今後の文学系記事=エミール

文学
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さて、今回からの文学カテゴリー記事ではジャン・ジャック・ルソーの著書“エミール”から抜粋した言葉をまとめていきます。

 

エミール現代教育学の基礎ともいえる著書で、教育者であれば一度は聞いたことがあるかと思います。

  

この著書は、エミールという架空の少年のを主人公にし、その成長をまとめています。

  

幼年期、少年期、青年期、女子教育と続いており、その時々にどのような方針で育てていくと良いのかが書かれています。

 

当時の子どもは“小さな大人”としか見られておらず、幼いうちから大人のようにふるまい、はやく立派になるべきという見方がありました。

ヨハン・ジョセフ・ゾファニー「レオポルドと家族」1776年

そんな中ルソーは、子どもは子どもの教育が必要であると考え、エミールとして発信したのです。

  

この当時からすると新しい教育観は“子どもの発見”と言われ、現代の教育学に反映されています。

 

  

ルソーとはどんな人物?

ルソーと言えば社会契約論人間不平等起源説などを著し、君主による絶対的支配を批判した人物です。

  

人間の基本的自由を主張した彼の著書は、後のフランス革命や日本での自由民権運動などに大きな影響を及ぼすことになります。

  

そんな彼ですが、教育においては少し矛盾が見られます。

  

彼は妻との間に5人の子を授かりますが、どの子も施設に送ってしまいその後も顔を合わせることはなかったそうです。

そのため子捨てとして批判されることも多々あります。

  

しかしこの出来事は、彼が“エミール”という現代教育の基礎にもなる作品を生み出すきっかけだったと感じます。

  

一度父を諦めたルソーがもう一度父になる…。

 

そんな本がエミールです。

親から一歩離れた立場からだからこそ見えるエミールへの教育方針は、親だけでなく教育者にも共感を得るところが多いです。

  

だからこそ子育て本というより、教育書としての意味合いが強いのだと感じます。

  

というわけで今後の記事では、そんなエミールにみられる名言を紹介していきます。

 

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