科学

命知らずの雷採取~フランクリンの凧~

ベンジャミン・フランクリン(1706~1790年) アメリカ建国の父と言われたベンジャミン・フランクリン(1706~1790年)。   貧しい家の生まれにも関わらず、印刷業での成功から図書館の建造、科学の研究や社会活動など活躍の場を惜しまな...
雑記

Twitter Proでツイートを広告する方法【1,000円~】

Twitter Proアカウントで広告を出す方法をまとめています。 Twitter Proに切り替える方法からプロモーションスタートまで、初心者でも分かりやすいようにまとめました。
経済

最初の資本と資本主義の未来~資本論⑮~

(前回記事↑)    前回の資本論では、資本主義社会に縛られる労働者についてまとめていきました。   単純労働者はいつまでも単純労働者のままであり続け、資本家から搾取され続けるとマルクスは述べていました。    現代においても、技術の必要な...
宗教

死・戦争・飢饉・疫病~四人の騎者~

アルブレヒト・デューラー(1471~1528年)は北方ルネサンス期で最も名の知られた芸術家のひとりです。   彼の作品としては、15枚一組になっている木版画が有名です。   聖書の黙示録で説かれている世界の終わりを描き、その中でも“死・戦争...
科学

最も軽い金属元素~リチウム~

初期宇宙において、水素、ヘリウムに次いで誕生した元素です。    水の密度が997kg/m3、対してリチウムの密度は534kg/m3ほどしかなく、金属にも関わらず水にも浮かびます。      リチウムの用途 ・電池として 身近なリチウムとい...
科学

パーティグッズでも大活躍~ヘリウム~

ヘリウムは無色無臭の気体であり、宇宙において水素の次に軽い元素です。    あまりに軽いため、うっかり宇宙空間に飛び去ってしまった過去があります。    希ガスの一種で原子配列が安定していることもあり、化合物をつくることはありません。(非常...
哲学

【記事まとめ】ソシュールとウィトゲンシュタインの言語哲学

今回は、言語哲学と言えばこの人!と言わんばかりの知名度を誇る、ソシュールとウィトゲンシュタインについての記事をまとめました。    言葉によって世界が作られると考えた二人の思想がそれぞれ記事に散りばめられています。    以下に簡単な記事紹...
哲学

言語ゲーム~ウィトゲンシュタインの言語哲学(後編)~

の続き…。    前回のまとめ ・言葉(言語)は世界を写し取る写真である ・言葉が無ければ世界を認識することはできない ・言語には日常言語と科学的言語がある    前編ではウィトゲンシュタインが考える言語について書きました。    彼は、客...
哲学

語りえぬものについて、ひとは沈黙しなければならない~ウィトゲンシュタインの言語哲学(前編)~

ソシュールに続き、言語学や哲学において多大な影響を与えたウィトゲンシュタイン。    彼もまた哲学に魅了され、取り憑かれた人物の一人です。    現代哲学への扉を開いたとも言われる探求者の頭の中を覗いてみましょう。    ルートヴィヒ・ウィ...
哲学

言語は世界を区切り認識させる~ソシュールの言語哲学(後編)~

の続き…。 【前回のまとめ】 ・すべての言語は記号の体系である ・シニフィアンは文字や音声、シニフィエはイメージや概念と定義づける ・言語は世界に区切りをつけることができる    前編ではソシュールが考える言語について書きました。   後編...
哲学

言語は記号である~ソシュールの言語哲学(前編)~

“言語学の祖”と呼ばれたフェルディナン・ド・ソシュール。    ソシュール以前の言語学は“歴史言語学”と呼ばれ、言語の統計や言語が持つ特異性、どのように広がっていたのかを中心としていました。    そんな中ソシュールは、自身の言語研究を通し...
教育

人は自分を忘れているときにこそ、自分のために働いているのだ。~エミールより~

前回記事 この記事では、ジャン・ジャック・ルソーが著した“エミール”から、子育てや生活に役立つような言葉を抜粋して紹介していきます。      “子どもは子どもの教育が必要である”と考えたルソーの考えを、1記事に3つずつまとめていきます。 ...
芸術

ヒエロニムス・ボスが描く人間の堕落〜快楽の園〜

一言で言ったら“奇抜”。   そんな奇天烈な絵を描いていたヒエロニムス・ボス。   想像上の生き物を人間と交えて描いた彼の作品は、後のシュルレアリストたちに大きな影響を与えることになります。   今回はそんな奇才ボスの絵画について見ていこう...
経済

