【前回記事】
この記事では著書、“話し方で損する人得する人”から、損する人に焦点を当ててまとめていきます。
これをしなければいい、という最低限の戒めを知ることで、自分や周りへのストレスを緩和し、生きやすくなるきっかけになればと思います。
今回のテーマは“内輪だけで盛り上がる話をする人”です。
内輪だけで盛り上がる話をする
共通の友人の話、特定の人しか分からない作品の話……。
数人で話をしているとき、ついつい内輪だけの話で盛り上がってしまうことはありませんか?
話題を共有できる人達の間ならいいですが、話のネタ元を知らない複数人での会話の中でそれがあると中々地獄ですね。
まだ関係ができていない人との会話の中で、“天気の話しくらいしか話題がないときは、素直に天気の話をした方が良い”と本書では述べています。
(引用)
もし初対面の3人が集まる場面で、共通の話題が天気くらいしかなければ、頑張って天気の話をしましょう。
「天気の話なんてありきたりでつまらない」と思うかもしれませんが、ラクな内輪ネタに走るよりははるかにマシです。
「暑いですね、夏が始まりましたね」
「今年は暑くなるのが早いですよね」
と話しながら、なんとか会話が深まるきっかけを探していく。
やがて「やっぱり異常気象というやつなんでしょうか」
「ぼく、大学のときに地球環境学科だったんです」
「え?本当ですか?」
というふうに会話が深まっていくかもしれません。
(引用ここまで)
誰かを仲間外れにしてしまうような話し方は損であり、一部の人にしか伝わらない話を延々とする人は、「次から誘わないでおこう……」と悪い印象を持たれてしまうことは明白ですね。
どうしても内輪の話をしたいとき
内輪の話はやらないに越したことはありませんが、どうしても内輪ネタの話をしたい場合や、立場上話をしなければならないときの対処法もあります。
それは、“内輪ネタを解説すること”です。
A「○○さん覚えてる?」
という話題になった際。
B「○○っていう、△△の面白い人がいてね。」
とフォローを入れます。
C「え~何それ~。」
と他の人も会話に入って来れるきっかけを作ってあげます。
このような複数のコミュニケーションで重要なことは、“相手を仲間外れにしない”ということです。
また、会話に中で沈黙を恐れない姿勢も大切だと言っています。
常になにか話そうと躍起になり質問ばかりするのは、余裕がないようにも見られます。
会話のタイミングは人それぞれで、マシンガンのようにどんどん話す人もいれば、ゆっくり考えて少しずつ話す人もいます。
相手も自分も心地の良い会話と言われるのが“リラックスした会話”です。
会話がゆっくりになってきたときでも沈黙を恐れず、相手の話を途切らせないように会話する。
多少盛り上がらなくても、その場にいる人(人たち)を大切にしようとする姿勢が、結果的に得をすると著書でも述べられています。
まとめ
・伝わらない内輪ネタはをする損
・内容が薄い話題でも話は広がる
・仲間外れにしない
・沈黙を恐れない
内輪ネタが与える印象の悪さは、会話に限った話ではないようです。
バンドライブのMC中に別のバンドメンバーの誕生日を祝い始めた時の「ここでやるな!裏でやれ!」感たるや……。
めでたい事だからなまじ否定できないという😭
内輪ネタは仲間内では最強に盛り上がりますが、その他の人の印象がかなり悪くなる可能性を秘める諸刃の剣ですね。
【次回記事】
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