歴史

マイセンのモデルマイスター“ケンドラー”〜マイセンの歴史〜

【前回記事】   前回、シュテルツェルがマイセン窯に戻ってきた際、絵付け師としてヘロルトを連れてきたところから紹介しました。    ヘロルトの登用によって、マイセンの絵付け技術は飛躍的に向上し、王侯貴族からの評価も高まっていきます。    ...
歴史

マイセンの天才絵付け師ヘロルト登場〜マイセンの歴史〜

【前回記事】   アルブレヒト城 ベトガーの間 より    前回に続きマイセン史のご紹介!   今回は、マイセンの陶磁器に名前を残す“ヘロルト”についてのお話です。   技術流出の経緯を書いた記事の最後に登場した“ヘロルト”とはどのような人...
歴史

門外不出!マイセンの焼成技術が流出 ~マイセンの歴史~

【前回記事】   マイセン歴代ロゴ 二本の剣 より   日本、中国の磁器からヨーロッパの磁器へと時代が移り変わり始めた18世紀。   1710年、ベトガーらによるマイセン窯の開窯によって、ヨーロッパにおける焼成技術はアウグスト2世の独占状態...
科学

魚は鏡で確認しながら寄生虫を取り除くことができる

チンパンジーなどの頭脳があると考えられている動物は、鏡で自分の顔を認識することができるとされています。    しかし、脳がはるかに小さい一部の魚も、自分の顔を認識することができることが、研究にて、分かってきました。   今回はそんな動物の認...
歴史

ヨーロッパを魅了した日本の陶磁器~有田焼と伊万里焼~

【前回記事】   以前、ヨーロッパの陶磁器(主に磁器)の歴史にて紹介した“マイセン”。   マイセンが誕生するまで、白くつやのある磁器(白磁)を作ることができたのは、中国と日本でした。   17世紀ごろの西洋社会では、東洋からもたらされた白...
心理学

【NGな話し方⑩】得をする人は場面によって自分を変えられる

【前回記事】   学生だった頃、学校ではとても明るくて饒舌だったりするのに、家に帰ると無口……。   またその逆であったりと、一体どっちが“本当の自分”なんだろうと考えたことはありませんか??   かつて自分も、人や場所によって顔色を変え過...
行動

【NGな話し方⑨】「先輩、センスありますね」と「先輩、マジすごいっすね」

【前回記事】   以前まとめた“NGな話し方”。    参考にしていた本を読み直していたら、「確かに気をつけた方がいいな」と感じた点を発見しました。   今回は、対等もしくは目上の相手を褒めたいときの話し方について、著書“話し方で損する人、...
雑記

特定状況下での手裏剣が合法化へ【インディアナ州】

2019 Axe Throwing World Championship | ESPN 8: The Ocho より     AXE THROWING(斧投げ)と言えばショートムービーでも時折目にする人気コンテンツの一つです。    アメリ...
歴史

デンマークが誇る伝統の陶磁器メーカー〜ロイヤルコペンハーゲン〜

【前回記事】   “ウェッジウッド”に並んで人気のあるデンマーク陶磁器ブランド“ロイヤルコペンハーゲン”。   磁器の名門として、その名を聞いたことがないという人の方が少ないのではないでしょうか。   コペンハーゲンを代表するブルーのペイン...
歴史

王族・貴族を魅了したイギリス陶器 ~ウェッジウッド~

【前回記事】   前回記事はヨーロッパでの陶磁器発展の立役者となったベトガーとマイセンについてまとめていきました。   今回はそれに続き、ヨーロッパの名門陶磁器ブランド“ウェッジウッド”についてのお話しです。   ウェッジウッドがどのような...
歴史

陶磁器の発展と錬金術師ベトガー ~マイセンの誕生~

【前回記事】    窯と陶磁器 窯は内部を耐火物、外側を断熱材で覆い、物質を高温に加熱できる装置の総称です。   窯の使用は、焼き物の高音・長時間使用の焼成を可能にしました。 (焼成:原料を加熱して硬度を増したり色調を整えたりすること)  ...
雑記

人類最初の化学製品〜土器〜

人類が火を扱うようになると、食べ物を直火や熱した石で焼いたり、さらに土器を使って煮炊きするようになりました。   土器が発明されたのはおよそ2万年前の中国江西省、および極東ロシアだと考えられています。   土器は主に非常に細かい粒の土である...
雑記

