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十の災いに屈するファラオ~モーセ編②~

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の続き…。

 

神お告げでエジプトへ戻る

シナイ半島で40年余りと過ごしたモーセ。

 

彼はあるとき、どれだけ燃えても燃え尽きない柴を見つけました。

 

柴に近寄ると神が現れ、

「エジプトからへブライの民を救いなさい」

「そして約束の地カナン導くのです。」

と啓示を授かりました。

「燃える柴と神の啓示」

 

十の災い(とおのわざわい)

妻子を連れてエジプトに戻ったモーセ。

 

ファラオに神のお告げを伝え、ヘブライの民を開放するよう申し出ましたが、王は聞き入れませんでした。

 

これに怒った神は、10の厄災をエジプトに下します。

 

①「血の災い」

ナイル川の水が血に変わり魚も死に絶え、水を使うことができなくなった。

 

②「蛙の災い」

血に染まったナイル川からカエルが這い上がり、エジプト中を覆いつくした。

 

③「蚋(ブヨ)の災い」

土の砂埃がブヨに変わり、人と家畜を襲った。

 

④「虻(アブ)の災い」

エジプト中に虻が大量発生し、家畜を襲いつくした後、人間を襲った。

 

この時点で、ファラオがモーセに助けを求めます。

モーセもこれに応じ、彼の祈りによって災いは収まります。

しかし災いが去った後でもファラオの考えが変わらず、ヘブライ人をエジプトから解放しなかったため災いは続きます。

 

⑤「疫病の災い」

恐ろしい疫病でエジプト人の家畜に大きな被害をもたらした。

(ヘブライ人の家畜は平気)

 

⑥「腫物の災い」

煤(すす)がエジプト中を覆った。

煤が体につくことで、膿の出る腫れ物ができた。

 

⑦「雹(ひょう)の災い」

かつてないほどの激しい雹が降り、エジプト人と家畜を襲った。

 

⑧「蝗(イナゴ)の災い」

空が暗くなるほどの蝗が、作物はおろか草木をも食い荒らした。

 

⑨「暗闇の災い」

三日間、互いに顔を見ることができない程の暗闇がエジプト中を包み込んだ。

 

⑩「最後の災い」

ある真夜中に神がエジプトを歩くとき、初子が死んでしまう呪いをかけた。

 

ファラオの子も民の子も家畜の子も例外なく死ぬと告げられた。

 

 

「最後の災い」には、流石のファラオもヘブライ人の解放を認めざを得ませんでした。

 

この厄災が決定打となり、遂にヘブライの民はエジプトから解放されました。

続く…

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