の続き…。
アガメムノンとアキレウスの和解
パトロクロスの復讐を果たすため、対立していたアガメムノンへ和解を申し出るアキレウス。
アガメムノンも、アキレウス無しではこの戦況を打開することは不可能と悟り、和解の提案を受け入れます。
二人の和解成立の宴が終わった次の日、アキレウスは死地へと赴くことになります。
アキレウスVSヘクトル
戦いが始まり、アキレウスはトロイアの武将を次々に倒していきます。
川が赤く染まるほどの虐殺とも言えるアキレウス率いるギリシャ連合軍の侵攻に、トロイア将軍ヘクトル自ら戦場に出ます。
この時、ヘクトルの死を案じたヘクトルの父(トロイア王)や母が戦場に向かうのを静止しましたが、ヘクトルは戦場で戦う勇士たちに応えんと城門を後にします。
アキレウスと対峙したヘクトルですが、アキレウスの鬼神の如き振る舞いに恐れをなします。
しかし最後は一騎打ちの勝負。
太刀を持ったヘクトルと槍を持ったアキレウスが対峙しますが、勝負は長く続くことはありませんでした。
ヘクトルが身に付けていた全身を覆うほどの立派な武具は、パトロクロスが身に付けていた装備、つまり元はアキレウスの装備です。
自分の装備の弱点を知っていたアキレウスは、正確にヘクトルの喉元に槍を突き刺し彼を葬り去ったのです。
アキレウスの仕打ち
悲願の敵討ちを果たしたアキレウス。
パトロクロスの弔いとして、ヘクトルを戦車に繋ぎ引き回しました。
その仕打ちに心を痛めたヘクトルの父は、アキレウスに息子の遺体を返してくれるよう直談判。
目的を達成したアキレウスもこれに同意し、パトロクロスの葬儀の後ヘクトルの遺体を返すことにしました。
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