ロマンの塊である宇宙。
皆さんは地球以外に生命体がいると思いますか?
もし地球外惑星に液体の水があったなら、生命のが生まれるための大きな条件を満たしていることになります。
今回はそんな惑星(衛星)と水についての調査スピーチの紹介です。
スピーチまとめ
NASAの惑星科学部門のディレクターであるジェームズ・グリーン氏によると。
宇宙に生命がいるとしたら、3つの要素が必要となる。
・液体の水
・エネルギー
・有機物
これらの要素が長い期間惑星に存在する必要がある。
と主張しています。
太陽系でいえば、金星では暑すぎて水が蒸発してしまう。
火星を越えると、寒すぎて太陽系に存在する水が全て凍りついてしまう。
かつては生命が存在できるほどの水はない
とされてきました。
しかし、調査によってそれが違っていることが判明したのです。
その代表例が火星です。
火星は当初、月のように
乾燥したクレーターだらけの星と思われてきました。
しかし、探査機キュリオシティから送られてくる最新の高解像度の画像を分析すると、かつて大量の水によって形作られたであろう、三角州や谷が存在していることが分かりました。
おそらく短い期間ではなく、何億年もの間です。
それでは有機物はどうでしょう?
キュリオシティはさらにドリルを使って表面の岩など調査していきました。
すると驚くことに、炭素や酸素、リンに硫黄など多くの有機物があることが判明しました。
これらの事実は、火星には何億年もの間大量の水が存在し、生命がいた可能性があるのです。
では、今は火星に生命はいるのでしょうか?
それは分かっていません。
しかし、2016年以降の調査によって多くのクレーターを調査しました。
その調査でも驚くべきことが判明します。
夏季になると、クレーターのあらゆる場所で黒い線を見ることができます。
他のクレーターでも同じ現象が見られます。
この線は一体何なのでしょうか?
何と火星に存在する水であることが分かりました。
夏の間、大量の水がクレーターの凹みに向かって流れているのです。
これによって、生命が存在できる3つの要素が揃いました。
水、有機物、エネルギー(スピーチでは言及されていませんでしたが、恐らく太陽光と地熱)
今後は生命を探すミッションを開始する予定です。
~スピーチ要約ここまで~
マーズエクスプレスが小さい湖を発見したりと、火星に液体の水が存在する可能性は高いようですね。
それに関する記事もWeb上に散見するので、一つ参考になるものもシェアしておきます。
↓
もし地球外の生命体がいたら、どんな形をしているのか気になりますねぇ…。
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