世界に広がったコロナウイルスの脅威。
世界の終末をも予見させる令和のパンデミックですね。
そんなコロナの騒動の中、2000年前に戦争で使われた投石弾が、犯人によって返還されました。
「世界の終末が近づいている…」
犯人曰く、
「世界の終わりを感じ、身を綺麗にしたかった(良心に従いたかった)…」
とのこと。
このことによって、15年振りに博物館に戻ってきました。
ある意味コロナ騒動が良い方向に転んだ稀有な例ですね。
参考)
エルサレム攻囲戦
因みにこの石、西暦70年にユダヤ人とローマ帝国の間で起こった第一次ユダヤ戦争(ユダヤ戦争)の際に使われたものらしいです。
エルサレム攻囲戦によってエルサレム神殿も破壊され、一部の逃れたユダヤ人達は73年に玉砕するまで戦い続けました。
更に因むと、この時のローマ軍の指揮官ウェスパシアヌスは、あの皇帝ネロの音楽会にて居眠りをしてしまいます。
しかもネロが演奏しているときに!(おバカ!)
おかげで信頼を失ってしまうという大ポカをやってしまいます。
しかし、その後困窮したローマの財政を徹底した“節約”によって立て直したのもこの人物。
当時毛織物に使われていた、“尿”にまで税金を掛けるほどの徹底ぶり。
これらの逸話から、イタリア語で公衆トイレのことを“ウェスパシアーノ”というそうな…。
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