「明日やろうは馬鹿野郎」という、先延ばしに関係する言葉がありますが、この先延ばし、どうやら良い先延ばしと悪い先延ばしがあるようです。
この記事で、4つのブレッドにしてまとめていきます。
・まとめ①~先延ばしの種類~
・まとめ②~能動的な先延ばしのメリット~
・まとめ③~悪い先延ばし~
・まとめ④~悪い先延ばしの対策~
参考にしたのは以下の記事(参考文献は記事内にリンクあり)
まとめ①~先延ばしの種類~
・先延ばしには、受動的な先延ばしと能動的な先延ばしの2種類ある
・受動的な先延ばしは、やると決めたことをダラダラと後に回してしまう先延ばし
・能動的な先延ばしは、敢えてタスクを先延ばしにし、自分にプレッシャーを掛けることでパフォーマンスを上げる先延ばし
問題なのはダラダラと後回しにしてしまうパターンですね。
罪悪感やイライラがたまってしまうのもこのパターンです。
まとめ③にて悪い先延ばしについて言及します。
まとめ②~能動的な先延ばしのメリット~
・締め切りにイライラすることなく、逆に利用することで集中力アップ
・先延ばしに計画性や主体性があって、ゴール設定をハッキリすることでモチベーションアップ
・今のタスクに時間を割くことができ、一つ一つのタスクの質が上がる
・質の高いタスクが仕上がることで、満足度が向上→モチベーションアップ
自分から計画的に後回しにするということも、やるべきことの質を上げ手段になるのですね。
…では、テストや宿題があるのにやるべきことを先延ばしにしてしまうのは、どのような心理があるのでしょうか。
以下の記事を参考にまとめていきます。
・先延ばし症状の根本的な原因は「時間管理」ではなく「感情管理」だった
まとめ③~悪い先延ばし~
・悪い先延ばしの原因は、時間管理ではなく感情管理
・その感情とは「気分を変えたい」という気持ちからくるもの
【実験】(引用)
実験参加者は悲しい物語を読んだ後、やるべきテスト勉強をせず、目の前のパズルやテレビゲームやり始めて先延ばししてしまいました。
この先延ばしは、参加者が「楽しいことをすると気分が変化する」と思っている場合に見られたとのこと。
反対に、楽しいことをしても気分が変わらないと思い込ませたときには、先延ばし症状が見られないことが分かりました。
つまり先延ばしは、感情のコントロール不足が原因で、楽しいことをすると気分を変えられると思っていた場合に生じていたのです。
(引用ここまで)
・ポジティブな動画を見た後でも、先延ばしをすると罪悪感やイライラが溜まってしまう
・それらのストレスから、うつ病や心血管疾患にも関係する可能性がある
まとめ④~悪い先延ばしの対策~
・どんな感情であっても受け入れる
・自分にとって一番大切なことを明らかにする
・目標をセッティングして行動すること
・目標が高い場合には、目標に近づくための小さなハードルを決める
つまり、できることとできないことを明確にして、できることからやっていくってことですね。
自分的には、タスクを達成しても自分の成長にならなかったり、自分がやる必要のない仕事しかない環境なら、その環境を変えるってのも手だと思います。
ストレスはお金にも時間にも代えることができませんしね。
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