芸術

どこか悲しさを感じるキリストの母〜小椅子の聖母〜

ラファエロ・サンティ 37歳という短い生涯において、非常に多くの作品を残したラファエロ・サンティ。 聖母をモチーフとした絵画だけでも50点以上描いたことが確認され、“聖母の画家”とも呼ばれました。 今回はそんな彼が描いた聖母画のひとつ、“小...(続きを読む)
文学

今こそ私の報告書を彼に見せるときだ。~エミールより~

前回記事この記事では、ジャン・ジャック・ルソーが著した“エミール”から、子育てや生活に役立つような言葉を抜粋して紹介していきます。     “子どもは子どもの教育が必要である”と考えたルソーの考えを、1記事に3つずつまとめていきます。   ...(続きを読む)
哲学

経験を説明する場合のみ、科学的になる~イマヌエル・カント~

今回の哲人は哲学界に大きな影響を与えたとされる、イマヌエル・カントです。  この記事では彼についての大まかな概要をまとめていきます。    イマヌエル・カントイマヌエル・カントは当時プロイセン領だったケーニッヒスベルクに生まれた哲学者です。...(続きを読む)
哲学

真に存在するものは一体何なのか?~形而上学~

真に存在するものは一体何なのか…?形而上学は、真に存在するものは一体何で、それがどのようなものなのかを考える学問です。  形而上学の一部である存在論では、この問いを追求します。  ・物質は存在しているのか…・存在するとはどういうことなのか…...(続きを読む)
経済

【記事まとめ】カール・マルクスと資本論【要約】

この記事では、今までまとめてきた資本論について、各記事にアクセスしやすいようにまとめています。 最初の2記事はカール・マルクス自身についてまとめてあり、後の16記事は全て資本論で彼が主張していることをまとめています。 資本論の記事については...(続きを読む)
経済

資本主義を成立させるには~資本論⑯(最終章)~

(前回記事↑)  前回の資本論では、マルクスが予想した資本主義の未来についてまとめていきました。  資本家が資本を増やすということは、搾取される労働者も増えるということであり、それによって労働者の力も増えるということになる……。  力をつけ...(続きを読む)
芸術

イタリアルネサンス三大芸術家のひとり~ラファエロ~

ラファエロ・サンティ(1483~1520年)はレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロと並び、ルネサンス期を代表する芸術家の一人です。  今回はそんなルネサンス期の巨匠と、彼が作った名画の一部を紹介しようと思います。 ラファエロ・サンティ(...(続きを読む)
科学

宝石と毒の元素~ベリリウム~

白金色の金属ベリリウムは、硬く溶けにくい上に軽いという性質をもっています。  腐食、水分、弱酸などにも耐性があり、宇宙分野や原子力関連の機械部品など役立っています。  身近なところだと、ベリリウム銅合金としてハンマーやスパナなどの工具に用い...(続きを読む)
雑記

【ドラム】Droro&どろろの紹介

最近、アジカンのDroroを練習しています。  PVが曲のイメージとマッチしていて、聴いていても見ていても楽しめます。  “どろろ”について “どろろ”は手塚治虫が書いたダークファンタジー漫画です。 妖怪に身体のあらゆる部位を奪われた主人公...(続きを読む)
科学

命知らずの雷採取~フランクリンの凧~

ベンジャミン・フランクリン(1706~1790年)アメリカ建国の父と言われたベンジャミン・フランクリン(1706~1790年)。 貧しい家の生まれにも関わらず、印刷業での成功から図書館の建造、科学の研究や社会活動など活躍の場を惜しまなかった...(続きを読む)
雑記

Twitter Proでツイートを広告する方法【1,000円~】

Twitter Proアカウントで広告を出す方法をまとめています。Twitter Proに切り替える方法からプロモーションスタートまで、初心者でも分かりやすいようにまとめました。
経済

最初の資本と資本主義の未来~資本論⑮~

(前回記事↑)  前回の資本論では、資本主義社会に縛られる労働者についてまとめていきました。 単純労働者はいつまでも単純労働者のままであり続け、資本家から搾取され続けるとマルクスは述べていました。  現代においても、技術の必要ない仕事に依存...(続きを読む)
宗教

死・戦争・飢饉・疫病~四人の騎者~

アルブレヒト・デューラー(1471~1528年)は北方ルネサンス期で最も名の知られた芸術家のひとりです。 彼の作品としては、15枚一組になっている木版画が有名です。 聖書の黙示録で説かれている世界の終わりを描き、その中でも“死・戦争・飢饉・...(続きを読む)
科学

