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古代の巨大菌類~プロトタキシーテス~

キノコを食べて巨大化するのはマリオですが、巨大なキノコと言えば何を思い浮かべるでしょう。    世界最大の単一生物と言われているオニナラタケはその大きさなんと8.9㎢! 土の中で菌糸を張り巡らせて一部を地上に出しているため、見た目では大きい...(続きを読む)
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地上に進出した植物~クックソニア~

シルル紀を語る上で外してはいけない生き物(植物)がいます。 クックソニアです。 形が確認できる最古の陸上植物と言われており、シルル紀以降、生物の地上進出に大きな影響を与えました。 クックソニアの化石  植物の地上進出一つ前の時代(オルドビス...(続きを読む)
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大量絶滅を生き延びた魚類たち~アテレアスピス&へミキクラスピス~

地球史最初の大量絶滅今から4億4300万年前のオルドビス紀(シルル紀のひとつ前の時代)の海には、ピカイアから進化した魚類の祖先が既に存在していました。    コノドントやアランダスピスに代表されるオルドビス紀の魚類たちは、まだ顎がやヒレがな...(続きを読む)
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人間を超える巨大ウミサソリ〜プテリゴトゥスとアクチラムス〜

前回、オルドビス紀のメガログラプトゥスをはじめとし、ウミサソリの仲間が地球の海で繁栄していきます。  中でも彼らがその隆盛を極めたのは、地球史上でもかなり温暖な時期にあたる"シルル紀"です。 今回はそんなウミサソリの仲間から、プテリゴトゥス...(続きを読む)
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両手に刷毛(はけ)、尻尾にハサミ〜メガログラプトゥス〜

メガログラプトゥスメガログラプトゥスの復元イメージ  メガログラプトゥスは、オルドビス紀晩期に繁栄したとされる節足動物です。  現在発見されているメガログラプトゥスは、メガログラプトゥス・オハイオエンシスメガログラプトゥス・アルベオラトゥス...(続きを読む)
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【写真】最近見たシマヘビ🐍

本日はとても天気がいい日だったので近くの公園に散歩に行きました!  日陰で休んでいると一対のシマヘビが!🐍首を縮めて警戒している……? しばらく観察していると近づいてきました。 木か何かだと思われてますね……。 せっかくなので写真や動画を撮...(続きを読む)
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オルドビス紀の巨槍〜エンドセラス〜

エンドセラスエンドセラス類の復元イメージ  エンドセラスはオルドビス紀中期~シルル紀初期にかけて生息したとされる、チョッカクガイの一種です。 チョッカクガイは真っ直ぐな円錐形の殻を持つことが特徴です。  エンドセラスの全長はおよそ6mあり、...(続きを読む)
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海の掃除屋〜エーギロカシス〜

エーギロカシスエーギロカシス・ベンムーラのイメージ “エーギロカシス(学名:エーギロカシス・ベンムーラ)”はオルドビス紀を代表する生物のひとつです。  少なくとも4億8000万年前頃に生息していたとされ、全長は2.1m以上もあったことから、...(続きを読む)
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妄想を生む者〜ハルキゲニア〜

ハルキゲニアハルキゲニアのイメージ(ケンブリッジ大学のCG動画より) ハルキゲニアは約5億年前(カンブリア紀)に生息していた生物です。 全長は1cm~5cm程度とされており、7対の脚と7対の棘という極めて奇妙な見た目をしています。 名前の由...(続きを読む)
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マントルから5億4千年前の生命の痕跡を発見

古生物たちとマントル見た目も生態も個性的で魅力のある生き物たち……。  最近は生物関係の記事にて古生物を中心に書いています。  ラディオドンタ類(ブログ:生命多様化のはじまり)  彼らの痕跡の多くは産出される化石に、そのヒントが多く隠されて...(続きを読む)
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カンブリア紀のアイドル〜オパビニア〜

オパビニアオパビニア・レガリスのイメージ 今回の紹介するのはカンブリア紀のアイドルこと"オパビニア・レガリス"です。 全長は4〜7cm、ダクトのように伸びた吻(口に付随する体の一部)とおよそ360度の視野を持つ5つの目がチャーミング! 初め...(続きを読む)
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カンブリア紀のスーパースター~アノマロカリス~

