つつしみ深い女にしようとして、愚鈍な女にしてはいけない。~エミールより~

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この記事では、ジャン・ジャック・ルソーが著した“エミール”から、子育てや生活に役立つような言葉を抜粋して紹介していきます。

     

“子どもは子どもの教育が必要である”と考えたルソーの考えを、1記事に3つずつまとめていきます。

      

またそれらの言葉がこの本の要約にもなるようまとめていきます!

  

ジャン=ジャック・ルソー(1712~1778年)

 

           

「女性が不平を言うのはしばしば正しいことだ。」

天が女性を人に取り入ることが上手で説得力に富んだ者にしたのは、わめきたてる者にするためではない。

  

力の弱いものにしたのは、命令させるためにではない。

  

優しい声を与えたのは、悪口を言わせるためにではない。

  

容貌を繊細に作ったのは、怒りに顔を醜くさせるためにではない。

 

腹を立てると女性は自分を忘れてしまう。

  

女性が不平を言うのはしばしば正しいことだ。

  

しかしわめきたてるのはどんな場合でも間違っている。

  

男も女も自分の性に相応しい調子を持ち続けなければならない。

  

優しすぎる夫は妻を生意気な女にすることがある。

  

ところが、どんなに荒っぽい男でも、怪物でない限りは、妻の優しい態度は彼をなだめる、いずれは彼を征服することになる。

  

  

「つつしみ深い女にしようとして、愚鈍な女にしてはいけない。」

母親はいつでも厳しい母であってはならない。

  

幼い女性を従順なものにしようとして、不幸にしてはいけない。

  

つつしみ深い女にしようとして、愚鈍な女にしてはいけない。

  

反対に、時には言いつけを守らなかった罰を免れるために、多少の技巧を用いるようなことをさせても差し支えないだろう。

  

必要なことはその依存状態を辛いものにすることではない。

  

それを分からせればいいのだ。

  

       

「ずるさは女性に備わっている才能だ。」

ずるさは女性に備わっている才能だ。

 

そして、自然のあらゆる傾向は当然良いもの、正しいことと確信している私は、そういう才能も他の才能と同じように育てるべきだと考えている。

 

その悪用を防ぐことだけが必要なのだ。

 

        

まとめ

エミールの下巻は当時の女性観をもとに、男性をどう扱うか、女性としてどう振る舞うのかについて多く書かれています。

  

今回もそれに違わず女性についての話ですね。

 

女性の賢さを“ずるさ”と表現しているのは、男の子と比べて女の子の方が脳の発達が早いことから、周りの人を欺くこともあるということからの発言であることが後に明らかになります。

  

男の子はそこまで頭が回らず。直観的に行動してしまうという若干の皮肉も込められています。(笑)

  

しかしそれも自然なことと受け入れて、悪用しないことを前提に能力を伸ばすべきと述べているのも面白い考え方だと感じます。

  

男としては優しすぎるとお互いの扱いに不安定さが出てしまうというのも良くある話ですね。

 

自分も気をつけなければいけないと自戒の念を込めてここに書き残しておきます。

 

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