【前回記事】
この記事では著書、“話し方で損する人得する人”から、損する人に焦点を当ててまとめていきます。
これをしなければいい、という最低限の戒めを知ることで、自分や周りへのストレスを緩和し、生きやすくなるきっかけになればと思います。
今回のテーマは“会話中にクイズを出す人”です。
会話中にクイズを出す
会話の途中、もったいぶってクイズ形式にする人に心当たりはありませんか?
「この服、いくらだと思う?」
「そのとき○○さん、何て言ったと思う?」
「○○国が衰退している原因って何だと思う?」
といったように、誰も幸せにならない謎のクイズです。
「知るわけないだろ!どうでもいいわ。笑笑」
とツッコミができる間柄なら、そういったコミュニケーションもアリかと思いますが、まだお互い距離感のある場合はただのストレスです。
出された方はイライラしますし、上手く答えなければいけないプレッシャーも出てきます。
変にクイズにするくらいなら、「私、○○歳です!」「これ○○円だったんだけど」とストレートに言った方が印象面で損をすることは減るでしょう。
クイズ=話を無理やり聞かせる
学校の授業を思い出してください。
授業に集中していなさそうな子に対して先生が、「では○○君、この答えは何ですか?」と質問する場面はありませんでしたか?
授業が理解できず退屈だったのかもしれませんし、すでに理解しているため聞く必要がなかったのかもしれません。
いずれにせよ、質問することによって授業に集中させる効果があります。
会話中のクイズはこれと同じ原理です。
どんなにつまらない話でも、クイズを出されれば嫌でも話に耳を傾けなければなりません。
そしてクイズは建前で、その裏にある自慢や愚痴を伝えたいのです。
「この服、いくらだと思う?」
→この服、君が考えているよりも高いよ
「そのとき○○さん、何て言ったと思う?」
→聞き流さずにその時のショックを考えて!
「○○国が衰退している原因って何だと思う?」
→俺様の知識に酔いしれな
そして驚くべきことに、クイズに正解しても喜ばれることはありません。
もし正解しようものなら、「あー、正解」といった具合に、相手のテンションが下がるなんてことも……。
そういった点から、どちらも得をしない会話中のクイズは控えた方が良いでしょう。
まとめ
・会話中のクイズは悪印象
・クイズの裏には自慢や愚痴
・クイズするくらいならストレートに言う
というわけで、会話中のクイズの印象は良くないことをまとめました。
逆を言えば、そういう話にも付き合ってくれる人は相当良い人と言えます。
クイズ屋気質の相手を気分を良くさせてあげたい場合は、クイズに真剣に答えてあげると仲良くなるきっかけになるかもしれませんね!
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