歴史

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志を得ざれば再び此地を踏まず~野口英世⑤~

の続き…。 血脇守之助先生との出会い渡辺ドクトルの元で勉強と研究を続ける清作ですが、その勤勉さと賢さからドクトル不在時の病院会計の仕事までをも任されるようになりました。 そんなとき、出張診療に来ていた血脇守之助先生に出会います。血脇守之助血...(続きを読む)
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少年、野口清作後編~野口英世④~

の続き…。 小林栄先生との出会い清作が生長(現在の生徒会長)になる頃、恩師となる人との出会いがあります。  元会津藩士であり、猪苗代高等小学校教員の小林栄先生です。小林栄小学校を卒業するためにはいくつかの試験があり、口頭試問の試験官として審...(続きを読む)
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少年、野口清作前編~野口英世③~

の続き…。  清作の悲劇母シカと父佐代助の間に産まれた二人の子どもイヌと清作。  シカは幼いときの自分と同じ思いをさせまいと、より一層働くようになっていました。  姉のイヌが祖母ミサと共に清作の子守までできるようになったある日のこと…。  ...(続きを読む)
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母は強し 後編~野口英世②~

の続き…。   母シカと野口英世のツーショットシカ、一人になるシカが10歳の頃、祖母が病気で倒れます。  女将さんも薬代としてお金を前借させて貰えるように計らいますが、甲斐なく祖母が他界。  遂にシカは一人ぼっちになってしまうのです。  そ...(続きを読む)
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母は強し 前編~野口英世①~

千円札と言えばかつては夏目漱石ですが、今では野口英世となっているのは皆さんご存じの通り。  黄熱病の研究に没頭し、自身も黄熱病で死ぬという悲劇の人生を歩んだ人物でもあります。  今回からはそんな野口英世についての人生に興味を持ったので、彼に...(続きを読む)
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織物商がレンズを磨いて科学者に!~レーウェンフック~

オランダの商人(科学者)レーウェンフックは、歴史上初めて顕微鏡を使って生物を観察した人物です。  顕微鏡を使い、それまでほとんど謎だったミクロの世界の扉を開きました。  今回はそんな一人の人物についてフォーカスしていきます。アントニ・ファン...(続きを読む)
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狂王と呼ばれた男 後編~ルートヴィヒ2世~

の続き…。 ドイツ統一引きこもりと言えど国王。 周りのドイツ、フランス情勢が彼を現実に引き戻します。 この頃、普墺戦争に負けたバイエルン王国は敗戦国として賠償金を請求されていました。 更にプロイセン王国主導とする北ドイツ連邦が、バイエルン王...(続きを読む)
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狂王と呼ばれた男 前編~ルートヴィヒ2世~

今では有名な観光地となっているノイシュヴァンシュタイン城やリンダーホーフ城を建てたルートヴィヒ2世。  今回はバイエルン王国君主という肩書を持ちながら、夢の国を追い求めた王様ルートヴィヒについて書いていきます。バイエルン王ルートヴィヒ2世 ...(続きを読む)
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アリストテレスにデカルトにニュートンに…みな光に取り憑かれた~光学の発展~

今回は光のスペクトルの発見についてです。  古くから研究されてきた光。  虹の観察から始まり、現代では量子力学にまで研究の幅を広げています。   今回は光が学問として発展するきっかけとなった光のスペクトルの発見までをまとめていこうと思います...(続きを読む)
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「それでも動いている」 ~ガリレオ・ガリレイ~

の続き…。 前回のコペルニクスに続き、地動説の立役者であるガリレオ・ガリレイ (ユリウス暦1564年~グレゴリオ暦1642年) についてのまとめになります。 ガリレオ・ガリレイガリレオそれでも動いている…。ガリレオは複合顕微鏡の開発や木星の...(続きを読む)
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地動説を公表しなかった男~ニコラウス・コペルニクス~

ポーランド出身の天文学者でありカトリック司祭であるコペルニクス(1473~1543年)は、当時主流だった地球中心説ではなく太陽中心説を唱えた人でもありました。 1491年、天文学や数学が盛んであったこの時期、コペルニクスはクラクフ大学に入学...(続きを読む)
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古代、中世、近世の大麻~大麻の歴史~

さて、今回からナショジオムックを参考にした大麻についての記事を追加していこうと思います。 始めは大麻の歴史からです。  古代の大麻大麻にはおよそ6000年以上も前から、人間とともに生きてきた歴史があります。  紀元前4000年頃、中国で見つ...(続きを読む)
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【記事まとめ】鉄血宰相ビスマルク 

全8回でまとめたドイツ帝国宰相ビスマルク。    この記事では、彼について書いた記事をまとめていきます。  外交の天才が如何にドイツをまとめ上げていったのか、なぜフランスと仲が悪くなったのか…。  それぞれポイントをピックアップして書いたつ...(続きを読む)
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遂に統一!ドイツ帝国の誕生~ビスマルク⑧(終)~

