科学

腸内細菌を調べることで、自閉症やADHDを従来より10年以上早く予測可能に

科学の発展によって健康に対する見知が広がってきた現代。   近年、特に注目されている健康科学の一つに、“腸脳相関”が挙げられます。     これは、神経伝達物質やビタミンなど、腸内細菌によって作られる様々な物質が身体だけでなく脳に影響を与え...
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【記事まとめ】ウェッジウッド創成の歴史(全5回+番外)

この記事は、イギリスを代表する陶磁器ブランド「WEDGEWOOD(ウェッジウッド)」創成の歴史についての記事をまとめています。   創設者のジョサイア・ウェッジウッドに焦点を当て、ブランドが有名になるまでについて紹介しています。   ウェッ...
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【ウェッジウッドの歴史(番外編)】フランツ侯爵の城と消えたウェッジウッド

フランツ侯爵と英国 世界遺産:ヴェルリッツの庭園王国(出典Nikater氏による投稿)    かつて旧東ドイツだった場所にヴェルリッツという町があります。   ここにはヴェルリッツ城が建てられており、イギリスから遠く離れているにもかかわらず...
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【ウェッジウッドの歴史④】ポートランドの壺

【前回記事】     ポートランドの壺 フロッグサービスにジャスパーウェアと次々と傑作を生み出していったウェッジウッド。   これに加え、ウェッジウッドの創成について語る上では欠かせない出来事があります。   それはジャスパーウェアによるア...
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【ウェッジウッドの歴史③】ジャスパーウェアとフロッグサービス

【前回記事】   ジャスパーの誕生 ブラックバサルト   エトルリア工場で完成したブラックバサルト。   ジョサイアはこの黒い焼き物をさらに改良し、新しい素地の開発を行いました。   素地の配合と温度の綿密な記録をとり続けること4年。   ...
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【ウェッジウッドの歴史②】クイーンズウェアの誕生

【前回記事】     シャーロット王妃とクイーンズウェア ブリック・ハウスに工場を移転したジョサイアは、アスパラガスや卵ゆで籠など様々な商品をカタログに登録し、一般家庭に向けても安価で丈夫な製品を提供していました。    また彼は、商品を広...
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【ウェッジウッドの歴史①】WEDGEWOODの創始者ジョサイア

【前回記事】       ジョサイア・ウェッジウッドの生い立ち ジョサイア・ウェッジウッド(1730~1795年)    ジョサイア・ウェッジウッドはイギリスの歴史的な陶芸家・事業家で、その名の通り『WEDGEWOOD』を創設した人物です。...
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【ウェッジウッドの歴史⓪】英国を代表する老舗陶磁器ブランド

ダーウィンとウェッジウッド チャールズ・ダーウィン(1809~1882年)   前回のテーマだった“チャールズ・ダーウィンの歴史”。 ↓   『種の起原』や『人間の由来』など後世に残る名著を記し、生物学や心理学に大きな影響を与えた人物の生き...
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【記事まとめ】チャールズ・ダーウィンの歴史(全28回)

この記事では、進化論で有名な博学者チャールズ・ダーウィンの歴史や功績についてまとめています。   全26回にてまとめてきたダーウィンについて、それぞれの記事の要約とともに紹介しています。   彼の生い立ちからビーグル号で旅に出る経緯、それ以...
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【チャールズ・ダーウィンの歴史㉗(終)】晩年のダーウィンとウェッジウッドの『ダーウィンリリー』

【前回記事】     ダーウィンの晩年    『ミミズと土』の執筆を最後に、ダーウィンの体力は限界に達していました。   趣味だった詩や音楽からも離れてしまい、散歩するにも杖を使って歩くので精一杯な状況でした。   しかし、研究への熱は冷め...
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【チャールズ・ダーウィンの歴史㉖】ジョサイア・ウェッジウッド2世によるミミズ

【前回記事】     『ミミズと土』 ダーウィンが『人間の由来と性に関する淘汰(The descent of man and selection in relation to sex)』を出版してからも、休むことなく生物に関係する研究を続け...
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【チャールズ・ダーウィンの歴史㉕】擬態するチョウと淘汰の謎

チョウの模様の謎に迫る 鳥類の性淘汰に関して議論を白熱させたダーウィンとウォレス。   派手な模様がある生物は、クジャクやセイランなど一部の鳥類に限りません。    昆虫では、チョウにもオスかメスのどちらか一方が派手な種類が多く存在します。...
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【チャールズ・ダーウィンの歴史㉔】どうして派手な模様の鳥がいるのか

