はじめに
現在私たちの身の周りの自然には沢山の木々があります。
中には体積が約1,500㎥もある世界最大の生体セコイアデンドロンなど、ユニークな植物も存在します。
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そんな植物は一体どんな時代から生まれてきたのでしょう。
今回紹介するのはデボン紀に生息したとされる巨大樹木アーケオプテリスです。
確認されている中で世界最古の樹木として知られている植物について触れていきます。
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アーケオプテリス
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アーケオプテリスはデボン紀後期に生息したシダ植物です。
現代で言うシダ植物といえば、以下の画像のように背が低く地を這うようなものが多く見られます。
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中にはディクソニアなどの木生シダ植物も存在し、まるで樹木のように茎が太くなるものあります。↓
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アーケオプテリスはこの木生シダ植物の仲間とされています。
クックソニアのように、体内に管を通して水分や栄養分を確保することで陸上に進出するように進化していきました。
高さは8m、幹の太さは1.5mを超えたと考えられており、このシダ植物が地上で繁栄したことで、地球上ではじめて森林が形成されることになりました。
森林による生物の生息地拡大
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デボン紀後紀から石炭紀の森林の形成によって生物はより多様化していきました。
まず陸上には朽ちた植物を分解する虫が登場します。
正確には落ち葉を分解するというより、腐敗した落ち葉しか食べることができなかったとされ、現在のような生きた植物の葉を好んで食べるものはいなかったと考えられています。
これによって植物は大きく繁栄し、それに伴って陸上の虫の生息域も大幅に拡大。
この虫を捕食する生物がさらに陸に適応するように進化したことで、地上は生物のパラダイスと化していくのです。(石炭紀↓)
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