文学 安全なときこそ注意する~徒然草~【第百九段】 第百九段 高名の木登りといひし男、人を掟てて、高き木に登せて、梢を切らせしに、 木登りの名人と呼ばれる男が、弟子を高い木に登らせて枝をらせていたところ、 いと危く見えしほどは言ふ事もなくて、降るゝ時に、軒長ばかりに成りて、 危なそうな... 2022.08.08 文学