絵画

宗教

ダビデ王を狂わせた魅惑の水浴び~バト・シェバ~

英雄が犯した罪バト・シェバとダビデは、ゴリアテを倒した英雄ダビデがイスラエルの王になったあとの物語です。 ある日ダビデが自宅の周りを散歩しているとき、身体を洗っているひとりの女性を見つけます。  ダビデはこの女性に一目惚れをし、配下の者に彼...(続きを読む)
宗教

巨人を倒した選ばれし少年~ダビデとゴリアテ~

サウル王とダビデいわゆる旧約聖書の話、イスラエルを率いた王にサウルという人物がいました。  神に選ばれたサウル王は、民を率いて幾多の戦いに勝利してきました。    しかし、一度だけ「アマレク人とそれに属する者たちを滅ぼせ」という神の言葉に従...(続きを読む)
宗教

イスラエルの怪力男の悲劇~サムソンとデリラ~

サムソンとデリライスラエルにサムソンという怪力の男がいました。  素手で獅子を倒すほどの力の持ち主で、イスラエルと敵対するペリシテ人を大勢殺してきました。   ある日サムソンはペリシテ人のデリラという女性に恋をします。  デリラは、多くのペ...(続きを読む)
宗教

せっかく石版貰ってきたのに……~モーセの十戒~

エジプト王ラムセス2世の統治下、ヘブライ人両親(父アムラム、母ヨケベド)の間に生まれた子がモーセです。  当時のエジプトではヘブライ人が奴隷として扱われていました。  奴隷の子は殺される運命にありましたが、モーセは籠に入れられナイル川に流さ...(続きを読む)
宗教

神の怒りによって滅びた町~ソドムとゴモラ~

ベンジャミン・ウェスト作「ソドムから逃げるロト」ソドムとゴモラは旧約聖書の物語に出てくる町の名前です。  町には悪が蔓延っていたため、神はふたつの町を滅ぼしてしまおうと考えます。  それを知ったアブラハムは、悪い者と一緒に良い者も滅ぼしてし...(続きを読む)
宗教

人類初の殺人~カインとアベル~

カインとアベルアダムとイヴが楽園を追放された後、二人の間に生まれた子どもがカインとアベルです。 兄のカインは農耕で生活し、弟のアベルは羊飼いでした。 ある日、神はカインとアベルにそれぞれ捧げ物をするように言いました。 アベルは、神はどんな捧...(続きを読む)
芸術

禁断の果実と失楽園~アダムとイヴ~

失楽園 人類の祖先であるアダムとイヴを創った神は、エデンの園に彼らを住まわせます。 エデンは悪という概念のない楽園の地です。 楽園で生きるため条件は、知性を得ることができる禁断の果実に触れないこと。 しかしあるとき蛇に誘惑された二人が、禁断...(続きを読む)
哲学

時空を超えた英知の終結~アテネの学堂~

以前の記事にて、美術史における巨匠のひとり“ラファエロ”を紹介しました。  彼が描いたフレスコ画の中に“アテネの学堂”と呼ばれる作品があります。アテネの学堂ユリウス2世の命により、"人類の知と徳の全て”を表した絵がラファエロ・サンティによっ...(続きを読む)
芸術

“横たわる裸婦”の始まり〜眠れるヴィーナス〜

ジョルジョーネジョルジョーネ 本名:ジョルジョ・バルバレッリ・ダ・カステルフランコ(1477年頃〜1510年)今回は、前回紹介したティツィアーノに続き、ベネツィア派の代表的な人物であるジョルジョーネと彼の代表的な作品を紹介します。  ジョル...(続きを読む)
芸術

絵画は色や形の詩~ホイッスラーの母~

ホイッスラージェームズ・アボット・マクニール・ホイッスラー(1834~1903年)  ホイッスラーはアメリカマサチューセッツ州のローウェルに生まれた画家です。  幼い頃は外国暮らしが多く、ロシア、イギリスを9年ほど転々とした後、故郷であるア...(続きを読む)
芸術

どこか悲しさを感じるキリストの母〜小椅子の聖母〜

ラファエロ・サンティ 37歳という短い生涯において、非常に多くの作品を残したラファエロ・サンティ。 聖母をモチーフとした絵画だけでも50点以上描いたことが確認され、“聖母の画家”とも呼ばれました。 今回はそんな彼が描いた聖母画のひとつ、“小...(続きを読む)
芸術

イタリアルネサンス三大芸術家のひとり~ラファエロ~

ラファエロ・サンティ(1483~1520年)はレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロと並び、ルネサンス期を代表する芸術家の一人です。  今回はそんなルネサンス期の巨匠と、彼が作った名画の一部を紹介しようと思います。 ラファエロ・サンティ(...(続きを読む)
芸術

ヒエロニムス・ボスが描く人間の堕落〜快楽の園〜

一言で言ったら“奇抜”。 そんな奇天烈な絵を描いていたヒエロニムス・ボス。 想像上の生き物を人間と交えて描いた彼の作品は、後のシュルレアリストたちに大きな影響を与えることになります。 今回はそんな奇才ボスの絵画について見ていこうと思います。...(続きを読む)
芸術

北のモナ・リザ~真珠の耳飾りの少女~

"真珠の耳飾りの少女”は、ヤン・フェルメールが描いた数少ない上半身画のひとつです。 モデルが誰か明らかになっていないことから、フェルメールのトローニー(特定されない人物の胸から上を描いた作品)ではないかと言われています。   暗い背景の前で...(続きを読む)
神話

ルーベンスも描いた神々の揉め事〜パリスの審判 後編〜

ルーベンスも描いた神々の揉め事〜パリスの審判/(前回記事) パリスの審判前編では、大まかなストーリーを紹介していきました。後編では絵の中身に一歩踏み込み、何が描かれているのかを紹介していきたいと思います。    パリスの審判ルーベンス作「パ...(続きを読む)
神話

ルーベンスも描いた神々の揉め事〜パリスの審判 前篇〜

パリスの審判とトロイア戦争ルーベンス作「パリスの審判」1632〜1635年頃  前回紹介した十字架昇架&十字架降下に続き、ルーベンスの“パリスの審判”の紹介です。  絵画におけるパリスの審判は、ギリシャ神話のひとつであるトロイア戦争の冒頭部...(続きを読む)
宗教

意外と知っているかもしれないルーベンスの絵~十字架昇架&十字架降下~

ルーベンスピーテル・パウル・ルーベンス(1577~1640年)  ルーベンスは宗教的な迫害から逃れてきた父の滞在先である、現ドイツのジーゲンという町に生まれました。  10歳で父親をなくしたルーベンスは、13歳で貴族へ奉公に出はじめます。 ...(続きを読む)
芸術

見る人によって解釈が変わる絵~パラスとケンタウロス~

パラスとケンタウロスこの絵からどんな印象を受けますか?サンドロ・ボッティチェリ作「パラスとケンタウロス」これは、サンドロ・ボッティチェリが書いた「パラスとケンタウロス」です。 ルネサンス時代を大きく発展させてきた一族メディチ家が、ボッティチ...(続きを読む)
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