哲学

【帝王学③】立ち振る舞いや座り方

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【前回記事】

 

この記事では、元谷拓氏が著した“誰も知らない帝王学”を参考に、知っておくと人生で役立つ考え方をまとめていきます。

 

帝王学とは、伝統ある家系や家柄など特別が立場にある人が、その立場に相応しい能力を養うものの総称です。

 

正確には帝王学という学問があるわけではありませんが、貞観政要や孫氏の兵法などの古典はもちろん、偉人の伝記や作法書など諸々を含めて帝王学とされています。

 

本書からも、世界の様々な歴史から得られた人格者として生きるヒントが諸所に見受けられます。

 

記事を通し、そんな特別な人格教育の一端を知っていただけたらと思います。

 

今回のテーマは“立ち振る舞いや座り方”です。

 

 

 

立ち振る舞いや座り方

誰も知らない帝王学より 抜粋】

背中を丸めてだらしない態度でスマホをいじっている人を見て、どんな印象を受けるでしょうか。

 

一方、気合いに満ち、背中を凛とした伸ばし姿勢で相手と向き合う人なら、後者に好印象を抱くはずです。

 

剣道、柔道、合気道といった武道や、華道、茶道、書道も全ての道は禅の世界に通じ、その所作を大事にしています。

 

ビジネスでも、恋愛でも、誰に見られても恥ずかしくないような所作や態度を心得て、習慣付けしておきましょう。

 

 

見た目と第一印象

人は見た目ではないと言われますが、第一印象は見た目で判断されることがほとんどです。

 

本書でも、「態度や所作には人の心が現れる」と述べており、誰が見ても恥ずかしくない態度を習慣付けておくことが大切としています。

 

高いレベルの知識を得たいと考えているときは、そういったコミュニティに相応しい態度を、稼ぎたいと考えているときは、そういった人たちの所作や振る舞いを真似てみる……。

 

だらしない態度で許されるコミュニティは、その程度の付き合いです。

 

もちろん例外はあるかもしれませんが、少なくとも立ち振る舞いや座り方など正している人の方がレベルの高い付き合いが巡ってくるでしょう。

 

良くない振る舞いが習慣化されている場合は、意識しないと気づかないものです。

 

他人は黙って見ていて指摘もせずに去っていきます。

 

もし家族や友人に指摘されることがあったら、真摯に受け止めるとより良い習慣が身につくきっかけにできるでしょう。

 

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