「行けたら行く」という言葉を日本語に訳すと「行きません」という意味なるのは皆さんもご存知の通り。
日本語とは難しいもので、「全然大丈夫だから……」が大丈夫じゃない場合に使用されたりと、発する言葉とは逆のシチュエーションで使われることがしばしばあります。
今回は自分のとある経験談から、逆の意味となっている言葉をコントロールした事例について綴らせてもらおうと思います。
「行けたら行く」でちゃんと行く
Aさんは、言動は適当でチャランポランなことで有名ですが、なぜか信用のある人として評価されています。
彼の行動を振り返ってみると、口約束をしっかり守っていることが分かりました。
「明日やる」と言ったら、次の日にはしっかり終わらせる。
「行けたら行く」と言ったら十中八九来る。
とにかく口約束をしっかり守っているのです。
そんな彼は様々な面で得をしていました。
遊びや食事はもちろん、仕事での付き合いも増えました。
書面に記す約束事(契約書)は信頼の証ではありますが、逆に言うと契約書がなければ信用できないということでもあります。
本当に信頼できる人は、書面で手続きをしてくれる人ではなく、口約束をしっかり守ってくれる人なのではないかと感じたエピソードです。
「行けたら行く」からの「来れたから来た」を上手く使えば、逆に印象に残るかもしれませんね。
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