2025-12

生物

コールドシープで新たに発見された豊かな生態系

北極圏の深海という、人類にとってほとんど未知の世界で、生命とエネルギー、そして地球環境の未来を考えるうえで重要な発見が報告されました。  グリーンランド沖の深海で、これまでに確認された中で最も深い場所に存在するガスハイドレートの冷湧水域(コ...(続きを読む)
雑記

ロイヤルコペンハーゲンで飲める珈琲店 〜椿屋珈琲〜

椿屋コーヒー(Googleマップ)この度足を運んだのは、東京新宿駅近くにある椿屋珈琲!    街ブラをしていたら、ロイヤルコペンハーゲンのカップが飾られていたのが目に入ったため、吸い込まれていきました。   どのようなお店かは知らずに入りま...(続きを読む)
行動

減量しながらのトレーニングは、筋肉の若さを保つことにつながる可能性がある

レスリングやボクシング、柔道といったスポーツは、競技の場において減量を迫られることがしばしばあります。減量と聞くと、多くの人は体脂肪が減ることだけを思い浮かべがちですが、実際には筋肉量も同時に失われることがほとんどです。  筋肉は単に身体を...(続きを読む)
生物

日本のアマガエルの腸内細菌から、強力な抗がん作用を持つ菌を発見

シナヒキガエルの皮膚腺や耳腺が強心薬として使用されたり、内臓を取り除いたフトミミズが解熱薬として使用されたりと、古来から動物の一部を薬として使う文化あらゆる所に存在します。 そんな生き物と生理活性作用の研究が続く現在、日本産アマガエルの体内...(続きを読む)
生薬・漢方

カレンデュラ(キンセンカ)が体に及ぼす影響

カレンデュラ(Calendula officinalis)は、古くからハーブとして利用されてきた植物であり、傷の治癒、皮膚の保護、炎症の軽減、さらには抗菌作用など、多様な効果を持つと考えられています。 生薬(薬用植物)の一つである金盞花とし...(続きを読む)
科学

果糖ががんの成長を加速させる仕組みが明らかに──果糖とリゾホスファチジルコリン

清涼飲料水や菓子類、調味料など、超加工食品に広く使われている果糖(フルクトース)は、これまで肥満や糖尿病との関連が主に議論されてきました。  一方、近代の主な死亡原因の一つとなっているがんとの関係については十分に解明されていませんでした。 ...(続きを読む)
科学

ビタミンCは低濃度PM2.5による肺の炎症とミトコンドリア障害を抑制する

私たちはしばしば、大気汚染は発展途上国や工業地帯など、空気環境の悪い地域の問題であると考えがちです。 しかし近年の研究は、比較的空気が清浄とされる地域においても、微量の大気汚染物質が健康に影響を及ぼす可能性を示しています。(The impa...(続きを読む)
科学

砂糖不使用でも安心できない?──人工甘味料ソルビトールが肝臓に及ぼす影響を示す新研究

「砂糖不使用」「低カロリー」と表示された食品は、健康志向の人や糖尿病患者にとって、安全な選択肢だと考えられてきました。   とりわけ、ソルビトールのような糖アルコールは、血糖値を急上昇させにくい甘味料として広く利用されています。 しかし、こ...(続きを読む)
歴史

ペストの流行は、地球規模の火山噴火と気候変動が大きな原因だったことが研究により示唆

14世紀半ばにヨーロッパを襲い、数千万人の命を奪ったとされる「黒死病(Black Death)」は、人類史上でも最悪級のパンデミックとして知られています。 この未曽有の大流行については、これまで細菌学や歴史学の観点から数多くの研究が行われて...(続きを読む)
科学

細胞内で老化を遅らせる新たな仕組みを発見

ミトコンドリアのエネルギー効率を高めることで、マウスの寿命と健康寿命が延びた老化は避けられない現象だと長らく考えられてきましたが、近年の生命科学研究では、その進行速度を調節できる可能性が示されつつあります。 今回、日本の研究チームは、細胞内...(続きを読む)
科学

火星では時間がわずかに早く進む

火星では時間の進み方が地球よりも早いことが、最新の物理学研究によって定量的に明らかになりました。  アメリカの米国国立標準技術研究所(NIST)に所属する2人の物理学者による研究により、火星上の時計は、地球上の時計よりも1日あたり平均で約4...(続きを読む)
科学

激しい運動をするアスリートほど不整脈リスクが高いという謎

運動は心臓の健康を守るうえで最も効果的な習慣のひとつだと広く知られています。 定期的な身体活動は、心血管疾患、糖尿病、肥満、うつ病など多くの慢性疾患のリスクを下げ、精神的・身体的な健康の維持に大きく寄与します。 しかし、その一方で、持久系ス...(続きを読む)
科学

睡眠不足はメンタルや免疫系に「負の連鎖」を引き起こす

一晩ぐっすり眠れなかった翌日、頭がぼんやりし、集中力が落ち、普段なら楽しめることにも喜びを感じにくくなった経験がある人は少なくないでしょう。 運動する気力が湧かず、人と会うのも億劫になり、気づけば一日中、だるさと気分の落ち込みに支配されてし...(続きを読む)
科学