【前回記事】     セイランと性淘汰 メスがオスを選択することによる性淘汰について主張したダーウィン。   特に鳥類においてその傾向が多くあることから、『人間の由来と性に関する淘汰(The descent of man and selec...
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【チャールズ・ダーウィンの歴史㉓】性に関する淘汰の謎

【前回記事】      オスの闘争とメスの選択 『人間の由来と性に関する淘汰(The descent of man and selection in relation to sex)』には、種の起源で触れられなかった話題の大きな謎がもう一つ...
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【チャールズ・ダーウィンの歴史㉒】ダーウィンと心理学の始まり

【前回記事】     感情の出方は人種を超えても同じか かつてオランダの動物園で接したオランウータンのジェニー。   この未知の類人猿が見せた“表情”は、ダーウィンが人間の心理とは何かの謎に迫るきっかけとなりました。   『人間の由来』を著...
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【チャールズ・ダーウィンの歴史㉑】種の起源では避けてきた人間の由来

【前回記事】     人間の由来 『種の起源』の中では、人間についての話題が避けられてきたことが見て取れます。   これは、ダーウィンがヒトがどのように誕生したのかを考慮しなかったからではなく、意図的に避けていたからだと考えられます。   ...
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【チャールズ・ダーウィンの歴史⑳】生物の分布と進化論のアップデート

【前回記事】    生物の分布の謎   生存競争の中で生物は遺伝と淘汰を繰り返し、環境に適した種が様々なタイプへと分岐していく。   ダーウィンの進化論を要約するとこのような内容になります。   太古の昔から現在に至るまでの生物の分岐は、彼...
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【チャールズ・ダーウィンの歴史⑲】アリはなぜアブラムシの甘蜜をもらうのか

【前回記事】     自説への反論 ダーウィンが“中間種の化石がない理由”についての反論が終わると、次から次へと自説への反論をしていきます。   今度、次に倒すべき己の理論は、「複雑な行動は自然淘汰の結果なのか」「生物はどのように移動して分...
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【チャールズ・ダーウィンの歴史⑱】自らの理論を批判するのは自分でありたい

【前回記事】       進化の系統樹 堅い実を食べるためにクチバシが太く硬くなったフィンチ、花の蜜を食べるために細長く変わっていったフィンチ……。     生存競争の中でライバルのいない環境や競争の激しくない場所(ニッチ)に適応していくと...
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【チャールズ・ダーウィンの歴史⑰】エコロジー(生態学)とエコノミー(経済学)

【前回記事】       生存競争 「自分を生き延びさせるために他を押し除けて競争に勝つ。」   ダーウィンも、“生まれた子の中から一部の個体しか生き残れない”というこの自然のシステムにとても興味を持ちました。   彼が生きたヴィクトリア朝...
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【チャールズ・ダーウィンの歴史⑯】自然条件下での変異

【前回記事】       無意識の選抜   前記事で取り上げた『飼育栽培下での変異』は、人が意図的に動植物を交配したことによる変化でしたが、本来彼が取り上げたかったものは“自然淘汰”による進化です。   自然淘汰を考える上で彼が重要視したの...
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【チャールズ・ダーウィンの歴史⑮】家畜や植物の品種改良から始まる『種の起源』

【前回記事】       種の起源 1859年の初版   ここからは、種の起源の中身についてダイジェスト形式でまとめていきます。   種の起源の第一章には“飼育栽培下での変異”というタイトルで始まります。   これは、人間の手で品種改良され...
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【チャールズ・ダーウィンの歴史⑭】先を越される進化論

【前回記事】        ウォレスからの手紙 フォークランドオオカミ、フィンチ、ガラパゴスゾウガメ、フィンチ、それに伴う地質学……。     これまで出会ってきた天然の研究材料と天才的な洞察力そして、信頼のおける研究者たちのアドバイスによ...
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【チャールズ・ダーウィンの歴史⑬】フジツボの没頭するダーウィン

【前回記事】       フジツボに没頭するダーウィン 進化論の構築に躍起になっているかたわら、ダーウィンはビーグル号の航海中にチリ沿岸で採集したある生物が気になって仕方がありませんでした。   この生物は、貝の殻に穴を開けて寄生しており、...
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【チャールズ・ダーウィンの歴史⑫】エマ・ウェッジウッド

【前回記事】       エマとの結婚 ダーウィンが秘密裏に進化論を整えていたころ、彼もついに結婚を考えるようになりました。   この時にははっきりと相手は決まっていませんでしたが、かねてから親交が深く、ビーグル号の乗船を後押ししてくれたジ...
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