開戦以来、プロイセン軍(ドイツ同盟軍)優勢で進む普仏戦争。 中でもこの戦争の勝敗を決定づけたのは、フランス領内のセダン(スダン)で起こったセダンの戦いです。歴史まっぷより引用 セダンの戦いナポレオン三世仲間の軍を助けに行くぞ!ナポレオン三世...(続きを読む)
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普仏戦争開戦~ビスマルク⑦~

の続き…。 1870年7月、フランス帝国涙の宣戦布告の末、遂にフランスVSプロイセン(ドイツ連邦)による普仏戦争が勃発します。 普墺戦争から4年後の出来事でした。普仏戦争やはり準備ができている男、モルトケプロイセン陸軍参謀モルトケ準備はでき...(続きを読む)
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鉄血外交ここに極まれり~ビスマルク⑥~

の続き…。 普墺戦争にて大勝利を収めたプロイセン王国。 ドイツ連邦を解体し、オーストリアを除外した北ドイツ連邦が誕生します。 この功績によって、これまで政敵だった自由主義派の議員や民衆たちもビスマルク側になびいてきます。 ドイツ統一に向け大...(続きを読む)
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ケーニッヒグレーツの戦い!~ビスマルク⑤~

の続き…。 ドイツ連邦から議長国のオーストリアを除外することを明言したプロイセン。 1866年5月12日、遂にオーストリアがプロイセンに対し宣戦布告。 これに呼応する形でプロイセンがオーストリアに宣戦布告。 普墺戦争が勃発します。 とはいえ...(続きを読む)
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鉄血政策!~ビスマルク④~

の続き…。 鉄血政策~憲法の不備~プロイセン国王ヴィルヘルム一世ヴィルヘルム一世軍備を拡張せよ!保守派で政治的にも有能なビスマルク。 ヴィルヘルム国王の意向を受け、本格的に軍備拡張路線へ舵を切っていきます。 軍拡に反対する自由主義派を相手に...(続きを読む)
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鉄血宰相の誕生~ビスマルク③~

の続き…。 ドイツ連邦議会にプロイセン大使として出向いたビスマルク。 当時の議会はオーストリアが支配していたと言っても過言ではなく、議長のオーストリア大使が座るまでは他の国の大使は座ることができず、オーストリア大使のみが議会中に煙草を吸うこ...(続きを読む)
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喧嘩屋オットー、政界に進出する~ビスマルク②~

の続き…。 ビスマルクの政界進出ルートヴィヒ・ゲルラッハゲラッハ ヤツは見込みがある。 ビスマルクを政界に進出させたのは、当時のプロイセン王国の政治家であり将軍であったゲルラッハでした。 タデン集会において、血気盛んなビスマルクを気に入り、...(続きを読む)
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鉄血宰相と呼ばれた男~ビスマルク①~

かつてのドイツ帝国宰相ことオットー・フォン・ビスマルク。   ドイツ帝国以前のプロイセン王国のリーダー(首相)として豪腕を奮い、「鉄血宰相」の異名を持つ人物です。 プロイセン王国首相→北ドイツ連邦首相→ドイツ帝国首相と凄まじい経歴を持ってい...(続きを読む)
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「オーストリア皇太子夫妻が殺された」だけではもったいない~サラエボ事件(後半)~

の続き…。 皇太子夫妻としてサラエボの視察の許可が下りたフェルディナントとゾフィ。 日にちは結婚14周年である1914年6月28日。 この6月28日という日が悪夢を引き起こしてしまいます。 まずは今回の話で重要な立ち位置にいる、とあるテロ組...(続きを読む)
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「オーストリア皇太子夫妻が殺された」だけではもったいない~サラエボ事件(前半)~

今回は、どういうわけか生徒たちからの反応が良かった「サラエボ事件」をまとめていこうと思います。 サラエボ事件といえば、第一次世界大戦のきっかけとなった“オーストリア皇太子夫妻がセルビアの青年によって殺害された事件”ですね。 自分も中学生当時...(続きを読む)
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磁気から電気を作った男~ファラデーの電磁誘導~

ロンドンの貧しい鍛冶屋の息子として生まれたファラデーは、幼い頃から新聞配達や製本の手伝いをして働き始めます。 その仕事ぶりは見事なもので、雇い主から一目置かれるほどでした。 ファラデーは特例として製本した本を読むことが許され、これをきっかけ...(続きを読む)
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従わなければ皆殺し~チンギス・ハン~

モンゴル帝国帝国の初代皇帝チンギス・ハンこと鉄木真(テムジン)。 当時はバラバラだったモンゴル部族の族長の一人として生まれたテムジン。 父のエスゲイが毒殺されると、13歳で部族長となります。 彼のカリスマ性はピカイチで、バラバラだった各部族...(続きを読む)
哲学

哲学の黎明期~古代中世哲学~

西洋哲学における中世は、紀元前5世紀~ルネサンスが始まる前の15世紀頃と言われています。 ルネサンス前のヨーロッパは、キリスト教カトリック的支配の影響によって、多くの文化が停滞したと言われています(暗黒時代)。 学問分野では目立った進展はあ...(続きを読む)
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