歴史

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波乱の幼少期を送った天才~アイザック・ニュートン①~

今回からまとめていくのは、万有引力の発見や完成の法則、作用反作用の法則を導き出した天才アイザック・ニュートンです。  彼の生まれから歴史的な発見までをなぞりながら、人柄や功績について書いていきます。  アイザック・ニュートン(1643~17...(続きを読む)
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微生物はどこからやってくる?~自然発生説の否定~

フランスの細菌学者パスツールは、ワインに含まれる酒石酸と科学的に作られる酒石酸が光化学異性体であることを発見しました。  さらに発酵と腐敗が微生物によるものであることを明らかにした人物でもあります。  今回はそんなパスツールが与えた影響につ...(続きを読む)
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情報に革命をもたらした技術~活版印刷~

14世紀頃までのヨーロッパでは、動物の皮などを加工した“羊皮紙”に文字を書いて知識を残す手法が主流でした。   12世紀から既に大学教育が始まっていたことで知的関心に興味を持つ人々が増えていたこともあり、書物への需要は高まっていました。  ...(続きを読む)
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【記事まとめ】アレクサンドロス大王VSダレイオス3世 ~イッソスの戦い&ガウガメラの戦い~

最近の歴史カテゴリではエジプトのファラオについてまとめています。  史上初の軍事記録を残したファラオ切っての豪傑ラムセス2世も好きですが、途中で弩級怪物が現れたのでその人物にフォーカスして紹介します。   アレクサンドロス大王とエジプト~イ...(続きを読む)
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アレクサンドロス大王VSダレイオス3世~ガウガメラの戦い③~

の続き…。 エピソード10「決定打」アレクサンドロス率いるヘタイロイ部隊の猛攻は、この戦いの決定打となりました。    ダレイオス3世めがけて突撃した部隊は、敵の隊列の隙間を縫うように進撃。  この攻撃によってダレイオスの近衛兵を撃破し、敵...(続きを読む)
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アレクサンドロス大王VSダレイオス3世~ガウガメラの戦い②~

の続き…。  エピソード6「ペルシャ軍の戦略」遂にマケドニア軍VSペルシャ軍の戦いが始まります。  心身では有利に立っていたマケドニア軍でしたが、数でも地形でもペルシャ軍が圧倒的に有利でした。   【ペルシャ軍の戦略】ペルシャ軍は平地と大軍...(続きを読む)
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アレクサンドロス大王VSダレイオス3世~ガウガメラの戦い①~

の続き…。 序:アレクサンドロスとダレイオス3世イッソスの戦いで大金星を挙げたアレクサンドロス。  その後の戦いも勝利を重ね、エジプト一帯を支配下に置きます。  エジプトにて十分な休息と軍備を整えた後、彼はペルシャの中心であるバビロンの征服...(続きを読む)
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アレクサンドロス大王とエジプト~イッソスの戦い②~

の続き…。    エピソード5「イッソスの戦い」退路を断たれた4万のマケドニア軍は、背後のダレイオス3世率いる10万のペルシャ軍と戦う覚悟を決めます。 軍を反転させたマケドニア軍は、ペルシャ軍とピナロス川を挟んで向かい合いました。    紀...(続きを読む)
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アレクサンドロス大王とエジプト~イッソスの戦い①~

以前の記事にて、マケドニアの王としてアレクサンドロス大王を紹介させてもらいました。 この記事からはファラオ繋がりとして、エジプト王に君臨したアレクサンドロス大王へ話が広がっていくことになります。 今回は、彼がエジプト支配のきっかけになる戦い...(続きを読む)
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歴史上初の軍事記録~ラムセス2世&カデシュの戦い~

ラムセス2世を取り巻く環境ラムセス2世 BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)より新王国時代である第19エジプト王朝は、ラムセス2世の頃に最盛期を迎えました。 トトメス3世らが作り上げた第18王朝と比べると領土は半分程度となっていましたが...(続きを読む)
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若くして亡くなった少年王~ツタンカーメン~

ツタンカーメンの父アクエンアテン(アメンホテプ4世)は、エジプト史上初の宗教改革を行いました。↓ 父がアテン神を篤く信仰していたこともあり、彼は“トゥトアンクアテン(アテン神の似姿、生まれ変わり)”という名を授かりました。 アクエンアテンの...(続きを読む)
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ファラオ界の異端~アメンホテプ4世~

第18王朝ファラオであるアメンホテプ4世。アメンホテプ4世(アクエンアテン)  アクエンアテンを名乗りエジプトに君臨した王です。(以降アメンホテプ4世をアクエンアテンと記す。)  アクエンアテンとは“太陽神アテンに有益な者”を意味し、その名...(続きを読む)
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ファラオたちの憧れ~トトメス3世~

