この記事では著書、“話し方で損する人得する人”から、損する人に焦点を当ててまとめていきます。
これをしなければいい、という最低限の戒めを知ることで、自分や周りへのストレスを緩和し、生きやすくなるきっかけになればと思います。
今回のテーマは“人の悪口ばかり言う”です。
人の悪口ばかり言う

いつも他人の悪口ばかり言って、一緒にいると自分まで悪口を言っているような気になってしまう……。
そんな人に心当たりはないでしょうか。
「○○さんって、本当に使えない。」
「○○って、何かウザくない?」
ここで言う悪口とは、改善可能なことを指摘するための健全な批判ではなく、相手を貶めたくて放つ言葉のことです。
芸人やテレビのコメンテーターなど、周りも承知した上での“毒舌”は、エンターテインメントとして成り立っています。
素人がそれを真似したところで、聞かされる方は不愉快でしかありません。
本書では、毒舌はジャンクフードのようなものと言っています。
(以下引用)
ジャンクフードはたまに食べると美味しいですが、そのかわり、食べた翌日に吹き出物が出たり、毎日食べ続けると確実に体を壊します。
悪口も、たまにやったらその刺激は楽しいでしょう。
人が言えないことを言ってやったという爽快感もありますが、悪口ばかり言っていると、聞き手はもちろん、自分自身にも毒が回っていきます。
これはそんな損な話し方に他なりません。
その場ではスッキリするかもしれませんが、効果もその場限り。
「この人は他の場面でも悪口を言っているのだろうか?私のことも悪く言われているのかも……」などと信用を失ってしまう。
毒舌を含め、悪口を言うことで得することなど、実はひとつもないのです。
と結論付けています。
悪口を言ってもいい場面
本書では、悪口を言うことで得することは一つもないと言っていましたが、自分的には例外もあると思っています。
余程気心の知れた友人やパートナーとの会話のときなどは、例外的にそういう話もありなんじゃないかなと思います。
普段悪口を言わない人が、特定の人に悪口を共有するのは信頼の証としても成り立ちます。
ただし基本的には自分から言うのではなく、相手がその話題を振った時のみという制限の下ではありますが……。
いずれにしろ場所や相手を構わず悪口を言うというのはやめた方がいいというのは、その通りだと思います。
まとめ
・素人の毒舌は印象極悪
・使いこなせるのは話を職業にする一部の人
・もし悪口を言うとしたら、気心の知れたコミュニケーションが取れる人
【次回記事】
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