人は生まれながらにして知ることを欲する~アリストテレス~

哲学
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アリストテレス

アリストテレス(紀元前384~322)はギリシャ北部にあるマケドニアで生まれた哲学者です。

アテネのプラトンが開いた学園アカデメイアで学び、プラトンの死後は自身がリュケイオンという学園を開きます。

当時のアテネは生物学、自然科学など様々な探求領域が哲学研究に含まれていました。

この哲学研究に貢献したアリストテレスは、ほぼ全ての分野でも学問的な大きな影響を与えています。

アリストテレスの三段論法

p=qq=rよってp=r

という三段論法を発展させたのもアリストテレスです。

彼は、哲学は正確な順序で学ばなければならないと考えていました。

最初に学ぶべきは論理学であると主張しました。

なぜ論理学なのか…?

それは、

「この世界で起こっている事象は、事実が互いに結びついていることを説明してくれるからである。」

だそうでうす。

そのため、論理的に有効な議論である三段論法を発展させていきました。

彼のもっとも有名な三段論法は…

全ての人間はいずれ死ぬ。
ソクラテスは人間である。
ゆえにソクラテスはいずれ死ぬ。

どこかで聞いたことがある人も多いかもしれませんね!(自分じゃなくてソクラテスを死なせることにするのか…。)

論理学の次は、具体的な自然現象を調べるべきだと考えていました。

彼は自然科学のテーマについて、

・「自然学」
・「気象論」
・「動物部分論」
・「動物発生論」
・「動物運動論」
・「生成消滅論」

など多数の著作を書いて、自然界を説明する一般原理を導きました。

最期に学ぶべきと考えた科目は「実践哲学」で、これは論理学と政治学が含まれます。

彼はこの二つを「ニコマコス論理学」と「政治学」で扱いました。

論理学については、
「人は普通どのように行動するのが適切かを知っているのだから、この知識に従って行動するための道徳的な強さを持てばよい。」

政治学については、
「国家の目的は、市民が幸福で満ち足りた生活を送ることができる環境を整えることである。」

民主制を支持していたアリストテレスですが、状況によっては君主制の方が望ましい場合もあると柔軟な考えもあったようです。

豆知識

プラトンのアカデメイア学園を離れて自分の学園を開くまでの間、彼は後に地中海の大半を支配するあのマケドニア王アレクサンドロス大王の家庭教師もしていました。

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