科学

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火星では時間がわずかに早く進む

火星では時間の進み方が地球よりも早いことが、最新の物理学研究によって定量的に明らかになりました。  アメリカの米国国立標準技術研究所(NIST)に所属する2人の物理学者による研究により、火星上の時計は、地球上の時計よりも1日あたり平均で約4...(続きを読む)
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激しい運動をするアスリートほど不整脈リスクが高いという謎

運動は心臓の健康を守るうえで最も効果的な習慣のひとつだと広く知られています。 定期的な身体活動は、心血管疾患、糖尿病、肥満、うつ病など多くの慢性疾患のリスクを下げ、精神的・身体的な健康の維持に大きく寄与します。 しかし、その一方で、持久系ス...(続きを読む)
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睡眠不足はメンタルや免疫系に「負の連鎖」を引き起こす

一晩ぐっすり眠れなかった翌日、頭がぼんやりし、集中力が落ち、普段なら楽しめることにも喜びを感じにくくなった経験がある人は少なくないでしょう。 運動する気力が湧かず、人と会うのも億劫になり、気づけば一日中、だるさと気分の落ち込みに支配されてし...(続きを読む)
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超加工食品摂取が若年成人に及ぼす影響 ── 食べ放題実験

アメリカでは若年層の体重増加が深刻な問題となっています。 医学誌『The Lancet』に掲載された分析によると、2050年までに15〜24歳のアメリカ人の3人に1人が肥満の基準を満たすと予測されており、将来的な健康リスクの増大が懸念されて...(続きを読む)
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ショート動画が子どもの脳に及ぼす影響

かつては「ちょっとした暇つぶし」にすぎなかったインターネットでの動画視聴。 現在ではTikTok、Instagram Reels、YouTube Shortsといったショート動画プラットフォームが増え、多くの子どもたちの日常生活の一部になっ...(続きを読む)
生薬・漢方

世界一高価なスパイス「サフラン」に秘められた抗酸化作用と身体への影響

サフランは、クロッカス・サティバス(Crocus sativus L.)という花のめしべから作られるスパイスであり、世界でもっとも高価な香辛料の一つとして知られています。 和名では番紅花、蔵紅花と呼ばれ、漢方としても長らく使用されてきました...(続きを読む)
科学

目覚まし時計が鳴る前に目が覚めるワケ ── 規則正しい習慣と「体内アラーム」

朝6時にアラームをセットしていたはずなのに、なぜかその数分前に自然と目が覚めてしまった、という経験は多くの人にあるのではないでしょうか。 音も振動もなく、外部からの刺激があったわけでもないのに、まるで脳が時間を認知しているかのように目覚める...(続きを読む)
科学

フィッシュオイルとオメガ3脂肪酸

健康に良い油脂の代表として、フィッシュオイル(魚油)とオメガ3脂肪酸は、しばしば同列に語られることがあります。 しかし実際には厳密に同じではありません。 フィッシュオイルは確かにオメガ3を豊富に含む食品・サプリメントとして広く利用されていま...(続きを読む)
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腸内で作られる分子が糖尿病を抑える ── トリメチルアミンが炎症シグナルを遮断、代謝を守る新たなメカニズム

腸内細菌と心身との関係が盛んに研究されている今日この頃。 この度、ルーヴァン・カトリック大学および、インペリアル・カレッジ・ロンドンらの大学の研究によって、腸内細菌が産生する特定の分子が、糖尿病の発症に深く関与する炎症経路を抑制し、血糖コン...(続きを読む)
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モンサント社によるゴーストライティング ── 25年に及ぶ論文撤回問題に進展

除草剤「Roundup(ラウンドアップ)」の主成分として世界中で広く使用されてきたグリホサートに関し、その安全性を強調してきた代表的な科学論文が、発表から25年を経て撤回されました。 論文の撤回理由には、化学企業モンサントによるゴーストライ...(続きを読む)
科学

笑気ガスが重度のうつ症状を軽減する可能性を示唆

近年、うつ病治療において「即時に効果が現れる治療法」への関心が急速に高まっています。  特に、薬物療法や心理療法を長期間続けても十分な改善が得られない治療抵抗性うつ病(TRD)に対して、迅速かつ安全に症状を和らげる新しいアプローチが求められ...(続きを読む)
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腸内環境があなたの睡眠を支配している

私たちは一般に「質のよい睡眠は脳のコンディション次第で決まる」と考えがちですが、近年の研究では、実際にはもっと身体の奥深い場所、すなわち腸から睡眠の質が左右されている可能性が示唆されています。    消化管の中に存在する数兆もの微生物群、す...(続きを読む)
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チェルノブイリ原発で発見された菌に見られる“驚異的な適応能力”とは

チェルノブイリ原子力発電所での事故からおよそ40年が経過した現在。 人間が立ち入ることすら許されない危険な“立ち入り禁止区域”である一方で、多くの生物が定着し、独自の進化を遂げていることが知られています。 特に、強烈な電離放射線が残る建屋内...(続きを読む)
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老化した細胞を“再充電”する方法を発見:ミトコンドリアを用いた新しい細胞若返り技術

