韓国の皮膚科専門医であるイ・スンジュ医師が、自身の YouTube チャンネルで大胆な実験を行いました。
その内容は、普段患者に「避けるべき」と指導している 砂糖・脂質・精製炭水化物・加工食品を、あえて 1週間だけ徹底的に食べ続けるというものです。
目的はただ一つ──「食生活が肌に与える影響を、彼自身の身体で証明すること」でした。
この実験は公開直後から大きな反響を呼び、視聴者からは驚きと共感の声が寄せられています。
本記事では、動画の内容をもとに、実験の経過・肌の変化についてまとめます。
実験の背景──なぜ彼は“あえて”肌に悪い食生活を選んだのか
イ・スンジュ医師は、普段から患者に対し「肌荒れの原因はスキンケアだけでなく、食生活にもある」と繰り返し説明してきました。
しかし、患者の多くは「食べ物でそんなに変わるのか?」と半信半疑だといいます。
そこで彼は、「言葉で説明するより、自分の肌で証明したほうが早い」と決断したのです。
こうして、彼自身が“肌に悪いとされる食生活”を1週間続け、その変化を科学的に測定するという、前代未聞の実験が始まりました。
実験ルール──とにかく“肌に悪いものだけ”を食べる
彼は、食べて良いものとそうでない物に分け、その通りに生活を始めました。
【食べてよいもの】
• 砂糖を多く含む菓子類
• 甘い飲料、砂糖入りコーヒー
• ハンバーガー、ピザ、フライドポテト
• インスタント食品
• 夜食(ラーメン、スナック菓子など)
• 黒糖ラテ、甘いカフェドリンク
【食べてはいけないもの】
• 野菜
• 果物
• 発酵食品
• 高タンパク質の食事
• 水(最低限以外は甘い飲料に置き換え)
つまり、糖質・脂質・添加物のオンパレードです。
彼は「普段の自分なら絶対に選ばない食事」と語りながら、実験を開始しました。
1日目──むくみと倦怠感の兆候

初日から、彼は「顔がむくんでいる気がする」と語ります。
特に目の周りの腫れぼったさが目立ち、皮膚のキメが粗くなったように感じたそうです。
また、甘い飲料を多く摂取したことで、血糖値の乱高下による倦怠感が出始めました。
「まだ1日目なのに、体が重い。肌のツヤが落ちた気がする」
2~3日目──皮脂の増加とニキビの発生

3日目に入ると、変化はより明確になります。
額と鼻の皮脂が急増、小さな白ニキビが複数出現、頬の赤みが強くなるといった症状が表れます。
また、口周りに炎症性の吹き出物ができるなど、炎症のサインも出ていました。
彼は「皮脂腺が暴走している」と表現し、特に砂糖の摂取量が増えると皮脂分泌が活発になることを説明しました。
4~5日目──アトピー症状の悪化と睡眠の質の低下

彼は軽度のアトピー体質ですが、5日目にはその症状が顕著に悪化し、以下のような症状が出始めました。
• 首のかゆみ
• 肘の内側の乾燥
• 皮膚のバリア機能低下
さらに、夜食と甘い飲料の影響で睡眠の質が低下し、翌朝の肌のくすみが強くなったといいます。
6~8日目──肌年齢の測定結果に衝撃

実験前、彼の肌年齢は 31歳 と診断されていました。
そして7日間のジャンクフード生活を終え、再び肌診断機で測定した結果、 肌年齢は “36歳” に上昇。(+5歳老化)
わずか1週間で、肌年齢が5歳ほど老化したことが示されました。
診断機が示した変化は以下の通りです。
[項目] 実験前→実験後
[水分量] 良好→大幅に低下
[皮脂量] 適正→過剰
[毛穴] 目立たない→拡大
[色素沈着] 軽度→増加傾向
[肌の弾力] 良好→低下
彼自身も「ここまで変わるとは思わなかった」と漏らしています。
総括──“肌は食べたもので作られる”は本当だった

