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【韓非子⑦】組織のトップと雇われの身では利害が違う

【前回記事】 この記事では、中華戦国時代末期(紀元前403~紀元前222年頃)の法家である“韓非”の著書“韓非子”についてまとめていきます。     人も書も法家思想を大成させたとして評価され、現代においても上に立つ者の教訓として学ぶことが...(続きを読む)
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【韓非子⑥の2】君主との癒着した側近による社会

【前回記事】 この記事では、中華戦国時代末期(紀元前403~紀元前222年頃)の法家である“韓非”の著書“韓非子”についてまとめていきます。     人も書も法家思想を大成させたとして評価され、現代においても上に立つ者の教訓として学ぶことが...(続きを読む)
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【韓非子⑥の1】賢者や智者がいても、トップが無能だと国は亡ぶ

【前回記事】 この記事では、中華戦国時代末期(紀元前403~紀元前222年頃)の法家である“韓非”の著書“韓非子”についてまとめていきます。     人も書も法家思想を大成させたとして評価され、現代においても上に立つ者の教訓として学ぶことが...(続きを読む)
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【韓非子⑤】組織の為を思う言葉よりも、自分の意見を押し通した君主の末路

【前回記事】 この記事では、中華戦国時代末期(紀元前403~紀元前222年頃)の法家である“韓非”の著書“韓非子”についてまとめていきます。    人も書も法家思想を大成させたとして評価され、現代においても上に立つ者の教訓として学ぶことが多...(続きを読む)
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【韓非子④】好き嫌いを見せると、それに合わせるイエスマンが現れる

【前回記事】 この記事では、中華戦国時代末期(紀元前403~紀元前222年頃)の法家である“韓非”の著書“韓非子”についてまとめていきます。   人も書も法家思想を大成させたとして評価され、現代においても上に立つ者の教訓として学ぶことが多く...(続きを読む)
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【韓非子③】行き過ぎた権限を与えることは組織を不安定にする【逸話】

【前回記事】 この記事では、中華戦国時代末期(紀元前403~紀元前222年頃)の法家である“韓非”の著書“韓非子”についてまとめていきます。   人も書も法家思想を大成させたとして評価され、現代においても上に立つ者の教訓として学ぶことが多く...(続きを読む)
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【韓非子②】上に立つ者は物事を俯瞰して捉え、賞と罰をしっかり与える

【前回記事】この記事では、中華戦国時代末期(紀元前403~紀元前222年頃)の法家である“韓非”の著書“韓非子”についてまとめていきます。  人も書も法家思想を大成させたとして評価され、現代においても上に立つ者の教訓として学ぶことが多くあり...(続きを読む)
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【韓非子①】君主は己の野望をひけらかしてはいけない

以前の記事にて“韓非子”について紹介しました。 直近の人気記事の中でも割りかし好評なことが見えてきたので、今後も韓非子について書いていこうと思います。 韓非子は、君主論や帝王学のみならず、当時の社会矛盾なども含んだ逸話の宝庫です。 自分が読...(続きを読む)
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キングダムに登場した“韓非”について②〜韓非と韓非子〜

前回記事では、韓非を話す上で欠かせない孟子と荀子についてまとめていきました。 性善説と性悪説の棲み分けや考え方の違いについて把握している、と今回の記事が読みやすいと思います。 今回はいよいよ韓非についてのお話です。 彼の考え方や著作について...(続きを読む)
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キングダムに登場した“韓非”について①〜荀子と孟子〜

ヤングジャンプ 「キングダム」 758話より 久しぶりにキングダムを読んでみたら、韓非が出てきていて驚きました。 韓の国を訪れた主人公の信たちに「人とは何か」の問答をふっかけてきました。 韓非は、秦国の法家である李斯に並んで中国戦国時代末期...(続きを読む)
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【記事まとめ】幸福論 〜ただし、令和時代を生きる日本人専用〜

この記事は、これまでまとめてきた“幸福論 〜ただし、令和時代を生きる日本人専用〜”それぞれの記事をまとめたページです。 全4回に渡り、著書から学んだことや、読んで実践したことなどを綴っていきました。 以下に、それぞれの記事のまとめを記したの...(続きを読む)
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幸福論 〜ただし、令和時代を生きる日本人専用〜を読んで③

の続き……。  前回記事では、幸福論における大前提、「より幸せになること」についてまとめていきました。   日本が災害に多いという歴史に基づく価値観から、娯楽や嗜好品に重きを置いていない生活だったことが分かりました。   そして、そういった...(続きを読む)
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幸福論 〜ただし、令和時代を生きる日本人専用〜を読んで②

の続き……。 前回では幸福論における大前提、「不幸を回避すること」についてまとめていきました。  回避するべき不幸には、「ない(少なすぎる)不幸」と「ある(多すぎる)不幸」があり、情報を選択して活用する力によって解決できることが述べられてい...(続きを読む)
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幸福論 〜ただし、令和時代を生きる日本人専用〜を読んで①