みんな大好きアノマロカリス!  本日はカンブリア紀のスーパースターであり、数千万年に渡り生態系の頂点に君臨したとされる“アノマロカリス・カナデンシス”を紹介します。       アノマロカリス・"カナデンシス"  アノマロカリスは、カナダの...(続きを読む)
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歯の生えた謎~オドントグリフス~

オドントグリフスオドントグリフスはカンブリア紀に生息していた動物の一つです。 この生物の化石は、アメリカ人古生物学者チャールズ・ウォルコット教授が1910〜1917年までに発見したバージェス頁岩の中から見つかりました。 チャールズ・ドゥーリ...(続きを読む)
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エビなのかい!魚なのかい!~ネクトカリス~

さて、本日紹介するカンブリア紀のスーパースターでるアノマロカリス!  …ではなく“ネクトカリス”を紹介していきます。 化石の発掘につれて多くの新事実が発覚してきた古代生物。  アノマロカリスやハルキゲニアなど化石の発見などによる研究の進歩に...(続きを読む)
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生命多様化のはじまり〜古生代(後編:デボン紀、石炭紀、ペルム紀)〜

の続き…。 前回のカンブリア紀からシルル紀に続き、それ以降の古生代の話になります。  この頃から陸上の生態系が出来上がっていきます。  まずは魚の時代と言われるデボン紀についての話しです。    デボン紀シルル紀でアゴを獲得した魚たち(顎口...(続きを読む)
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生物多様化のはじまり〜古生代(前編:カンブリア紀、オルドビス紀、シルル紀)〜

古生代は生物が多様性を獲得し繁栄していた、およそ5億4300万年前から2億4800万年前の時代のことです。  カンブリア紀→オルドビス紀→シルル紀→デボン紀→石炭紀→ペルム紀と別れています。  これから、ペルム紀末期の生物の大量絶滅に至るま...(続きを読む)
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毒ヘビは2種だけ!〜日本本土に生息するヘビと毒ヘビ〜

現在、日本本土(北海道、本州、四国、九州)には8種類のヘビが生息しているとされています。 ①ヒバカリ②マムシ(有毒)③タカチホヘビ④シロマダラ⑤ジムグリ⑥ヤマカガシ(有毒)⑦シマヘビ⑧アオダイショウ 今回はそんなヘビたちについての記事です。...(続きを読む)
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山火事を味方につけた大樹〜セコイア デンドロン〜

今回紹介するのは地球上で最大の巨木である“ジャイアントセコイア(セコイアデンドロン)”です。 きこりん世界の森より まるでジュラ紀にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えるほどの超巨木。 そんな巨木の興味深い特徴を紹介していきます!  セコ...(続きを読む)
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山吹色を抱く人懐っこい小鳥〜ヤマガラ〜

今回は古くから人間のペットとして飼われてきた鳥の一種“ヤマガラ”の紹介です。 Wikipediaよりイメージ画像を引用ヤマガラの特徴ヤマガラは小笠原諸島を除く、日本全域に分布する留鳥です。  大きさは雀程度で、首裏と胸からお腹にかけてオレン...(続きを読む)
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子育てを手伝う森の妖精〜エナガ~【写真】

エナガの特徴エナガは全長14㎝ほどの日本で2番目に小さい鳥です。(1番はキクイダタキ)  身体の半分弱が尾になっていて。  その長い尾がひしゃくの柄に見えることから、江戸時代では“柄長柄杓(えながひしゃく)”や“柄長鳥(えながどり)”と呼ば...(続きを読む)
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人以外に文法を持つ動物〜シジュウカラ~

本日は近くの公園に散歩に出かけました。  寒くなってきましたが、まだ緑が青く生い茂っています。 今回はそんな散歩中に撮ったシジュウカラの写真を紹介しながら、彼らの特徴についてお伝えしていきます。   文法を操るシジュウカラシジュウカラは現在...(続きを読む)
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