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この記事では著書、“話し方で損する人得する人”から、損する人に焦点を当ててまとめていきます。
これをしなければいい、という最低限の戒めを知ることで、自分や周りへのストレスを緩和し、生きやすくなるきっかけになればと思います。
今回のテーマは“お店のスタッフに威張った態度をとる人”です。
お店のスタッフに威張った態度をとる
「これ頼んだんだけど、まだ?」
「早くしてくんない?急いでるんだけど。」
飲食店やコンビニなど、店員にたいして横柄な態度をとるような人は周りにいませんか?
「お客様は神様です。」という言葉を履き違えて、態度が大きくなってしまう人の印象はとても悪いです。
普段はどれだけ楽しい友人でも、尊敬できる上司でも、そんな態度を取られると、お店のスタッフはおろか、一緒にいる人たちまで不快な気持ちになります。
本書でも、“お店でのこうしたふるまいは、その人の本性が一番出やすい場面”と述べています。
立場上言い返せない人に対してどのような態度をとるかは、人となりを判断する大きな目安になるということですね。
お店のサービスが良くなるかもしれない言い方
スタッフに横柄な態度をとるのは損する人の振る舞い方ということが分かりましたね。
対して、得する人はどのような態度なのでしょうか?
本書ではそんなコミュニケーションの例も添えられています。
(引用)
得をするのは、どんな人に接するときも、相手を気づかいながら、丁寧に話ができる人です。
そして、その場にいる全ての人が気を悪くしないようにふるまうことのできる人です。
では具体的にどういうコミュニケーションが望ましいのでしょうか?
まずは「ありがとう」と言うのは基本でしょう。
もう一つのコツは店員さんを「名前で呼ぶ」ことです。
知り合いで、すぐに店員と仲よくなって得をしている人がいます。
「すみません!」ではなく、ネームプレートを確認して「○○さん!」と店員さんの名前を呼ぶ。
そして、「今日は○○さんにしか注文しないから!」などとリップサービスも忘れません。
当たり前ですが、そう言われると店員さんは親切になります。
料理が少し多くなったり、「お店からのサービスです」といって、おまけをしてくれる場合もあります。
店員さんに対して優しくすると、人付き合いだけでなく、実利的にも本当に得をするのです。
(引用ここまで)
店員に優しくすることで、自分にもやさしさのお返しがあるかもしれないという事例でしたね。
こういう人がいると周りも優しい気持ちになるでしょうし、その人の評価が下がることはまずないでしょうね。
お返しを期待するのは筋違いですが、優しくするきっかけとしてはアリだと思います。
いずれは損得勘定を抜きにして、誰に対しても優しくできるようになるでしょうね。
まとめ
・人への威張った態度は損
・立場上言い返せない人への対応は本性が出る
・店員にやさしくすると、印象だけでなく実際に得をすることもある
コンビニやスーパー、飲食店などでアルバイトをした経験がある人は、嫌な態度をとられる気持ちが分かるのではないかと思います。
自分も学生時代にそのような場所で働いていた経験があります。
もちろん、自分の失敗でお客さんから怒られたことも、理不尽なことを言われたこともあります。
ただ、あの経験は誰かに優しくするための良いきっかけになっていると確信しています。
お金のためではなく経験のために、コンビニなど接客業でのアルバイト超オススメだと思います。
いつでも知らない人に対しても気遣いができる。
対面している人だけでなく、周りの空気も良くする。
そんな人になりたいですね!
【次回記事】
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