幸福論~ただし、令和時代を生きる日本人専用~ Kindle版  今回紹介するのは、本木れいさんが著された“幸福論 〜ただし、令和時代を生きる日本人専用〜”です。  この本は、これから訪れる“情報を使う世界を幸福に生きる”ために、どのような考...(続きを読む)
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エミールから分かる社会契約論~エミールより~

前回記事 この記事では、ジャン・ジャック・ルソーが著した“エミール”から、子育てや生活に役立つような言葉を抜粋して紹介していきます。      “子どもは子どもの教育が必要である”と述べたルソーの考えを、1記事に3つずつまとめていきます。 ...(続きを読む)
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【記事まとめ】ニーチェの思想

今回は哲学者ニーチェについての記事をまとめた内容になっています。 末人思想、超人思想、ルサンチマン、永劫回帰など彼の考えを①〜⑤の記事に、自分の考えや考察を最後の⑥の記事にまとめています。 以下にそれぞれの記事の概要をまとめていきます。  ...(続きを読む)
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時代背景と考察~ニーチェ⑥~

の続き…。  「神は死んだ」と言い、それまで(当時)のキリスト教信仰を否定したニーチェ。  天動説からなる地球が中心の宗教観も、地動説という人間の発展させた科学によって崩壊しましたし、  神の意志とされていた天災や世の中の神秘的な現象も、人...(続きを読む)
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永劫回帰とルサンチマン~ニーチェ⑤~

の続き…。 前回の記事では末人とニヒリズムについてまとめていきました。 末人とは、何もかも受動的になり仕方なく現状をただ生きている状態。  ニヒリズムとは、どうせ何をやっても意味がないと世の中を諦める状態。  ニーチェはこの状態になってはい...(続きを読む)
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ツァラトゥストラはこう言った(末人思想)~ニーチェ④~

の続き…。前回まではニーチェの超人思想についてまとめていきました。 人間は超人になるべく、恐れに立ち向かっていくべきなのだと言っています。  それと同時に、“末人(終わりの人間)”という対極の存在もニーチェは示しています。末人は、“超人”と...(続きを読む)
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ツァラトゥストラはこう言った(超人思想)~ニーチェ③~

の続き…。    前回まではニーチェが半病人になりながらも、療養しながら執筆を始めたところまでまとめました。   その頃の彼の人生は、没落という言葉がぴったりの身体も心も擦り切れた状態です。  彼は一体何を考え、どのような哲学に至ったのか…...(続きを読む)
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苦悩に満ちる人生の後半~ニーチェ②~

の続き…。  詩や文学、音楽の才能に溢れた青年期を過ごしたニーチェ。 母や妹、従者達など女性に囲まれて育った彼は、流行の最先端を行くようなお洒落な服を着る一面もあったそうです。  そんな家庭で育った彼は恩師をはじめとする多くの出会いによって...(続きを読む)
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神を信じ、神を否定する人生~ニーチェ①~

今回から取り上げていくのは、超人、永劫回帰、ルサンチマンでお馴染みの哲学者ニーチェです。  神を否定し、自分は一体何者なのかという問いに一石を投じた彼の思想は、現在でも語り継がれるほどの影響力があります。 そんな彼がどのような影響を受けてニ...(続きを読む)
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妻が強制収容所に送られたら私も共に死のう~ヤスパース②~

前回記事ではヤスパースの生い立ちと教育と、彼がどのような思想のもとで育ってきたのかについて書いていきました。 今回はヤスパース自身のストーリーについて触れ、彼がどのように哲学の世界に入っていったのかをまとめていきます。  医学の道を目指すカ...(続きを読む)
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子どもの模範となり、押し付けはしない~ヤスパース①~

キルケゴールの実存主義に大きな影響を受けた人物がいます。 ドイツの哲学者カール・ヤスパースです。 政治評論家としての一面も持ち合わせた彼は、第二次世界大戦時のユダヤ人迫害など社会的な情勢も踏まえた上で実存主義を確固たるものにしていきます。 ...(続きを読む)
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本来の個性を取り戻す三段階~キルケゴール③~

前回の記事では、人間が機械の部品のように過ごし個性が失われた状態で生きることを“絶望”と言いました。 ではどうすれば個性に溢れ、他の誰でもない自分を取り戻すことができるのか…。 それは実存の三段階をもって克服できるとキルケゴールは考えました...(続きを読む)
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人間は本来、他の誰とも違う個性を持っている~キルケゴール②~

の続き…。 前回の記事ではキルケゴールの思想に入る前に、彼の生い立ちから見ていきました。 厳しい教育を受けて育つ中、あるとき父が犯した罪の告白で荒み、再び自分を取り戻すも最後は孤独に生きた人生を歩んだキルケゴール。 今回からはそんな彼の哲学...(続きを読む)
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