生物

1億年続いたアノマロカリスの系譜~シンダーハンネス~

カンブリア紀以外のアノマロカリスカンブリア紀に地球の海を支配していたアノマロカリス。 ペイトイアやフルディア、カンブロラスターなど、かつてアノマロカリス類の仲間(ラディオドンタ類)はカンブリア紀で途絶えたと考えられていました。 ラディオドン...(続きを読む)
雑学

昨日ロックの日じゃん!乗り遅れ😭(じゃぁ今日は何の日🙄)

6/9に合わせてHi-STANDARDのDear My Friendを叩いたつもりですが、少し遅れてしまいました😭 完全に曜日感覚がズレてしまっていましたね。  UVERworldかHi-STANDARDかで迷いましたが、まだ叩いたことのな...(続きを読む)
哲学

カントが考える善の実践~定言命法と仮言命法~

実践理性批判前回記事(純粋理性批判)にて、人は"感性で物や事象を捉え、悟性(理解力)で理解する”というというカントの考えを紹介しました。 認識の枠によって物事を認識するのは頭脳の役割となります。 では、"人の行動や行為”についてはどのような...(続きを読む)
科学

電気で見つけた白銀の元素…~カルシウム~

カルシウム  カルシウムは生物の骨や歯を構成する必須元素です。  アルカリ土類金属に含まれる元素のため、本来の姿は金属のような姿をしています。  しかし、非常に反応しやすい性質から単体として自然に存在することができないため、他の元素との化合...(続きを読む)
科学

植物の肥料から筋力維持まで…水とも喧嘩する~カリウム~

カリウムカリウムはナトリウムなどと同様に、身体の中の代表的なミネラルのひとつです。  発見者はイギリスの科学者ハンフリー・デービーで、アルミナを電気分解で発見したように、植物の灰(ポタシ:苛性カリ)を電気分解することでカリウムを発見しました...(続きを読む)
哲学

認識が対象に従うのではなく、対象が認識に従う~純粋理性批判~

純粋な理性とは何か…?  これをカントは"認識する能力”であると言いました。 今回はそんな認識能力や理性に関する考え方を、純粋理性批判の一部を使って触れていきます。 イマヌエル・カント著 純粋理性批判 1781年  純粋理性批判端的に言うと...(続きを読む)
文学

常に本番を想定すると良い~徒然草~【第九十二段】

第九十二段或人、弓射る事を習ふに、諸矢を手挟みて的に向かふ。ある人が弓を射る方法を習うのに、二本の矢を持って的に向かった。 師の云はく、師が言うには、 「初心の人、二つの矢を持つことなかれ。「初心者は、二つの矢を持ってはならない。 後の矢を...(続きを読む)
神話

【記事まとめ】人間の一途さと神の嫉妬〜クピドとプシュケ〜

今回は神話クピド(キューピット)とプシュケについての記事まとめです。 クピドとプシュケ記事アクセス 細かいストーリーと関係する絵画についてまとめています。 ギリシャ(ローマ)神話の神々と人間の確執が感じられたり、その様子が絵画としてイメージ...(続きを読む)
神話

最後の試練~クピドとプシュケ(終)~

の続き…。  冥界の美ヴィーナスから与えられた試練をなんとかクリアしてきたプシュケ。 彼女に与えられた最後の試練は、冥界の女王プロセルピナ(ギリシャ神話でのペルセポネ)から美を分けてもらうことでした。 エドワード・マシュー・ヘイル作「プシュ...(続きを読む)
神話

プシュケの受難~クピドとプシュケ③~

の続き…。  プシュケの試練ジュセッペ・クレスピ作「クピドとプシュケ」1707~1709年見えない夫との約束を破り姿を見てしまったプシュケ。  空に消えていった美しい羽の生えた彼を見て、プシュケはヴィーナスの息子のクピドだと理解しました。 ...(続きを読む)
神話

私との約束ではなく、姉の囁きを信じたのか!!~クピドとプシュケ②~

の続き…。 見えない使用人山頂にいたプシュケを連れ去った西風の神ゼピュロス。  次に彼女が気を取り戻したとき、深い森の中にある豪華な屋敷を目の前にしていました。  ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス作「クピトの庭に入るプシュケ」1903年...(続きを読む)
神話

嫉妬が生んだ神と人間の恋~クピドとプシュケ①~

ヴィーナスの怒りヴィーナス何の価値もない男と結ばせるのです。あるところに、美人の三姉妹を持つ王と王妃がいました。  特に末っ子のプシュケは驚くほど美人で、人々の間では「まるで女神のようだと。」と広く伝わっていました。 それは民衆の神を崇める...(続きを読む)
生物

陸に上がった最古の脊椎動物~イクチオステガとエルギネルペトン~

デボン紀の代表的な生物として“イクチオステガ”と“エルギネルペトン”が存在しました。   両者の見た目は魚のようなサンショウウオのような……、どっちつかずの姿で表現されることが多いです。  一言でいうならオタマジャクシがカエルになる途中とい...(続きを読む)
雑記

