歴史 エジソンに挑んだ男~ニコラ・テスラ③~ ~前回までのあらすじ~ “電話が来る”という情報はテスラの勘違いだった。 実際に電話と対面できるのは5年以上も先になることが判明し、仕方なくその地の電信局で働く。 ある時エジソンの会社に入るチャンスが巡り、見事入社に成功。 ... 2022.01.12 歴史科学
歴史 エジソンに挑んだ男~ニコラ・テスラ②~ の続き…。 ~前回までのあらすじ~ 幻覚に悩まされていた幼きニコラ・テスラは、何とか頑張って大学に入るも奨学金が打ち切られ中退。 働き口を探していた彼はある時、最新技術の結晶である電話が隣国ハンガリーにくるとの情報を手に入れる。 ... 2022.01.12 歴史科学
歴史 エジソンに挑んだ男~ニコラ・テスラ①~ ニコラ・テスラ (1856~1943年) は、現在使われている"交流電気方式”を一般化させた天才科学者です。 人工地震や世界システムの研究開発など、マッドサイエンティストとして語られることも多くあります。 今回から数回に渡って... 2022.01.12 歴史科学
科学 宇宙誕生後にできた最初の元素~水素~ 水素は宇宙の全質量の役75%を占める最も基本的な元素です。 宇宙誕生を説明するビッグバン説に基づくと、この大爆発によって誕生した後、最初につくられたのが水素原子とされています。 水素をヘリウムに変える核融合反応は、恒星が生み... 2022.01.12 科学
芸術 天地創造からノアの箱舟までの天井画~システィナ礼拝堂~ バチカン宮殿にあるシスティナ礼拝堂は、ミケランジェロが手掛けた天井画が礼拝堂が有名です。 システィナ礼拝堂 Wikipediaより 室内の壁には、サンドロ・ボッティチェリやピエトロ・ペルジーノ、ルカ・シニョレッリなど巨匠たちのフレス... 2022.01.11 芸術
経済 どれだけ工業が発展しようと、食料が無くなれば死ぬしかない~マルサスの罠~ マルサス 今回紹介するのは古典派経済学者の一人、トマス・ロバート・マルサスです。 現代にも語られる“人口論”を発表した人物です。 産業革命期、非難を浴びながらも国の無秩序な繁栄に異を唱えた一人の男をフォーカスしていきます。 ト... 2022.01.10 経済
宗教 意外と知っているかもしれないルーベンスの絵~十字架昇架&十字架降下~ ルーベンス ピーテル・パウル・ルーベンス(1577~1640年) ルーベンスは宗教的な迫害から逃れてきた父の滞在先である、現ドイツのジーゲンという町に生まれました。 10歳で父親をなくしたルーベンスは、13歳で貴族へ奉公に出はじ... 2022.01.09 宗教芸術
科学 物質の大もとになっている要素~元素とニホニウム~ 元素 元素と言えば、 “宇宙に存在するあらゆる物質の大元になっている要素” ですね。 古代や中世においては、万物は土・空気・火・水の4大元素からできていると信じられていました。 時が経ち、実験や観測を重視する近代科学が発達... 2022.01.08 科学
歴史 ニュートン&関連する人物まとめ この記事はニュートンがプリンシピアを完成させるまでの人生と、彼に関係のある人物の記事についてまとめています。 良い出会いも悪い出会いもありますが、特にロバート・フックとの因縁は深かったようです。(詳しくはロバート・フックの記事最後らへん... 2022.01.07 歴史科学
歴史 データを使ったビジネスモデルの走り~ハレーの生命表~ ギルドと生命保険 生命保険は、古代ローマの相互扶助組織や中世ヨーロッパの職人組合“ギルド”をルーツとしています。 17世紀イギリスでは、仲間内で掛け金を積み立て、誰かが亡くなると遺族に香典を送り合うというシステムが成立していました。 ... 2022.01.06 歴史
文学 あれほど言っておいたのに。~エミールより~ 前回記事 この記事では、ジャン・ジャック・ルソーが著した“エミール”から、子育てや生活に役立つような言葉を抜粋して紹介していきます。 “子どもは子どもの教育が必要である”と考えたルソーの考えを、1記事に3つずつまとめていきます。 ... 2022.01.06 文学
哲学 制度とは無関係に自由である~自由主義~ 自由主義と政治制度 政治哲学において個人主義や平等、自由を重んじる立場を“自由主義”と言われます。 自由主義と政治制度は密接に関係していて、個人には利益たる願望や欲求があり、政治制度はこの個人の利益を保証する場合のみ正当とされていると... 2022.01.05 哲学