トトメス3世は、父トトメス2世の死後わずか6歳にしてファラオに即位しました。  しかし人々を統べるにはまだ幼すぎた彼は、継母ハトシェプストと共にエジプトを統治することになります。  ハトシェプストは領地や資源獲得のための遠征などは控え、貿易...(続きを読む)
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女性初のファラオ~ハトシェプスト~

前回紹介したイムホテプ(↓記事参照)同様、ハトシェプストはエジプト史に残る類まれな生涯を歩みました。ハトシェプストとは“最も高貴な女性”を意味する名です。 彼女は幼きトトメス3世に変わり、ファラオとしてエジプトを統治した人物です。  ハトシ...(続きを読む)
歴史

ピラミッドの設計者であり神になった男~イムホテプ~

イムホテプはエジプト第3王朝の2代目ファラオであるジェセルに仕えた宰相です  知恵の神トトを信仰し神官を務め、ファラオからは絶大な信頼を置かれていました。   イムホテプの功績元は庶民の出であったが、医学、天文学、建築学など学識に優れ、異例...(続きを読む)
歴史

エジプト統一の証~ナルメル王のパレット~

さてここからは古代エジプト史に触れていきます。 ナルメル王から始まり、主要なファラオや出来事を紹介していきます。 まずはエジプトの統一王ことナルメルについてです。 エジプト文明の始まりを語る上で欠かせない遺物が、この“ナルメル王のパレット”...(続きを読む)
哲学

資本論の完成~カール・マルクス後編~

の続き…。  若かりしマルクス前回の記事では、マルクスの若い頃についてまとめました。 若いうちから他国の革命や政府による社会行動の抑制を経験したからか、素行は良くなかったようです。しかし彼が俯瞰した視点から国を見ることができたのも、この経験...(続きを読む)
哲学

プロイセンの問題児~カール・マルクス前編~

今回のテーマは社会主義、共産主義の思想を世に広めたドイツ(プロイセン)出身の思想家カール・マルクスについてです。  やがて国家をも動かすほどの影響力を持った彼の思想について触れていきたいと思います。  この記事ではマルクスという人物について...(続きを読む)
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実は読める~ヒエログリフ~

皆さんご存じ古代エジプトの壁画に記されているあの絵文字。 いわゆるヒエログリフという古代文字ですね。 神聖な碑に刻まれる文字であったことから、神聖文字や聖刻文字とも言われています。 以前記事にした“ロゼッタストーン”↓にも記されていたことで...(続きを読む)
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覇権国VS新興国~トゥキディデスの罠~

古代ギリシャの歴史家トゥキディデスは、ギリシャ全土を巻き込んだスパルタVSアテナイの戦いを描いた“戦史”を著しました。  先に紹介した大戦争(ペロポネソス戦争)ではアテナイ軍の将軍として戦場に立っていました。  アテナイの繁栄や戦争敗北の末...(続きを読む)
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【記事まとめ】野口英世の一生

今回の更新は日本の細菌学者野口英世です。 千円札の顔であり、名前を知らない人はいないと言っていいほど有名な人物ですね。  彼の母であるシカの話と、野口英世が誕生してからこの世を去るまでをまとめています。 良いところも悪いところもあり、人間味...(続きを読む)
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最後の研究~野口英世 最終話~

の続き…。  黄熱病への切り札1918年、野口は病原体を見つけるためにエクアドルのグアヤキルに派遣されます。  黄熱病は当時ロックフェラー財団が本腰を入れて取り組んでいたテーマでした。  黄熱病の病原体が発見されていないこともあり、媒介とな...(続きを読む)
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母の手紙~野口英世⑧~

の続き…。  医学会を駆け抜ける野口の功績1904年、ロックフェラー所長に就任したフレクスナー所長の推薦もあり、一等助手として迎えられた野口。  研究者としての熱も冷めることなく、文字通り寝る間も惜しんで研究に没頭し数々の論文をかき上げます...(続きを読む)
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フレクスナー博士との出会い~野口英世⑦~

の続き…。  アメリカへの足掛かり?を掴む名を“野口英世”に改めた清作。(以降野口に統一)  北里研究所に帰るとアメリカの視察団が研究所の視察をするための通訳兼案内役を頼まれます。 そこで彼はクモの糸のような渡米へのきっかけを掴みます。  ...(続きを読む)
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野口清作、“英世”の名を授かる~野口英世⑥~

の続き…。 医学研究の道を目指す20歳で医師免許を取得した清作。  地元に戻って医師として開業する手もありましたが、開業資金が無いことと左手を患者に見られたくない思いがあり臨床医を断念。 代わりに基礎医学研究者を目指します。   順天堂医院...(続きを読む)
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志を得ざれば再び此地を踏まず~野口英世⑤~

の続き…。 血脇守之助先生との出会い渡辺ドクトルの元で勉強と研究を続ける清作ですが、その勤勉さと賢さからドクトル不在時の病院会計の仕事までをも任されるようになりました。 そんなとき、出張診療に来ていた血脇守之助先生に出会います。血脇守之助血...(続きを読む)
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