禁断の果実と失楽園~アダムとイヴ~

芸術
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失楽園

 

人類の祖先であるアダムとイヴを創った神は、エデンの園に彼らを住まわせます。

 

エデンは悪という概念のない楽園の地です。

 

楽園で生きるため条件は、知性を得ることができる禁断の果実に触れないこと。

 

しかしあるとき蛇に誘惑された二人が、禁断の果実を口にしたことによって知性を得ます。

 

自分たちが裸であることに違和感を感じ、恥じらうようになります。

 

そのことから禁断の果実を口したことに気付いた神は、二人をエデンから追放してしまうのです。

 

これが“失楽園”です。

 

この失楽園について、多くの巨匠が筆を走らせています。

 

今回そんなアダムとイブをテーマにした絵を紹介していきます。

 

 

美術としてのアダムとイヴ

ピーテル・パウル・ルーベンスとヤン・ブリューゲルの合作「楽園のアダムとイヴ」(1597~1600年)

  

エデンの園の傑作と言えば、このルーベンスブリューゲル合作が挙げられます。

知恵の実の木下で蛇にそそのかされているイヴを描いています。

 

肉食動物も草食動物も互いに恐れず一緒に描かれていることが、悪のない楽園を表しています。

 

   

アルブレヒト・デューラー

アルブレヒト・デューラー作「アダムとイヴ」1507年

 

デューラーは知恵の実を食べる直前の二人を描いています。

 

これよりも前にアダムとイヴの銅版画を完成させていたデューラー。

 

イタリアで見た古代ギリシャの彫刻から、理想的な人の身体(プロポーション)を追求した作品です。

 

流線形が強調されたヘレニズム美術的な雰囲気が感じられます。

  

ルーカス・クラナッハ

ルーカス・クラナッハ(父)作「エデンの園」1530年

 

クラナッハのエデンの園はまた一味違う面白さがあります。

 

彼は一枚の絵に楽園での出来事を表現しました。

 

後ろの絵では右上から、蛇にそそのかされてから追放されるまでが描かれています。

 

真ん中メインの絵は、神が実を食べた二人を問いただしている様子です。

 

一枚にストーリーを表現するなんてユニークで面白いですね。

 

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