縛られた労働者~資本論⑭~

(前回記事↑)    前回の資本論では、資本の増大がもたらす影響についてまとめていきました。    競争に勝った資本家の力は大きくなり、小さな資本家を飲み込んでいく……。    労働者は自分達の労働によって剰余価値を増やすも、その剰余価値は...
芸術

北のモナ・リザ~真珠の耳飾りの少女~

"真珠の耳飾りの少女”は、ヤン・フェルメールが描いた数少ない上半身画のひとつです。   モデルが誰か明らかになっていないことから、フェルメールのトローニー(特定されない人物の胸から上を描いた作品)ではないかと言われています。      暗い...
科学

【記事まとめ】エドワード・ジェンナーとワクチン

今回の更新は天然痘ワクチンの開発者にして、人類初のワクチンを生み出した人物エドワード・ジェンナーについて記事です。    以前書き出したものをリライトしてまとめました。    ジェンナーについての前編、後編とワクチンについて少し触れた記事に...
雑学

皆が打つと弱者を守れる~ワクチンと集団免疫~

エドワード・ジェンナーの話に続き、ウィルスと免疫についての話になります。     彼が生み出したワクチンという概念が後世に与えた影響は、良い意味で計り知れません。    今回はそんな予防医学の中心で活躍する“ワクチン”の雑学について触れてい...
歴史

人類初のワクチン開発(後編)~エドワード・ジェンナー~

の続き…。 ~前回までのまとめ~ 幼少期に受けた人痘法による苦い経験から、外科医になるべく修行を始めるジェンナー。    ジョン・ハンターの元で研修をした際、とある牛飼いの娘が診察に訪れる。    診断の結果、天然痘の疑いありと告げるも娘は...
経済

資本に踊らされる資本家と労働者~資本論⑬~

(↑前回記事)   前回の資本論は、生産活動についての考え方をまとめていきました。    単純再生産は、1回目、2回目、3回目……、とずっと同じ額の資本で行う生産活動のことを言いました。   拡大再生産は、1回目に増えた剰余価値を2回目の生...
歴史

人類初のワクチン開発~エドワード・ジェンナー(前編)~

人類と感染症との長き闘いの中で、救世主とも呼べる功績を残した人物エドワード・ジェンナー。   今回は、近代免疫学の父でありワクチンによる病気の予防という概念を作り上げたジェンナーについてフォーカスを当てていこうと思います。      天然痘...
哲学

フランシス・ベーコンの~経験論~

15~16世紀に起こったルネサンスと宗教改革によって、神を絶対視する世界は崩れていきました。    人々は教会の教えを盲信せず、合理的に物事を考えるようになっていきます。    その一例が、ガリレオ・ガリレイやケプラーが唱えた"地動説”です...
経済

単純再生産と拡大再生産~資本論⑫~

(↑前回記事) 前回の資本論では、時間給や日給などの現在に通ずる賃金形態をもとに、搾取の構造を読み解いていきました。    中でも出来高払いは資本家にとって最も都合の良い賃金形態であり、労働者が労働者を搾取する構造さえ生み出すとマルクスは言...
哲学

絶対王政か抵抗する権利か~社会契約~

社会契約 社会契約の根底には、以下の考えがあります。 ・過去の人類には政府も法律もなかった    ・この最初の人々は、自分の身の安全を確保し経済的繁栄の条件を生み出すために、ある合意を結んだ    ・法による安定や安全と引き換えに、すべての...
哲学

この世に物質的なものは存在しない~ジョージ・バークリー~

ジョージ・バークリーは、アイルランドの哲学者です。    彼の哲学観念は、観念論と有神論に重きが置かれています。    バークリーの観念論は、この世に物質的なものは存在せず、霊や精神、魂などの概念や思想のみが存在するという考え方です。   ...
哲学

ホッブズが唱えた社会契約の形~リヴァイアサン~

17世紀、ベーコンやロックなど同世代の人物に、経験論や大陸論とは少し違った思想を持つ人物たちがいました。    トマス・ホッブズとジャン・ジャック・ルソーです。    絶対王政やフランス革命などに大きな影響を与えることになる"社会契約説”の...
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