盲目の天才ミュージシャン~レイ・チャールズ~(……とドラムのリハビリ)

【雑記】ドラムのリハビリ本日は久しぶりにドラムを叩きにスタジオへ行きました!叩いた曲は映画ハウスジャックビルトのエンディングで流れていた“Hit The RoadJack”です。 “レイ・チャールズ”が作曲した名曲でもあります。   【音楽...(続きを読む)
芸術

宗教・聖書・美術…歴史の中で形成された純粋無垢なイメージ像~天使~

天使神の意志を伝える代理人として語り継がれてきた天使。  その姿と言えば鳥の羽を生やした人間のような姿をしていることが多く見られます。   天使=エンジェルという名の語源は、語代ギリシャ語で使者を意味する"アンゲロス”に由来します。   天...(続きを読む)
教育

ひと目で見て分かるような美点は、彼の美点ではない。~エミールより~

前回記事 この記事では、ジャン・ジャック・ルソーが著した“エミール”から、子育てや生活に役立つかもしれない言葉を抜粋して紹介していきます。      “子どもは子どもの教育が必要である”と考えたルソーの考えを、1記事に3つずつまとめていきま...(続きを読む)
科学

“働かないもの”だからこその使い道~アルゴン~

アルゴンアルゴンは希ガスの中で最も多く、大気中の約1%(0.938%)に当たる成分です。   ギリシャ語のa(否定)+ergon(働く)=argon(働かないもの、怠惰な、不活性な)を語源とします。   その語源の通り、他の物質と極めて反応...(続きを読む)
文学

勝とうと思うより、負けないようにすると良い~徒然草~【第百十段】

第百十段双六の上手といひし人に、その手立てを問ひし侍(はんべ)りしかば、双六の名人に、強さの秘訣を聞いたところ、    「勝たんと打つべからず、負けじと打つべきなり。「勝とうと思い打つのではなく、負けてはならないと思い打つのだ。   いづれ...(続きを読む)
生物

デボン紀の支配者~ダンクルレオステウス~

デボン紀今回から紹介していくのはデボン紀の生物たちです。 デボン紀は今から4億1700万年前から3億5400万年前までのおよそ6300万年間を指します。 Marchan Blog より デボン紀は魚の時代と言われています。 それまで体が小さ...(続きを読む)
哲学

哲学の考え方を変えたカントの認識論~コペルニクス的転回~

前回カントは人間は感性と悟性によって世界を認識していると考えていることを書きました。    今回はこの話を前提にカントの考えを深掘っていきます。    ア・プリオリとア・ポステリオリカントはまず、人間は"ア・プリオリな理解”を持っていると言...(続きを読む)
哲学

何も知らないはずの赤ん坊がライオンに怯えるのはなぜ?~感性と悟性~

経験論と合理論イングランドではベーコン、ロック、ヒュームらによって英国経験論(経験論)が発展。   一方、ヨーロッパ大陸ではデカルト、スピノザ、ライプニッツらによって大陸合理論(合理論)が発展していきます。  この経験論と合理論が成熟してい...(続きを読む)
雑学

【雑学】エビの姿焼きとたっぷりチーズ〜えびドリア&ドリアの発祥〜

(※この記事は、別で書いているグルメ系のブログ記事から一部引用&加筆したものです。今回は雑学的な部分があるのでコチラのサイトでも合うかと考え、同時投稿することにしました。)   えびドリア今回の外食は那須塩原市と大田原市の境目にある洋風カフ...(続きを読む)
教育

あなた方の弱点を見せてやるがいい。~エミールより~

前回記事 この記事では、ジャン・ジャック・ルソーが著した“エミール”から、子育てや生活に役立つような言葉を抜粋して紹介していきます。     “子どもは子どもの教育が必要である”と考えたルソーの考えを、1記事に3つずつまとめていきます。  ...(続きを読む)
芸術

悪徳に対する勇気の象徴?~ユディト~

男の首を切る女性の絵。   これらの絵を見てどのような印象を受けますか? これは旧約聖書に登場する"ユディト”という女性を題材に描かれた絵画です。 今回はこのユディトに関する話と、時代によって変わる印象の違いに触れていきます。  【あらすじ...(続きを読む)
文学

たとえ本心でなくても賢い人から学ぶべし~徒然草~【第八十五段】

第八十五段人の心すなほならねば、偽り無きにしもあらず。(人の心は純粋ではない、嘘がないわけでもない。)  されども、おのずから、正直の人、などかなからん。(しかし、まれに、本当に正直な者もいる。)  己すなおならねど、人の賢をみて羨むは、尋...(続きを読む)
芸術

西洋風景画の再興〜クロード・ロラン〜

途絶えた自然描写ラスコー洞窟の壁画古代の壁画には動物の姿や周りの風景などを描写した自然描写が所々に確認されています。  しかし、中世に入るにつれてその描写は薄れていきます。  17世紀初頭に入り古典風景画というジャンルが確立されまで、風景が...(続きを読む)
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