哲学史

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凄惨な最後を遂げた天才女性哲学者~ヒュパティア~

紀元前400年頃、エジプトの大都市アレクサンドリアで新プラトン主義の哲学を学ぶ学園(プラトニスト学校)がありました。   新プラトン主義とは、プラトンが掲げるイデア(完全なるもの)を“一なるもの”と位置付け、万物はそこから流出したという考え...
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それはまるで犬のような生き方~ディオゲネス~

古代ギリシャの哲学一派にキュニコス派が存在しました。    キュニコス派が考える幸福とは徳を積むことであり、欲求を捨て去り徳に繋がる生き方を理念としていました。   キュニコス派のひとりにディオゲネスという人物がいました。    ディオゲネ...
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教祖になった数学者~ピタゴラス~

a^2+b^2=c^2という、直角三角形の辺の長さを求めるために覚えた三平方の定理。   別名ピタゴラスの定理とも呼ばれるこの公式ですが、これを発見する原因となったピタゴラスという人物もまた面白い人生をたどっています。   今回はそんな彼の...
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万物は数字である~ピタゴラス教団~

ピタゴラス教団は“万物は数字である”という教義のもと、世の中のすべてのことを数字によって証明しようとした集団です。    ピタゴラスがイタリアのクロトンにて立ち上げ、集団として多くの発見をしていきます。    ピタゴラスが発見した定理や思想...
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万学の祖~アリストテレス~

アリストテレス アリストテレス(紀元前384~紀元前322年) マケドニア出身のアリストテレスは、バルカン半島東南、スタゲイロスという小さな都市に生まれました。    医者の親を持ち、プラトンという哲学界のスターを師にしていた過去があります...