サン・ヴィターレ聖堂
イタリアのラヴェンナにあるサン・ヴィターレ聖堂は、キリスト教初期の建造物を代表する聖堂です。
6世紀前半に完成しますが、その後ユスティニアヌス1世やベネディクト会によって改修されました。
ビザンティン皇帝ユスティニアヌスや皇后テオドラのモザイク画が有名です。
サン・ヴィターレ聖堂の凄いところ
聖堂全体に装飾されたモザイク画も見どころの一つですが、6世紀頃の聖堂に作られたアートが現存していることもまた歴史的な見どころの一つです。
というのも、このころ「イコノクラスム」という聖画像禁止令によって、多くの画像や偶像が破壊される出来事がありました。
特に破壊活動が多かったこの頃のモザイク画は貴重とされています。
今では文化のひとつとして観光の名所になっていることがうれしいですね!
ガラスや石に色をつけて隙間なく敷き詰めていく途方もないモザイクの作成作業…。
当時の芸術と信仰の力強さが伺えます。
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