実験を終えたイ・スンジュ医師は、次のように結論づけています。
1. 砂糖は肌老化を加速させる
糖化反応(AGEs)が進み、コラーゲンの質が低下します。
2. 脂質と添加物は皮脂腺を刺激し、ニキビを悪化させる
特に揚げ物と乳製品の組み合わせは悪影響が大きいといいます。
3. 睡眠の質が落ちると、肌の回復力が激減する
夜食とカフェイン入り甘味飲料が睡眠を妨げます。
4. たった1週間でも肌は明確に老化する
肌年齢+5歳という結果は、視聴者に強烈なインパクトを与えました。
実験が示した“本当の怖さ”──肌だけでは終わらない
彼は最後に、肌の変化以上に重要な点として「体内の炎症」を挙げています。
• 血糖値の乱高下
• 腸内環境の悪化
• 慢性炎症の増加
• ホルモンバランスの乱れ
これらはすべて、肌荒れだけでなく 生活習慣病のリスクにもつながります。
肌は体の状態を映す鏡。肌が荒れているとき、体の中ではもっと深刻なことが起きていると考えられます。
まとめ
• たった1週間の砂糖と加工食品の摂取が肌老化を著しく加速させる
• 食生活は肌に直結し、スキンケアだけでは限界がある
• 論文ではなく検証動画という立ち位置だが、結果は無視できない
個人的な意見と体験談
イ・スンジュ医師の体を張った実験は、「食べるスキンケア」という概念を視覚的に示した貴重な記録だといえます。
そして何より怖いのは、これらが病気を引き起こす要因であるにもかかわらず、それが十分に周知されていないことです。
こういった情報を知ってた上で食べるのとそうでないのとでは、大きな違いになります。
知っていれば体の不調が起きた際に改善の見込みがありますし、知らなければ食べ続けて健康を害し続ける……。
さらに、やめる動機がなければその依存生から摂取だ止まらないという悪循環にもなります。
中には、「食べた方が幸福につながる」だったり、「食べないでストレスを溜め込む方が体に悪い」という意見もありますが、個人的には反対です。
食べない方が気分も体の調子も明らかに楽ですし、気づいた時には欲しくなくなっています。
ご飯に焼き魚、味噌汁や卵焼きなど、普通の食事が楽しみになります。
大学生の頃まであった、過敏性腸症候群やアトピー性の皮膚疾患などの不調はもちろん、その生活が馴染んでからここ数年、風邪すらひかないという体になりました。
あと、「トクホ」や「プロテイン」などの健康機能性食品や類する物、「炭水化物抜きダイエット」などの流行の健康法はそんなにあてにならないということも分かりました。
これは人によるのかもしれませんが、かなりストイックにやった結果、そこそこひどい結果になりました。
また、医療的な行為を別として、「お金をもらって健康的な食品やサービスの提供をする」というのもあまり良いことだとは考えていません。
理由は、後に「間違っていた」、「効果が十分でなかった」という研究結果など表れた場合、企業側が訂正するまでにかなり時間がかかる、もしくは法的に規制されるまで訂正しない場合が多いからです。
また、後々面倒になるのでどことは言いませんが、いくつかの健康食品系企業が商品の根拠となる論文などを見てみると、第三者の機関ではなく、関連団体が行っている研究結果がほとんどです。
これも陰謀論チックになるので言及は避けますが、悪い研究結果をわざわざ公表する企業はありません。
すでにお金を払って購入している者からの訴訟のリスクもあれば、信用問題にもかかわる上、株価との相関も出てくるからです。
「企業側の行動が促されないために、欧米では砂糖に課税をしたり、加工食品の材料に規制を設けたりと法的に対象しているのが現状。」というのが、今まで自分なりに論文を読み、国外の食品規制事情を読み解いて学んできたことの一端です。
まず悪食を止める。
その分お金も浮きますし、浮いたお金と元気な体で旅行でもできたら最高じゃないですか?

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