芸術

【美術】黒く染まった勇気と美徳~ユディトとホロフェルネス~

フランシスコ・デ・ゴヤ(1746~1828年)美術カテゴリーは引き続き、フランシスコ・デ・ゴヤの黒い絵シリーズの紹介をします。   ユディトとホロフェルネスユディトとホロフェルネス(1819~1823年)この絵は旧約聖書の外典に記されている...(続きを読む)
雑記

10月の満月~ハンターズムーン~

2021年10月20日の23時57分。 つい先ほどハンターズムーンが満ちました。  ネイティブアメリカンの間には月ごとの満月をユニークな名前で呼び合う習慣がありました。  1月は、冬も深まり飢えによって狼が吠えることからウルフムーン。2月は...(続きを読む)
科学

3日で鉄を食べ尽くす極限環境微生物

チリは世界最大の銅輸出国です。  国のGDPの15%を銅の生産によるもので、それに伴って環境を汚染する物質も発生しています。  今回はそんな環境問題を解決するかもしれない、とある研究成果についての話です。  参考)Chilean scien...(続きを読む)
宗教

ユダヤ教なのに多神教(汎神教)!?~ハシディズム~

※はじめに…多神と汎神は正確には違いますが、文字からイメージしやすいようにタイトル付けさせてもらいました。…  ーーー記事ここからーーー 18世紀半ば、ユダヤ教の指導者イスラエル・ベン・エリエゼル(1700~1760)は、ハシディズムと呼ば...(続きを読む)
歴史

狂王と呼ばれた男 後編~ルートヴィヒ2世~

の続き…。 ドイツ統一引きこもりと言えど国王。 周りのドイツ、フランス情勢が彼を現実に引き戻します。 この頃、普墺戦争に負けたバイエルン王国は敗戦国として賠償金を請求されていました。 更にプロイセン王国主導とする北ドイツ連邦が、バイエルン王...(続きを読む)
歴史

狂王と呼ばれた男 前編~ルートヴィヒ2世~

今では有名な観光地となっているノイシュヴァンシュタイン城やリンダーホーフ城を建てたルートヴィヒ2世。  今回はバイエルン王国君主という肩書を持ちながら、夢の国を追い求めた王様ルートヴィヒについて書いていきます。バイエルン王ルートヴィヒ2世 ...(続きを読む)
歴史

アリストテレスにデカルトにニュートンに…みな光に取り憑かれた~光学の発展~

今回は光のスペクトルの発見についてです。  古くから研究されてきた光。  虹の観察から始まり、現代では量子力学にまで研究の幅を広げています。   今回は光が学問として発展するきっかけとなった光のスペクトルの発見までをまとめていこうと思います...(続きを読む)
音楽

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル~メサイア~

“ハレルヤ”で有名な曲といえば、あのフレーズをとヘンデルが思い浮かぶ方も多いかと思います。  ゲオルク(ジョージ)・フリードリヒ(フレデリック)・ヘンデルは、フィンランド総督により、慈善コンサート用の楽曲作成を依頼されました。 依頼がっあっ...(続きを読む)
歴史

「それでも動いている」 ~ガリレオ・ガリレイ~

の続き…。 前回のコペルニクスに続き、地動説の立役者であるガリレオ・ガリレイ (ユリウス暦1564年~グレゴリオ暦1642年) についてのまとめになります。 ガリレオ・ガリレイガリレオそれでも動いている…。ガリレオは複合顕微鏡の開発や木星の...(続きを読む)
歴史

地動説を公表しなかった男~ニコラウス・コペルニクス~

ポーランド出身の天文学者でありカトリック司祭であるコペルニクス(1473~1543年)は、当時主流だった地球中心説ではなく太陽中心説を唱えた人でもありました。 1491年、天文学や数学が盛んであったこの時期、コペルニクスはクラクフ大学に入学...(続きを読む)
哲学

我思う、故に我在り~ルネ・デカルト~

以前、神の存在証明↓にて触れたルネ・デカルト。アウトプットついでに、彼についてもう少し掘り下げていこうと思います。 ルネ・デカルトデカルト我思う、故に我在りフランスのラ・エーに生まれたデカルト。  哲学(科学)や数学分野の著書をいくつも著し...(続きを読む)
科学

古くから猛毒として知られた元素~ヒ素~

ヒ素は地球上に幅広く分布している物質のひとつです。  毒入りカレー事件をきっかけに、その毒性は一般にも広く知れわたることになった元素でもあります。  無味無臭、無色であるヒ素の毒は、古代ローマの頃から暗殺の道具として使われてきました。  意...(続きを読む)
雑学

【記事まとめ】大麻の歴史から産業まで

ナショジオで紹介されたことから興味を持った大麻(ヘンプ)。 アーカイブサイトでは、大麻の歴史から、現代での認識などをリライトしながらまとめました。 記事もひと段落したので、今までに書いた記事をまとめます。  ~大麻の歴史~画像タップで記事へ...(続きを読む)
雑学