最も軽い金属元素~リチウム~

初期宇宙において、水素、ヘリウムに次いで誕生した元素です。  水の密度が997kg/m3、対してリチウムの密度は534kg/m3ほどしかなく、金属にも関わらず水にも浮かびます。   リチウムの用途・電池として身近なリチウムといえば、リチウム...(続きを読む)
科学

パーティグッズでも大活躍~ヘリウム~

ヘリウムは無色無臭の気体であり、宇宙において水素の次に軽い元素です。  あまりに軽いため、うっかり宇宙空間に飛び去ってしまった過去があります。  希ガスの一種で原子配列が安定していることもあり、化合物をつくることはありません。(非常につくり...(続きを読む)
哲学

【記事まとめ】ソシュールとウィトゲンシュタインの言語哲学

今回は、言語哲学と言えばこの人!と言わんばかりの知名度を誇る、ソシュールとウィトゲンシュタインについての記事をまとめました。  言葉によって世界が作られると考えた二人の思想がそれぞれ記事に散りばめられています。  以下に簡単な記事紹介を添え...(続きを読む)
哲学

言語ゲーム~ウィトゲンシュタインの言語哲学(後編)~

の続き…。  前回のまとめ・言葉(言語)は世界を写し取る写真である・言葉が無ければ世界を認識することはできない・言語には日常言語と科学的言語がある  前編ではウィトゲンシュタインが考える言語について書きました。  彼は、客観的事実を切り取る...(続きを読む)
哲学

語りえぬものについて、ひとは沈黙しなければならない~ウィトゲンシュタインの言語哲学(前編)~

ソシュールに続き、言語学や哲学において多大な影響を与えたウィトゲンシュタイン。  彼もまた哲学に魅了され、取り憑かれた人物の一人です。  現代哲学への扉を開いたとも言われる探求者の頭の中を覗いてみましょう。  ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタ...(続きを読む)
哲学

言語は世界を区切り認識させる~ソシュールの言語哲学(後編)~

の続き…。【前回のまとめ】・すべての言語は記号の体系である・シニフィアンは文字や音声、シニフィエはイメージや概念と定義づける・言語は世界に区切りをつけることができる  前編ではソシュールが考える言語について書きました。 後編では、彼の考え方...(続きを読む)
哲学

言語は記号である~ソシュールの言語哲学(前編)~

“言語学の祖”と呼ばれたフェルディナン・ド・ソシュール。  ソシュール以前の言語学は“歴史言語学”と呼ばれ、言語の統計や言語が持つ特異性、どのように広がっていたのかを中心としていました。  そんな中ソシュールは、自身の言語研究を通しながら言...(続きを読む)
教育

人は自分を忘れているときにこそ、自分のために働いているのだ。~エミールより~

前回記事この記事では、ジャン・ジャック・ルソーが著した“エミール”から、子育てや生活に役立つような言葉を抜粋して紹介していきます。    “子どもは子どもの教育が必要である”と考えたルソーの考えを、1記事に3つずつまとめていきます。    ...(続きを読む)
芸術

ヒエロニムス・ボスが描く人間の堕落〜快楽の園〜

一言で言ったら“奇抜”。 そんな奇天烈な絵を描いていたヒエロニムス・ボス。 想像上の生き物を人間と交えて描いた彼の作品は、後のシュルレアリストたちに大きな影響を与えることになります。 今回はそんな奇才ボスの絵画について見ていこうと思います。...(続きを読む)
経済

縛られた労働者~資本論⑭~

(前回記事↑)  前回の資本論では、資本の増大がもたらす影響についてまとめていきました。  競争に勝った資本家の力は大きくなり、小さな資本家を飲み込んでいく……。  労働者は自分達の労働によって剰余価値を増やすも、その剰余価値は労働者ではな...(続きを読む)
芸術

北のモナ・リザ~真珠の耳飾りの少女~

"真珠の耳飾りの少女”は、ヤン・フェルメールが描いた数少ない上半身画のひとつです。 モデルが誰か明らかになっていないことから、フェルメールのトローニー(特定されない人物の胸から上を描いた作品)ではないかと言われています。   暗い背景の前で...(続きを読む)
科学

【記事まとめ】エドワード・ジェンナーとワクチン

今回の更新は天然痘ワクチンの開発者にして、人類初のワクチンを生み出した人物エドワード・ジェンナーについて記事です。  以前書き出したものをリライトしてまとめました。  ジェンナーについての前編、後編とワクチンについて少し触れた記事についてで...(続きを読む)
雑学

皆が打つと弱者を守れる~ワクチンと集団免疫~

エドワード・ジェンナーの話に続き、ウィルスと免疫についての話になります。   彼が生み出したワクチンという概念が後世に与えた影響は、良い意味で計り知れません。  今回はそんな予防医学の中心で活躍する“ワクチン”の雑学について触れていきます。...(続きを読む)
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