哲学

死の直前まで哲学の議論をしていた男~ソクラテス~

ソクラテス(紀元前470~前399) ソクラテスは、西洋哲学の創始者だと考えられていますが、実は本人は書物などを書き残したりすることはありませんでした。   ソクラテスについては、他人が見聞きしたことから間接的にしか知ることができません。 ...
芸術

美しい者が来た~ネフェルティティの胸像~

エジプト美術の中でも最も有名な作品のひとつであるネフェルティティの胸像。   1912年、エジプトのアマルナ近郊にて、考古学者のルートヴィヒ・ボルハルトによって発見されました。   古代の彫刻師トトメスの工房跡で見つかったもので、ボルハルト...
宗教

ユダヤ教613の規律の根拠~トーラー~

トーラーとは、ヘブライ語の聖書冒頭にある五つの書のことです。 このトーラーはモーセ五書と呼ばれ、ユダヤ教信仰を定める613の法律の根拠となっています。   五書の概要は以下の通りです。   ・創世記 天地創造の物語と、イスラエルの人々、アブ...
哲学

目にしている物事と実在しているものの根本は…?~現象と実在~

現象と実在 哲学の歴史を通して常に大きなテーマとなっているのが、この現象と実在です。   ソクラテス以前(紀元前470年より前)の哲学者たちは、いつも自分たちが目にしている物事と、実在しているものの根本は大きく違っていると思っていました。 ...
歴史

闇に葬られた科学者~ロバート・フック~後編

の続き…。   世界の科学の中心 1662年になるとフックは王立協会の実験監督に任命されます。   世界中から集まる実験結果を監査したり、実験自体を取り仕切る立場になった彼は、最先端科学の中心に位置するようになりました。    これによって...
歴史

闇に葬られた科学者~ロバート・フック~前編

ロバート・フックは哲学、生物学、自然学、博物学など多彩に活躍した17世紀の学者です。   “バネの伸びは引く力に比例する”というフックの法則を発見したり、顕微鏡で細胞を観察し“生物の最小単位を細胞(Cell)と決定付けた”人物でもあります。...
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