今回紹介するのは、人里離れた山奥に迷い込んだ人たちによるサスペンス・ミステリー映画「トランス・ワールド」です。
とある3人の遭難者が別々の理由で偶然に小屋に集まり、それぞれが抱える事情によって物語が進行していきます。
ミステリー系の映画なので、はじめのモヤモヤ感も楽しみながら観ることができる人にはオススメです。
ちなみクリント・イーストウッドの息子であるスコット・イーストウッドが主演を務めながらもそんなに話題に挙がらない作品でもありますが、劇中の緊張感を違和感なく表現する演技力は見ごたえがあります。
ではまずはあらすじから……。
あらすじ
人里離れた森の中、夫とドライブ中にガス欠になり、ガソリンを買いに行った夫を待つサマンサ。
しかし夫が帰ってくる気配はなく、このままでは寒さで凍えてしまうため仕方なく周囲に助けを求めるために車の外へ。
すると彼女はとある無人のキャビンを発見。
そこで、同じように車のトラブルで立ち往生しているトムに遭遇する。
キャビンに通信手段はなく、お互い警戒の色を示しながら森を脱出する手段を探す。
そこに、パンク系のファッションを纏う女性ジョディが迷い込んで来る。
それぞれ別々の事情で遭難してしまった3人は森を出ようとするが、なぜかその小屋に戻ってきてしまう。
この不思議な森とキャビンの正体は一体何なのか……。
小屋から抜け出せず囚われた状態
生まれも育ちも性格も違う3人が、囚われの小屋(キャビン)から脱出するお話し。
作中のセリフやアイテムの所々に粋な計らいが散りばめられていることが分かります。
そんなこと気にせずとも純粋に物語を楽しめる作りになっていますが、その計らいに気づくことができると物語がもっと楽しめます。
二度目に視聴した際にも楽しめる作品でもあります。
これ以上は不要なネタバレなので口を閉じておきますが、これもオススメのミステリー映画の一つとして推薦したい作品です。
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