1000年演奏し続ける曲:Longplayer
世界で一番長い曲といえば、元ザ・ポーグスのメンバー“ジェム・ファイナー”が作曲した“Longplayer”が有名です。
2000年の1月1日に演奏が始まり、曲が終わるのは2999年12月31日となっています。
元の曲は決められた鈴や銅鑼を使った20分20秒の曲なのですが、コンピュータのアルゴリズムによって膨大な数の演奏パターンが生み出されました。
この反復の無いパターンを演奏し切るのに1000年かかるそうです。
1000年後は最初に戻って演奏が続くようです。
演奏と経過時間は以下のサイトで確認できます。
部分的にライブでの演奏も行っています。
639年演奏し続ける曲:ASLSP
世界で2番目に長い曲は、ジョン・ケージが作曲した“ASLSP”です。
As Slow as Possible(できる限り遅く)という言葉の略で、ピアノとオルガンの演奏曲として作曲されました。
ピアノだと弦の振動の関係上20~70分で演奏がえることが可能なのですが、オルガンとなると風を送り続けられる限り演奏するので、639年以上の時間がかかるそうです。
5年演奏し続ける曲:革命のための音楽
日本一長い曲は、小杉武久が作曲した“革命のための音楽”があります。
曲の長さは5年です。
上の2曲に比べると、「5年なら…まぁ」なんて思ってしまいそうなくらい感覚が麻痺していますが、この曲が本当に演奏されたことは未だかつてありません。
理由は、曲の始まりには演奏者の片目を抉り出さなければならないからです。
そして曲の終わりにはもう片方の目も出さなければなりません。
演奏するしない以前に…嫌ですね。
この曲の楽譜を見てみたいところですが、どこに存在するのかが分かりません…。
見てみたいものです。
そんな小杉武久さんですが、演奏の動画を見てみると中々前衛的な音楽をやっている様子。
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