歴史 世界の取り扱い説明書 プリンシピア~アイザック・ニュートン③~ の続き…。 ルーカス教授職に就いたニュートン。 世紀の発見に繋がる研究成果の執筆をはじめた彼ですが、ある時からぱったりと研究を止め、神学や錬金術の研究に没頭します。 そんな自然科学の世界から身を引いたかに思えた彼の前にある... 2022.01.04 歴史科学
歴史 預言者でもあり錬金術師~アイザック・ニュートン②~ の続き…。 前回まではアイザック・ニュートンの幼少期から大学時代までをまとめていきました。 今回も引き続き、彼の人生や功績についてまとめていきます。 なお、前回までは混乱を避けるために、彼をアイザックと区別して呼んでいまし... 2022.01.04 歴史科学
歴史 波乱の幼少期を送った天才~アイザック・ニュートン①~ 今回からまとめていくのは、万有引力の発見や完成の法則、作用反作用の法則を導き出した天才アイザック・ニュートンです。 彼の生まれから歴史的な発見までをなぞりながら、人柄や功績について書いていきます。 アイザック・ニュートン(164... 2022.01.04 歴史科学
哲学 王であっても権利の侵害は許さない~ジョン・ロック~ ジョン・ロック(哲学) ジョン・ロック タブラ・ラサ…! イギリスの経験論者であり、現代に影響を与えた政治哲学者のジョン・ロックは、自身の著書"人間知性論”において、こう主張しました。 「人間が生まれたとき、心はタブラ・ラサ(白紙)で... 2022.01.04 哲学
哲学 知識とは信念である~認識論~ 知識とは 知識とはなにか…? 知識を扱う認識論では、知識の定義をひとつの目的にしています。 プラトンの時代まで遡ることができる認識論ですが、伝統的な哲学者の定義は以下のようなものがあります。 “知識とは正当化された真な... 2022.01.03 哲学
歴史 微生物はどこからやってくる?~自然発生説の否定~ フランスの細菌学者パスツールは、ワインに含まれる酒石酸と科学的に作られる酒石酸が光化学異性体であることを発見しました。 さらに発酵と腐敗が微生物によるものであることを明らかにした人物でもあります。 今回はそんなパスツールが与えた... 2022.01.02 歴史科学
哲学 労働のピンハネ率の計算~資本論⑨~ (↑前回記事) 前回の記事では機械と労働者の関係についてまとめていきました。 機械は労働者の苦労を減らすのではなく、労働の内容を奪っている…。 しかし悪いの機械ではなく、労働者が搾取される社会構造であるとマルクスは言っています。... 2022.01.01 哲学経済
歴史 情報に革命をもたらした技術~活版印刷~ 14世紀頃までのヨーロッパでは、動物の皮などを加工した“羊皮紙”に文字を書いて知識を残す手法が主流でした。 12世紀から既に大学教育が始まっていたことで知的関心に興味を持つ人々が増えていたこともあり、書物への需要は高まっていました... 2021.12.31 歴史科学
生物 山火事を味方につけた大樹〜セコイア デンドロン〜 今回紹介するのは地球上で最大の巨木である“ジャイアントセコイア(セコイアデンドロン)”です。 きこりん世界の森より まるでジュラ紀にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えるほどの超巨木。 そんな巨木の興味深い特徴を紹介していきま... 2021.12.30 生物
哲学 【読書感想文】幸福論 「しくじり」の哲学を読んで とある本を小学生が貸してくれました。 YouTubeで活躍中の中田敦彦さんの本です。(中田敦彦さんの本は初めて読みます。) 貸してくれた本人は読んでないらしく、家にあったものを勝手に持ってきたそうです。 なので、バレる前に返... 2021.12.29 哲学文学
科学 鮮やかに発色する金属元素~ストロンチウム~ ストロンチウム ストロンチウムは銀白色の柔らかい金属です。 地殻には約0.037%存在します。 スコットランド南部の町ストロンチアンで産出される石から発見されました。 ロンドンで活動をしていた医師アデア・クロフォードが石の中に... 2021.12.28 科学
科学 濃いところを薄めよう~浸透圧~ 浸透圧 浸透圧とは、溶液の濃度を薄めようとする力です。 半透膜で仕切ったU字管に片方は食塩水(濃度が高い)を、もう片方は濃度の低い純粋な水(濃度が低い)を水位を同じくして入れておきます。 放置すると食塩水側の水位が上がり、純粋な... 2021.12.27 科学
哲学 機械は労働者を救うか~資本論⑧~ (↑前回記事) 前回の記事では資本家による搾取について具体的にまとめていきました。 資本家が求めるのは剰余価値を生み出す剰余労働時間であり、その時間を増やすためには労働者を徹底的に働かせる……。 労働者もこれに反発し、長い闘争... 2021.12.26 哲学経済