とある本を小学生が貸してくれました。
YouTubeで活躍中の中田敦彦さんの本です。(中田敦彦さんの本は初めて読みます。)
貸してくれた本人は読んでないらしく、家にあったものを勝手に持ってきたそうです。
なので、バレる前に返すために月曜(昨日)までに返して欲しいとのこと…。
…とんでもねぇな。
とうことで、幸福論を読んでの感想や学んだことを書いていこうと思います。
目次
目次は以下の画像の通り。
おばあさんの死をきっかけに、幸福とは何なのかをこれまでの成功と失敗の経験から語っています。
以下に、この本での印象的だった部分をピックアップして書いていきます。
プロセスそのものが目的
エピソード3に書かれていた一文です。
本の中では、
“目標に向けて何かをやっているときが一番楽しいのだ。プロセスを味わい尽くした者の勝ち。”
と書かれています。
途中の経過が楽しいから結果が出るまで続けられた、ともとれる文章ですね。
プロセスを楽しめるということは、例え失敗しても次どうやったらもっと良くなるかを考えるチャンスが増えるとでもあると感じます。
ブラック企業に勤めなど生理的に無理なことを続けて心を壊すよりも、楽しいことを続けられる人生でありたいですね。
アイデアは準備された心に降り立つ
これは章のタイトルですが、とても共感した文でした。
“なんの準備もないところに、天からアイデアが降ってくることはない”
とも書かれています。
確かに準備に裏付けられた知識と経験が、突発的なアイデアを生み出すことがありますね。
ただ一つ付け加えるとしたら、常にそのこと(アイデアを出したい事柄)を考えることができたらなお良いと思います。
ここまでそろっていたら、日常のふとしたことからアイデアも降ってきますしね。
アドリブは準備の果てにある
先ほどの準備の話に通じますが、アドリブの話についてです。
かつては、自分はアドリブ=準備しないでその場で何かとできることと勘違いしていたときがありました。
準備をせずに、何かやって失望に似た目を向けられたこともありました。
楽器のセッションなどでも、ベテランの人の隣でドラムを叩いているとき、
「うーん、良いフレーズ浮かんでこないなー。ちょっと変わってくれない?」
なんて言われたときには、自分の練習や知識や経験不足を実感します。
逆に100回近く練習したスピーチなどでは、唯一台本を見ずにやり遂げたり、途中に笑いの要素を取り入れたりとどんな状況でも対応できるようになっていました。
アイデアと同じように、準備や練習の大切さを認識させてくれる章でした。
本は人生のリハーサルになる
YouTuberとしての活動内容の動機についてのエピソードの一文です。
中田敦彦さんの動画を見てみると、本の内容を分かりやすく紹介しているコンテンツが沢山あります。
本をかみ砕くことで、分かりやすく楽しめるコンテンツを生み出そうと決めた。
と書いてあります。
彼の動画を全て見たわけではありませんが、確かに熱のこもった面白いコンテンツになっています。
本の紹介では、偉人や物語の成功や失敗なども面白おかしくかみ砕かれていて、正に他人の人生から教訓を得るきっかけになると感じます。
あれこそアウトプットの極地のひとつではないかと勉強になりました。
学ぶ手段は本でもいいが、他者からも大いに吸収すべし
上と同じエピソードに書かれている一文です。
自分から物事を仕掛け、成果をきっちり生み出すには、常に学び続けることが不可欠だ。
と言っています。
そのために、本からでも他人からでも学べること吸収するべきであるということですね。
他人の不幸は蜜の味といいますが、他人の不幸(失敗)は密どころか値千金の有益な情報だと思っています。
何故失敗したのか、失敗からどう学んで成功に漕ぎつけたのかを分析することは、美しい成功談を聞かされるよりも勉強になりますね。
安住はそれ以上の「伸び」を生まない。
ここでは、
ふつうは新しいジャンルに飛び込んでいくとき、大丈夫かな、いやだな、と恐怖を感じる。
僕は逆だ、じっと居続けることが怖くてしょうがない。
と書かれています。
「今の居心地が悪くないから、何かやってこれ以上悪くなりたくない…。」と考えて行動できなくなることってありますね…。
年を取る毎に新しい事にチャレンジしなくなるのも、これに近い心境ですかね…。
同エピソードにて
百発百中で受けるネタはない、やってみてダメなところと良いところを洗い出し、練り直し洗練させていく。
とも書いてあり、自分も見習う部分が沢山あるな~と感じる内容でした。
最後に
この本を通して、アイデア=準備、準備=アドリブ、など主張が一貫していて、学ぶことの大切さや楽しさを認識させられます。
YouTuberは目指さねど、これからも色んな事に挑戦したり、学びをアウトプットする考えは彼と同じ志で生きていこうと思います。
また今回は本を読む時間に限りがありましたので、今度じっくり読み直します。
参考↓)
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