日本の約1%がキリスト教(日本宣教リサーチより)と言われていますが、ほとんど日本人がイエスキリストの誕生を祝うクリスマスを楽しみにしています。
そんな日本人のクリスマス習慣を記事にした内容↓が、ひとつ勉強になったのでまとめていきます。
クリスマスの中で食べられる代表の一つにケンタッキー・フライド・チキンがあります。
これは、他のクリスマスを祝う国では見ない光景だと言います。
この日ばかりは予約注文をしなければ、子供が待つ聖夜の食卓に間に合わせることは難しいですね。
国によってはファストフードであるケンタッキー・フライド・チキンを、祝いの席に用意することは失礼に値する場合があります。
そんな宗教的マナーから外れる可能性のあるこの習慣は、一体どうやってできたのか?
それは、日本という国外文化に寛容な国がもたらした奇妙な事象なのかもしれません。
「クリスマスにはケンタッキー」
1974年、このフレーズを掲げたKFC社は当時のCEO「大河原 毅」氏を筆頭に、日本へのマーケティングに乗り出しました。
ある日、彼の店でクリスマスに七面鳥を買い忘れたカップルの話を聞いたことから、クリスマスにチキンを欲する人がいるかもしれないと考え、当時日本に無かった、クリスマスにケンタッキーを食べる文化を広げようとしたのです。
CMも大々的に打ち出し、このプロジェクトは成功。
見事日本人の習慣として根ずくことになったのです。
まとめ
特に文化があるわけでもなかったのに、それを習慣としてそれも他の宗教の祝い事を定着させたプロモーション力はすごいですね。
自分が「良いな」と思えるものを他人に共感させる力は、遊びでも食事でもデートでもそれこそビジネスでも共通な力だと感じます。
相手が何を欲しているのかを考えながら、欲しいものを提供する。
良いものは伝え方で爆発するという、良い参考になりました。
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