超加工食品摂取が若年成人に及ぼす影響 ── 食べ放題実験

アメリカでは若年層の体重増加が深刻な問題となっています。 医学誌『The Lancet』に掲載された分析によると、2050年までに15〜24歳のアメリカ人の3人に1人が肥満の基準を満たすと予測されており、将来的な健康リスクの増大が懸念されて...(続きを読む)
科学

ショート動画が子どもの脳に及ぼす影響

かつては「ちょっとした暇つぶし」にすぎなかったインターネットでの動画視聴。 現在ではTikTok、Instagram Reels、YouTube Shortsといったショート動画プラットフォームが増え、多くの子どもたちの日常生活の一部になっ...(続きを読む)
生薬・漢方

世界一高価なスパイス「サフラン」に秘められた抗酸化作用と身体への影響

サフランは、クロッカス・サティバス(Crocus sativus L.)という花のめしべから作られるスパイスであり、世界でもっとも高価な香辛料の一つとして知られています。 和名では番紅花、蔵紅花と呼ばれ、漢方としても長らく使用されてきました...(続きを読む)
科学

目覚まし時計が鳴る前に目が覚めるワケ ── 規則正しい習慣と「体内アラーム」

朝6時にアラームをセットしていたはずなのに、なぜかその数分前に自然と目が覚めてしまった、という経験は多くの人にあるのではないでしょうか。 音も振動もなく、外部からの刺激があったわけでもないのに、まるで脳が時間を認知しているかのように目覚める...(続きを読む)
科学

フィッシュオイルとオメガ3脂肪酸

健康に良い油脂の代表として、フィッシュオイル(魚油)とオメガ3脂肪酸は、しばしば同列に語られることがあります。 しかし実際には厳密に同じではありません。 フィッシュオイルは確かにオメガ3を豊富に含む食品・サプリメントとして広く利用されていま...(続きを読む)
科学

腸内で作られる分子が糖尿病を抑える ── トリメチルアミンが炎症シグナルを遮断、代謝を守る新たなメカニズム

腸内細菌と心身との関係が盛んに研究されている今日この頃。 この度、ルーヴァン・カトリック大学および、インペリアル・カレッジ・ロンドンらの大学の研究によって、腸内細菌が産生する特定の分子が、糖尿病の発症に深く関与する炎症経路を抑制し、血糖コン...(続きを読む)
科学

モンサント社によるゴーストライティング ── 25年に及ぶ論文撤回問題に進展

除草剤「Roundup(ラウンドアップ)」の主成分として世界中で広く使用されてきたグリホサートに関し、その安全性を強調してきた代表的な科学論文が、発表から25年を経て撤回されました。 論文の撤回理由には、化学企業モンサントによるゴーストライ...(続きを読む)
行動

カロリーを30%制限することが脳の老化を防ぐ ── アカゲザルによる20年の食事制御研究より

私たちが年齢を重ねるにつれて避けられない「脳の老化」を、長期的なカロリー制限によって緩やかにできる可能性があると示す研究結果が発表されました。 研究を主導したのは、ボストン大学の研究チームです。 本研究は、20年以上にわたり食事内容を管理さ...(続きを読む)
科学

笑気ガスが重度のうつ症状を軽減する可能性を示唆

近年、うつ病治療において「即時に効果が現れる治療法」への関心が急速に高まっています。  特に、薬物療法や心理療法を長期間続けても十分な改善が得られない治療抵抗性うつ病(TRD)に対して、迅速かつ安全に症状を和らげる新しいアプローチが求められ...(続きを読む)
科学

腸内環境があなたの睡眠を支配している

私たちは一般に「質のよい睡眠は脳のコンディション次第で決まる」と考えがちですが、近年の研究では、実際にはもっと身体の奥深い場所、すなわち腸から睡眠の質が左右されている可能性が示唆されています。    消化管の中に存在する数兆もの微生物群、す...(続きを読む)
行動

コーヒー摂取が精神疾患患者の生物学的老化を遅らせる可能性を示唆

日常的に飲まれるコーヒーが、ただの嗜好品にとどまらず、重度の精神疾患を持つ人々の細胞レベルでの老化を遅らせる可能性が示されたという興味深い研究が報告されています。 とりわけ、1日に3〜4杯程度の中等量のコーヒーを飲むことで、テロメアと呼ばれ...(続きを読む)
科学

チェルノブイリ原発で発見された菌に見られる“驚異的な適応能力”とは

チェルノブイリ原子力発電所での事故からおよそ40年が経過した現在。 人間が立ち入ることすら許されない危険な“立ち入り禁止区域”である一方で、多くの生物が定着し、独自の進化を遂げていることが知られています。 特に、強烈な電離放射線が残る建屋内...(続きを読む)
科学

老化した細胞を“再充電”する方法を発見:ミトコンドリアを用いた新しい細胞若返り技術

人間の細胞が老化とともに活力を失うことは、加齢研究において長年指摘されてきた重要な問題です。  細胞の老化には複数の要因が関わっていますが、その中心に位置するのが「細胞内のバッテリー」とも呼ばれるミトコンドリアの機能低下です。 近年では、ミ...(続きを読む)
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