2022-01

芸術

天地創造からノアの箱舟までの天井画~システィナ礼拝堂~

バチカン宮殿にあるシスティナ礼拝堂は、ミケランジェロが手掛けた天井画が礼拝堂が有名です。 システィナ礼拝堂 Wikipediaより 室内の壁には、サンドロ・ボッティチェリやピエトロ・ペルジーノ、ルカ・シニョレッリなど巨匠たちのフレスコ画が飾...(続きを読む)
経済

どれだけ工業が発展しようと、食料が無くなれば死ぬしかない~マルサスの罠~

マルサス今回紹介するのは古典派経済学者の一人、トマス・ロバート・マルサスです。 現代にも語られる“人口論”を発表した人物です。 産業革命期、非難を浴びながらも国の無秩序な繁栄に異を唱えた一人の男をフォーカスしていきます。  トマス・ロバート...(続きを読む)
宗教

意外と知っているかもしれないルーベンスの絵~十字架昇架&十字架降下~

ルーベンスピーテル・パウル・ルーベンス(1577~1640年)  ルーベンスは宗教的な迫害から逃れてきた父の滞在先である、現ドイツのジーゲンという町に生まれました。  10歳で父親をなくしたルーベンスは、13歳で貴族へ奉公に出はじめます。 ...(続きを読む)
科学

物質の大もとになっている要素~元素とニホニウム~

元素  元素と言えば、“宇宙に存在するあらゆる物質の大元になっている要素”ですね。  古代や中世においては、万物は土・空気・火・水の4大元素からできていると信じられていました。  時が経ち、実験や観測を重視する近代科学が発達すると、ロバート...(続きを読む)
歴史

ニュートン&関連する人物まとめ

この記事はニュートンがプリンシピアを完成させるまでの人生と、彼に関係のある人物の記事についてまとめています。 良い出会いも悪い出会いもありますが、特にロバート・フックとの因縁は深かったようです。(詳しくはロバート・フックの記事最後らへんにて...(続きを読む)
歴史

データを使ったビジネスモデルの走り~ハレーの生命表~

ギルドと生命保険生命保険は、古代ローマの相互扶助組織や中世ヨーロッパの職人組合“ギルド”をルーツとしています。  17世紀イギリスでは、仲間内で掛け金を積み立て、誰かが亡くなると遺族に香典を送り合うというシステムが成立していました。  正に...(続きを読む)
文学

あれほど言っておいたのに。~エミールより~

前回記事この記事では、ジャン・ジャック・ルソーが著した“エミール”から、子育てや生活に役立つような言葉を抜粋して紹介していきます。   “子どもは子どもの教育が必要である”と考えたルソーの考えを、1記事に3つずつまとめていきます。     ...(続きを読む)
哲学

制度とは無関係に自由である~自由主義~

自由主義と政治制度政治哲学において個人主義や平等、自由を重んじる立場を“自由主義”と言われます。  自由主義と政治制度は密接に関係していて、個人には利益たる願望や欲求があり、政治制度はこの個人の利益を保証する場合のみ正当とされているとされて...(続きを読む)
歴史

世界の取り扱い説明書 プリンシピア~アイザック・ニュートン③~

の続き…。  ルーカス教授職に就いたニュートン。  世紀の発見に繋がる研究成果の執筆をはじめた彼ですが、ある時からぱったりと研究を止め、神学や錬金術の研究に没頭します。  そんな自然科学の世界から身を引いたかに思えた彼の前にある人物が現れま...(続きを読む)
歴史

預言者でもあり錬金術師~アイザック・ニュートン②~

の続き…。  前回まではアイザック・ニュートンの幼少期から大学時代までをまとめていきました。  今回も引き続き、彼の人生や功績についてまとめていきます。  なお、前回までは混乱を避けるために、彼をアイザックと区別して呼んでいましたが、この記...(続きを読む)
歴史

波乱の幼少期を送った天才~アイザック・ニュートン①~

今回からまとめていくのは、万有引力の発見や完成の法則、作用反作用の法則を導き出した天才アイザック・ニュートンです。  彼の生まれから歴史的な発見までをなぞりながら、人柄や功績について書いていきます。  アイザック・ニュートン(1643~17...(続きを読む)
哲学

王であっても権利の侵害は許さない~ジョン・ロック~

ジョン・ロック(哲学)ジョン・ロックタブラ・ラサ…!イギリスの経験論者であり、現代に影響を与えた政治哲学者のジョン・ロックは、自身の著書"人間知性論”において、こう主張しました。  「人間が生まれたとき、心はタブラ・ラサ(白紙)である。」 ...(続きを読む)
哲学

知識とは信念である~認識論~

知識とは  知識とはなにか…?  知識を扱う認識論では、知識の定義をひとつの目的にしています。  プラトンの時代まで遡ることができる認識論ですが、伝統的な哲学者の定義は以下のようなものがあります。 “知識とは正当化された真なる信念である” ...(続きを読む)
歴史

微生物はどこからやってくる?~自然発生説の否定~

フランスの細菌学者パスツールは、ワインに含まれる酒石酸と科学的に作られる酒石酸が光化学異性体であることを発見しました。  さらに発酵と腐敗が微生物によるものであることを明らかにした人物でもあります。  今回はそんなパスツールが与えた影響につ...(続きを読む)
哲学

労働のピンハネ率の計算~資本論⑨~

(↑前回記事)前回の記事では機械と労働者の関係についてまとめていきました。  機械は労働者の苦労を減らすのではなく、労働の内容を奪っている…。  しかし悪いの機械ではなく、労働者が搾取される社会構造であるとマルクスは言っています。  今回の...(続きを読む)
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