商用利用可能な画像を簡単に無料で検索できるサイト~O-DAN (オーダン)~

ブログで画像を挿入したいとき、勝手に使っていいか分からなかったり、商用利用可能な画像探すのに苦労したという経験はありませんか。    今回紹介するのは商用利用可能な画像を無料でダウンロードできるサイトO-DAN (オーダン)です。    ブ...
科学

【研究】高脂肪食は脳のカロリー調節機能を壊す可能性がある【要約】

食べすぎは良くないという認識は、世界各国で共通のものとなっている昨今。   カロリーの多い食事を与えられたマウスは、うつ病、不安神経症、アルツハイマー病の兆候を示すことも明らかになっています。 参考論文)Long term high fat...
科学

善玉コレステロールが常に身体に良いとは限らない

コレステロールは細胞膜や体の働きを微調整するホルモンや、脂肪消化吸収する胆汁酸を形成するために必要な物質です。    髪や皮膚を滑らかにする働きもあり、コレステロールが足りないと血管の細胞が弱くなって脳内出血などが起こりやすくなったりします...
科学

水分摂取目安は男性→1日に1.8ℓ、女性→1日に1.4ℓ

人間は1日にどれだけの水分補給が適切なのでしょうか。    ある人は1日に1〜2ℓ以上、またある人は自分が飲みたいと思った時に思った量だけ飲むべき、と様々な意見が見られます。   科学的には一体どれだけの量の水分が必要とされているのか……。...
テクノロジー

【AI技術】ChatGPTの登録方法と使用例

いま巷で話題のChatGPT。    大規模言語モデル(Large Language Model)を基盤とし、まるで人間と話すようにAIが返答してくれる技術です。    機械学習モデルであるため、必ずしも正確な返答をしてくれるとは限りません...
科学

宇宙で最も遠い銀河~GHZ2/GLASS-z12~

最も遠い銀河(GHZ2/GLASS-z12.)の撮影写真NASA/ESA/CSA/T. Treu, UCLA/NAOJ/T. Bakx, Nagoya Uより    ビッグバンによって宇宙が始まってから138億年。   奇跡という言葉では表...
雑記

クマムシの遺伝子をヒト細胞に挿入してパワーアップ!

この地球上で最も生命力が強い生物は何でしょう。   ゴキブリ、プラナリア、はたまた極限環境に潜む深海生物?   生物に多少なりとも興味がある人であれば、きっとクマムシを想像するのではないでしょうか。   摂氏-272度で凍らせても、真空にさ...
生物

【古生物】その角は、男の世界~ワリセロプス~

ワリセロプス    ワリセロプスは今からおよそ4億年前、デボン紀中期に反映した三葉虫の一種です。   ダンクレオステウスをはじめとする顎が発達した魚類が海を支配していた当時、いかに硬い殻をもつ三葉虫でも捕食される危険性が増します。   三葉...
行動

【論文】長期的に継続するなら小さな目標が効果的【要約】

年の始めや年度の移り変わりの時期は、何かしらの目標を立てやすい時期でもあります。   「それに向かって努力しよう!」と決意もするでしょうが、それが継続できるかどうかは別問題。   仕事が忙しくなったタイミングや、体調不良で生活リズムが崩れた...
行動

【研究】他人に親切にすることで鬱が改善【要約】

“施せし情は人の為ならず おのがこゝろの慰めと知れ 我れ人にかけし恵は忘れても ひとの恩をば長く忘るな”     人に情けをかけるのは、自分のためである。   自分が他人にかけた恩は忘れても、他人からもらった恩は忘れてはならない。   〜新...
雑記

“Starry Map”を使ってZTF彗星を見つけよう!

前回、5万年に一度のチャンスという見出しで、ZTF彗星について紹介しました。 ↓    同時に、記事後半にてスマホで星座や天体の位置を特定できるアプリ“Starry Map”も取り上げさせていただきました。    このStarry Mapで...
科学

気温の上昇による食物の栄養低下

今回は、TEDにて興味深かったスピーチについてまとめていきます。 参考スピーチ)    参考にしたのは、ワシントン大学で健康科学を研究しているKristie Ebi氏によるスピーチです。    Kristie Ebi氏 以下まとめになります...
心理学

【記事まとめ】他人も自分もコントロール~ことばの心理術~

この記事は、これまでテーマとしてきた“ことばの心理術”についてのまとめています。    各記事へアクセスしやすいように一覧化し、それぞれの記事の概要を箇条書きにしています。    気になったものがあれば覗いてみてください!       【こ...
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