共に歩むべきか否か~産業としての大麻~

戦後の動乱の中においても大麻の歴史は関係しています。  かつて日本における大麻はどう見られていたのか、現在の産業としての大麻の立ち位置は現在どう考えられているのか…。 ビジネスとしての一面も見せる大麻についてまとめていきます。 戦前の日本の...(続きを読む)
雑学

日本でも売られている大麻製品(CBDオイル)

日本で大麻と言えば麻薬のイメージが強いですが、探してみると意外と大麻の成分の商品がたくさん見つけることができます。 今回はそんな大麻関連商品の代表とされるCBDオイルについて紹介していきます。 CBDオイル日本では、ハイになる成分である"T...(続きを読む)
雑学

クスリから薬へ~医療用としての大麻~

最近の研究を通して、大麻には何百種類もの化学物質が含まれていることが分かってきました。  CBD(カンナビジオール)は不安障害を予防する効果がみられ、小児てんかんなどの病気に由来する発作の治療にも使われています。  医療に役立つ化学物質も発...(続きを読む)
雑学

マリファナ、ヘンプ、THC…~大麻の用語~

今回は、今後の記事をより読みやすくするために大麻についての用語をまとめていきます。 大麻の呼び方【THC】正式名称:テトラヒドロカンナビノール大麻に含まれる化合物で、高揚感、不安感、幻覚などを引き起こす作用があります。 【マリファナ】THC...(続きを読む)
歴史

古代、中世、近世の大麻~大麻の歴史~

さて、今回からナショジオムックを参考にした大麻についての記事を追加していこうと思います。 始めは大麻の歴史からです。  古代の大麻大麻にはおよそ6000年以上も前から、人間とともに生きてきた歴史があります。  紀元前4000年頃、中国で見つ...(続きを読む)
雑記

最高のプロテイン~ヘンププロテイン~

人工甘味料などを使わなず、健康的にタンパク質を摂取!オススメのヘンププロテインについて紹介します。
雑記

最高のプロテイン~プロテインの害?~

今回はプロテインと甘味料の話です。 プロテイン選びの手助けになれば幸いです。 筋トレする方はもちろん、しない方も必見です! プロテインって体に良い…?ザバス、ウェイトゲイナー、ウイダー…。 色んなプロテインがありますが、どのプロテインも乳化...(続きを読む)
歴史

【記事まとめ】鉄血宰相ビスマルク 

全8回でまとめたドイツ帝国宰相ビスマルク。    この記事では、彼について書いた記事をまとめていきます。  外交の天才が如何にドイツをまとめ上げていったのか、なぜフランスと仲が悪くなったのか…。  それぞれポイントをピックアップして書いたつ...(続きを読む)
歴史

遂に統一!ドイツ帝国の誕生~ビスマルク⑧(終)~

開戦以来、プロイセン軍(ドイツ同盟軍)優勢で進む普仏戦争。 中でもこの戦争の勝敗を決定づけたのは、フランス領内のセダン(スダン)で起こったセダンの戦いです。歴史まっぷより引用 セダンの戦いナポレオン三世仲間の軍を助けに行くぞ!ナポレオン三世...(続きを読む)
歴史

普仏戦争開戦~ビスマルク⑦~

の続き…。 1870年7月、フランス帝国涙の宣戦布告の末、遂にフランスVSプロイセン(ドイツ連邦)による普仏戦争が勃発します。 普墺戦争から4年後の出来事でした。普仏戦争やはり準備ができている男、モルトケプロイセン陸軍参謀モルトケ準備はでき...(続きを読む)
歴史

鉄血外交ここに極まれり~ビスマルク⑥~

の続き…。 普墺戦争にて大勝利を収めたプロイセン王国。 ドイツ連邦を解体し、オーストリアを除外した北ドイツ連邦が誕生します。 この功績によって、これまで政敵だった自由主義派の議員や民衆たちもビスマルク側になびいてきます。 ドイツ統一に向け大...(続きを読む)
歴史

ケーニッヒグレーツの戦い!~ビスマルク⑤~

の続き…。 ドイツ連邦から議長国のオーストリアを除外することを明言したプロイセン。 1866年5月12日、遂にオーストリアがプロイセンに対し宣戦布告。 これに呼応する形でプロイセンがオーストリアに宣戦布告。 普墺戦争が勃発します。 とはいえ...(続きを読む)
歴史

鉄血政策!~ビスマルク④~

の続き…。 鉄血政策~憲法の不備~プロイセン国王ヴィルヘルム一世ヴィルヘルム一世軍備を拡張せよ!保守派で政治的にも有能なビスマルク。 ヴィルヘルム国王の意向を受け、本格的に軍備拡張路線へ舵を切っていきます。 軍拡に反対する自由主義派を相手に...(続きを読む)
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