科学

【研究】都会の人間は植物を消化する能力を徐々に失いつつある(ベン=グリオン大学)

何億年と続く生物の歴史の中で、人類生まれてきたのはほんのわずかな時間しかありません。    古生代の何億年という歴史に比べたら、現生人類であるホモ・サピエンスは古くても40万年程度の歴史の中で歴史を紡いできました。   そんな人類の科学が発...
科学

【研究】最新の研究で明かされた早期認知症リスク増加に関する要因(エクセター大学、他)

もの盗られ妄想をしてしまう、料理などの複雑な作業ができない、言葉の意味が分からなくなる……認知症の初期症状にみられるこれらの症状。   老化に伴って発症するリスクが高まる認知症ですが、若年層(65歳未満)でもその危険性は十分にあります。  ...
科学

【研究】毎日9,000~10,500歩で座ることによる運動不足がチャラに(シドニー大学)

「一日1万歩」というのは、健康的な習慣の一つとして耳にしたことがある方も多いかと思います。   身体活動が増えることは病気を予防するため、健康を手に入れるために必要な行為です。    デスクワークなど座ることの多い現代では、活動によるメリッ...
科学

【研究】脳の「恐怖スイッチ」とそれをオフにする方法を発見(カリフォルニア大学)

命綱なしで屋上から地上を見たとき、熊やライオンなどの人間を圧倒する生き物が目の前に現れた時……。   一歩間違えたら死が待っているという恐怖の前で、平然としていられる人間は多くないでしょう。   恐れることは生物の遺伝子に刻みこまれた生存本...
科学

ブロッコリーに含まれる抗がん化合物が血栓の予防になる可能性(シドニー大学)

消費量が多く、国民の生活上重要性が高い野菜として位置づけられるものは「指定野菜」と呼ばれています。   安定供給が望まれる品目であり、もし価格が下落したとしても国からの補助によって農家の生産がサポートされる仕組みとなっています。   202...
科学

【スルフォラファンの魅力】抗老化・美肌・炎症・ガン・うつ予防

今回はブロッコリーに含まれる成分の一つである、「スルフォラファン」についてのお話です。   予防おばけスルフォラファンの力をまとめてみましたのでご覧ください。   【目次】 ①スルフォラファンの発見経緯 ②スルフォラファンの効果 ③スルフォ...
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7大栄養素 ファイトケミカル

前回までの健康に関する記事では、スルフォラファンについての謎を残したまままとめていきました。   前回記事⇒「お風呂で簡単!細胞を復活させるHSPs(ヒートショックプロテイン)」   今回はそのスルフォラファンや関係する物質にフォーカスして...
科学

【研究】筋肉をつけるために、炭水化物はタンパク質と同じくらい大切(アングリア・ラスキン大学、他)

筋肉をつけるといったらタンパク質とすぐに連想されるほど一般に浸透してきたワードの組み合わせです。   若くして亡くなったマッスル北村こと北村克己氏は、黄身を捨て卵の白身のみ常飲するほどタンパク質の摂取にこだわった食事制限を行ったことで有名で...
科学

【研究】大規模研究で確認された超加工食品の有害さ(ディーキン大学、他)

シリアルやインスタントラーメン、安価で売られているハムやベーコン、はたまたほとんどの清涼飲料水などはいわゆる超加工食品(Ultra-processed food)と呼ばれ、生活習慣病やがんなど多くの健康に影響を与えると懸念されています。  ...
動画

【動画第21弾!】ずんだもんと学ぶマイセンと磁器戦争

【あらすじ】 18世紀初頭、ヨーロッパで唯一磁器を生み出せるようになったマイセン地方。   これによって厳重に製磁の秘法を守る王のアウグストと、その技術を追い求める各国の争いが水面下で繰り広げられていました。   まずマイセンに最も近づいた...
科学

【研究】睡眠中の知られざる脳波が脳内の老廃物を洗い流す(ワシントン大学)

狩るか狩られるかの世界において、“何もしない”という状態を作ることは非常にリスクがあります。   しかし人間も含めて動物の多くは睡眠によってその行動をせざるを得ません。   食欲、性欲、睡眠欲という三大欲求の中でも最も争いにくく、人はしばら...
科学

【研究】動脈の異物の50%以上でプラスチックが見つかる(カンパニア大学)

最近、海底に溜まるプラスチックゴミやマイクロプラスチックが与える影響など、環境や生物とプラスチックに関係する話題が散見され、研究においてもそういった分野に注目が集まっています。   人間の健康に大きく関わってくる要素になるので、個人的にもそ...
科学

【研究】安価で手に入るある甘味料が高齢者の認知機能を高める可能性(キングス・カレッジロンドン)

オリゴ糖といえば、腸内細菌のエサとなることで腸内環境を整えてくれる糖として有名です。   腸内の環境を整えることは、体の調子を良くすることに直結することも知られており、肌荒れの改善から精神的な安定など様々な点でメリットがあるとされています。...
科学

