カント

哲学

人間は本来、他の誰とも違う個性を持っている~キルケゴール②~

の続き…。 前回の記事ではキルケゴールの思想に入る前に、彼の生い立ちから見ていきました。 厳しい教育を受けて育つ中、あるとき父が犯した罪の告白で荒み、再び自分を取り戻すも最後は孤独に生きた人生を歩んだキルケゴール。 今回からはそんな彼の哲学...(続きを読む)
哲学

私が消えたら世界も消える~ショーペンハウアー②~

の続き…。 前回記事ではショーペンハウアーとヘーゲルの関係について触れていきました。 ヘーゲルが言う「正反合に従って進歩する」という歴史観に対し、 ショーペンハウアーは「単に生への意志によって争った結果である」と独自の思想をぶつけました。 ...(続きを読む)
哲学

全てのものには矛盾がある~ヘーゲルの弁証法~

紀元前5世紀頃、西洋哲学の祖であるソクラテスは、質問を投げかけ続けることによって論題に内在する誤りに気づかせる"弁証法(問答法)”を好んで用いたとされています。  古代から使われている真理追求の方法のひとつですが、その時代からおよそ1600...(続きを読む)
哲学

【記事まとめ】イマヌエル・カントと哲学

この記事は、ドイツ(プロイセン)の哲学者イマヌエル・カントについての記事をまとめた内容になっています。  それまでの哲学思想を大きく変え、哲学にコペルニクス的転回(思想の大きな転換)を与えたとして名を残す偉人です。  彼の哲学的な考え方や難...(続きを読む)
哲学

カントが考える善の実践~定言命法と仮言命法~

実践理性批判前回記事(純粋理性批判)にて、人は"感性で物や事象を捉え、悟性(理解力)で理解する”というというカントの考えを紹介しました。 認識の枠によって物事を認識するのは頭脳の役割となります。 では、"人の行動や行為”についてはどのような...(続きを読む)
哲学

認識が対象に従うのではなく、対象が認識に従う~純粋理性批判~

純粋な理性とは何か…?  これをカントは"認識する能力”であると言いました。 今回はそんな認識能力や理性に関する考え方を、純粋理性批判の一部を使って触れていきます。 イマヌエル・カント著 純粋理性批判 1781年  純粋理性批判端的に言うと...(続きを読む)
哲学

哲学の考え方を変えたカントの認識論~コペルニクス的転回~

前回カントは人間は感性と悟性によって世界を認識していると考えていることを書きました。    今回はこの話を前提にカントの考えを深掘っていきます。    ア・プリオリとア・ポステリオリカントはまず、人間は"ア・プリオリな理解”を持っていると言...(続きを読む)
哲学

経験を説明する場合のみ、科学的になる~イマヌエル・カント~

今回の哲人は哲学界に大きな影響を与えたとされる、イマヌエル・カントです。  この記事では彼についての大まかな概要をまとめていきます。    イマヌエル・カントイマヌエル・カントは当時プロイセン領だったケーニッヒスベルクに生まれた哲学者です。...(続きを読む)
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