーペンハウアー②~

の続き…。   前回記事ではショーペンハウアーとヘーゲルの関係について触れていきました。   ヘーゲルが言う「正反合に従って進歩する」という歴史観に対し、   ショーペンハウアーは「単に生への意志によって争った結果である」と独自の思想をぶつ...
哲学

【要約】ショーペンハウアー著〜読書について〜

今回紹介するのは、ドイツの哲学者ショーペンハウアーが著した名著のひとつ“読書について”です。   「読書とは他人に物を考えてもらうことである。」   と説いたこの本には、ただ本を読むことについての無意味さや、読むならこうすべきという著者なり...
哲学

ヘーゲルの哲学を真っ向から批判~ショーペンハウアー①~

原始社会が奴隷社会に…    奴隷社会が農奴社会に…    農奴社会が絶対王政に…    絶対王政が共和制に…    自分たちの生き方の矛盾に気づき、より高いステージへと登っていった人類。    ヘーゲルは“人間の歴史は正反合の繰り返しの結...