【研究】断食で効果を得られるのは3日後から(ベルリン大学、クイーン・メアリー大学、他)

断食(ファスティング)といえば、オートファジーやサーチュイン遺伝子の活性など“食べないこと”によって細胞レベルでの変化をもたらす健康法として知られています。    動物を使った断食に関する様々な研究によりその健康効果が判明したと同時に、「動...
科学

【研究】「極端な食事制限」は長期的に体重増加を招きやすい(オックスフォード大学、他)

体重を減らすには、身体に入れるカロリー量を減らすか、カロリーを消費するために運動量を増やすしかありません。   特に前者に代表される“極端な食事制限(クラッシュダイエット)”は、てっとり早く痩せるための方法として非常に人気があります。   ...
科学

【研究】女性は男性ほどトレーニングを頑張らなくても健康効果を得やすい(清華大学)

男性はテストステロンなどいわゆる男性ホルモンなどの分泌が多いため、運動によって筋肉がつきやすいなどの身体的なメリットがあります。   では、女性は身体活動によるメリットが薄いのでしょうか。   どうやらそんなことはないようで、米国の成人40...
科学

【研究】断食が身体の炎症を抑える理由はアラキドン酸が関係しているかもしれない(ケンブリッジ大学)

2016年3月に東京工芸大学大隅良典栄誉教授が「オートファジーに関連する研究」でノーベル賞を受賞して以来、その現象を発現するスイッチとなる“断食”に注目が集まるようになりました。   オートファジーとは、細胞が飢餓状態になった際、細胞自身の...
科学

【研究】フィナステリドなどの脱毛治療薬は心臓病のリスクを下げる可能性がある(イリノイ大学、他)

日本で知られている脱毛治療&予防薬として有名なものと言えば「ミノキシジル」と「フィナステリド」かと思います。   ミノキシジルは脱毛が見られる頭皮に対して発毛や育毛に効果的とされ、フィナステリドは、ヘアサイクルを正常に戻し、脱毛(男性型脱毛...
科学

【研究】ほぼ全ての胎盤でマイクロプラスチックが発見される

以前、マイクロプラスチックによってヒト脳由来ミクログリア細胞株(HMC-3)が炎症反応を起こすという旨の研究記事をまとめました。   直径5ミリメートル以下の小さなプラスチックいわゆるマイクロプラスチックは、自然界で分解されにくい上、空気や...
科学

【研究】古代ギリシャではアルツハイマーの病気は珍しかった(南カリフォルニア大学、他)

超高齢社会の日本では、75~79歳では10.9%、80~84歳では24.4%、85歳以上では55%以上の人が認知症であるとされています。(介護の教科書より)   良い考え方か分かりませんが、“生きすぎ”たことに伴う病気とも言えます。   そ...
映画

【映画】超常現象をあばく科学者VS伝説の超能力者 〜レッド・ライト〜【ネタバレなし】

今回紹介するのは、超能力と称したペテン師の嘘を暴いてきた科学者が主人公の映画「レッド・ライト」です。   かつてはスプーン曲げも超能力の一種としてもてはやされた時代がありましたが、実際にはテコの原理によってスプーンが曲がるという物理現象であ...
科学

【研究】地球上の生命が繁栄するのに最適な温度は 20℃(オークランド大学、他)

人間が過ごす上で快適な温度は夏場で25~28℃、冬場で17~22℃とされています。   沖縄に住む人と北海道に住む人で快適な温度に違いがあるとも言われているので一概には言えませんが、気候によって味付けの濃さなどにも違いがあったり外での活動時...
映画

【映画】 若者、週末、ホラー… ベタな設定を逆手にとったホラー映画 ~キャビン~【ネタバレなし】

今回紹介するのは、週末を楽しむ若者たちを襲うコメディチックなホラー映画「キャビン(The Cabin in the Woods)」です。   週末、若者、モンスターというB級映画の要素がたっぷり詰まった作品とは言え、面白さはB級にあらず。 ...
映画

【映画】10分しか記憶が続かない中での犯人探し ~メメント~

今回紹介するのは、常に消えていく記憶の中から犯人を探し出すサスペンス映画「メメント」です。   ハンディキャップを抱えた主人公が、犯人を探すために様々な困難を乗り越えようとするストーリーです。   妻が殺されたショックによって記憶がなくなる...
科学

【研究】断食が身体の炎症を抑える理由はアラキドン酸が関係しているかもしれない(ケンブリッジ大学)

2016年3月に東京工芸大学大隅良典栄誉教授が「オートファジーに関連する研究」でノーベル賞を受賞して以来、その現象を発現するスイッチとなる“断食”に注目が集まるようになりました。   オートファジーとは、細胞が飢餓状態になった際、細胞自身の...
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