人間の細胞が老化とともに活力を失うことは、加齢研究において長年指摘されてきた重要な問題です。  細胞の老化には複数の要因が関わっていますが、その中心に位置するのが「細胞内のバッテリー」とも呼ばれるミトコンドリアの機能低下です。 近年では、ミ...(続きを読む)
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天然分子「スペルミン」がアルツハイマー病の原因タンパク質を除去する可能性を持つ

アルツハイマー病やパーキンソン病に共通する特徴として、脳内に蓄積する異常なタンパク質のゴミが挙げられます。 これらは細胞の働きを妨害し、やがて神経細胞の機能低下や死滅につながるとされています。 しかし、スイスの研究チームが主導した最新研究は...(続きを読む)
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筋肉量と内臓脂肪量が「脳の若さ」に影響するという新研究

加齢とともに私たちの身体にはさまざまな変化が生じますが、その変化が脳の健康にも深く関わっていることが、近年の研究によって次第に明らかになってきています。 特に、筋肉量と内臓脂肪の量といった身体組成が、脳の見かけ年齢、すなわち「脳の生物学的年...(続きを読む)
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複数言語を話すことが脳の老化を遅らせる

人々の平均寿命が世界的に伸び続ける現代において、長く生きられることは多くの恩恵をもたらす一方で、加齢に伴う心身の変化という課題も同時に抱えることになります。 特に、記憶力や注意力の低下、日常行動のスムーズさが失われていくことは、多くの高齢者...(続きを読む)
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30分の運動が抗うつ効果をもたらす理由とは ── アディポネクチンが担う脳内メカニズム

軽いジョギングのようなわずか30分の中強度運動が、即座に気分を大きく改善する。 こういった運動と気分改善の関係は、これまで多くの人が実感として語ってきたことですが、科学的には十分に説明されていない側面がありました。  しかし今回、香港理工大...(続きを読む)
科学

減量の科学 ── なぜ人間は太るようにプログラムされているのか

近年、肥満や減量に関する科学研究は大きな進展を遂げており、従来「食べ過ぎ」や「運動不足」といった個人の意思の問題として処理されがちであった体重管理の課題が、実際には脳やホルモンが深く関与する生物学的な現象であることが次第に明らかになってきて...(続きを読む)
科学

食事を抜くと血糖値はどう変化するのか

食事を抜くことは、仕事や家事に追われて時間が足りないときに仕方なく起こる場合もあれば、健康や減量を目的にあえて行われる場合もあります。しかし、実際のところ、食事を抜くと血糖値はどのように変化するのでしょうか。特に近年は、断続的断食(inte...(続きを読む)
科学

なぜ100年以上の研究を経ても「普通の風邪」を克服できないのか

一般の人々にとって、風邪とは「最もよく知られ、最もよくかかる病気」でありながら、その正体は驚くほど複雑です。 医療が飛躍的に進歩した現代でも、私たちは依然として年に何度も風邪に悩まされ、そしていまだに確実なワクチンは存在していません。 興味...(続きを読む)
科学

ウコン(ターメリック)を日常的に摂取すると体には何が起こるのか

ターメリックは、東南アジアで4000年以上にわたり、料理、宗教儀礼、そして民間医療の場で幅広く使われてきたスパイスです。 ショウガ科・ウコンの根茎の構成成分であるターメリックは、その鮮やかな黄色を生み出す化学物質(クルクミン)によって、強力...(続きを読む)
生物

人類の進化は今も続いている──最新研究が示す「進化の証拠」

人間は高度な文明と技術を発展させたことで、自然界を克服した特別な存在であると考える人が多くいます。 また、そのような文明の力によって、人類はもはや進化する必要がないと主張する人も少なくありません。 しかし、これらの考えはいずれも科学的な事実...(続きを読む)
科学

グルテン不耐症だと思っていた症状は、実は別の要因かもしれない

近年、ソーシャルメディアやライフスタイル誌、その他複数の研究からも、小麦・ライ麦・大麦に含まれるグルテンを「健康に悪い成分である」という旨の情報が発信されています。 その結果、多くの人々がグルテンフリーの食生活へと関心を向け、商品の付加価値...(続きを読む)
科学

遺伝的に認知症になりやすい人でも、運動による認知症予防は効果的であることが示唆

近年、身体を動かす習慣が脳の健康に大きく寄与することが広く知られるようになり、血流改善や神経可塑性の向上、慢性炎症の抑制といった生物学的メカニズムが、長期的な認知機能の維持に関わる可能性が示されてきました。 特に認知症の予防という観点では、...(続きを読む)
科学

冬になると鬱気味に…、それはサボりなどではなく病気の症状かも?── 季節性情動障害(SAD)

季節性情動障害(Seasonal Affective Disorder: SAD)は、季節の移り変わりとともに気分が落ち込み、日常生活に大きな支障をきたす精神疾患です。 特に冬季に悪化する「冬季型SAD」がよく知られていますが、夏季に強い不...(続きを読む)
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