今回はヘーゲルとショーペンハウアーという二人の哲学者についての記事をまとめていきます。
前向きな歴史観を持つヘーゲルの思想と対峙したショーペンハウアー。
二人の関係も併せて記事にまとめています。
まずはヘーゲルについての2記事からです。
全てのものには矛盾がある~ヘーゲルの弁証法~
人の認識は矛盾と進歩の積み重ねであると言ったヘーゲル。
正反合を繰り返し、発展を続けるという彼の思想の根幹についてまとめています。
家族の愛には自由の制限がある~ヘーゲルの自由~
イマヌエル・カントは“自分の欲に負けず、自分をコントロールすることが自由である”と考えました。
ヘーゲルはこれに付け加えるように、自由とは何か、自由を実現するためにはどうすればいいのかを考えました。
ヘーゲルの哲学を真っ向から批判~ショーペンハウアー①~
ヘーゲルが考えた“自由な精神を勝ち取るための歴史”に対して真っ向から批判をした人物がショーペンハウアーです。
“人生は生へ欲求による苦痛が尽きない”というショーペンハウアーの考えについて迫っていきます。
私が消えたら世界も消える~ショーペンハウアー②~
彼の哲学に影響を与えたカントとプラトンの思想をもとに、“意志と表象”についてをまとめています。
世界は自然法則、植物、動物、人間の意志である~ショーペンハウアー③~
死や眠りなど認識を止めることによって表象が失われ、その人の世界も消えると考えたショーペンハウアー。
しかし認識した世界に源となる何かが存在するはずです。
彼はそれをモノ自体と言って説明しました。
生きることは苦痛である~ショーペンハウアー④(終)~
自然法則、植物、動物など、世界のあらゆるものには意思があり、「世界は我々が認識している表象と、盲目的な生きることへの意志である。」と考えたショーペンハウアー。
しかし彼の哲学の中で考えた“生きる”とは、“苦痛”であるということでした。
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