ノアは、聖書の創世記に記載されている洪水物語の登場人物です。
物語によると、自ら作った世界で人間たちが罪を重ねているのを見て、地上から消してしまおうと洪水を起こそうとしました。
しかし、洪水を起こす前に“ノア”の存在に気づきました。
ノアは無垢で純粋な人間だったため、神はノアを人類から救うことにしました。
神はノアに告げました。
「私は7日後に40日間昼夜にわたって雨を降らせ、壊滅的な洪水を起こすつもりだ。」
更に神は
「巨大な箱舟を作り、自身と妻、三人の息子とその妻たち、そしてこの世の動物の雄雌を一匹ずつ乗せよ。」
と伝え、ノアはその通りに行動しました。(7日間でその規模の箱舟って…、納期ヤバいですね。)
その様子ですが、ある押し絵ではライオンの雄が二頭間違って乗せられていますね。
ライオン絶滅確定です。
興味がある方は
I think Noah is going to have a little trouble breeding the lions
で検索すると事の詳細が出てきます。
それは置いといて…。
当初の予定通り、神は雨と洪水を起こしノア一行は箱舟で難を逃れることになります。
40日後に雨は止み、その後水で満たされた世界を150日間さまようことになりました。
やがて地面は渇き、ノアは地上を動物で満たす作業に取り掛かれるようになりました。
神は告げました。
「産めよ、増えよ。」
更に神は、今度は人類を滅ぼさないと約束し、その契約の証として空には虹がかかるようになりました。
というのがノアの箱舟の大まかな流れです。
豆知識
ノアはワインを飲んで酔っ払い、素っ裸になって寝ている姿を息子たちに見られるというお茶目な一面も持ち合わせていたそうです。
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