古代のウミグモ~パレオイソプス~

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ウミグモ

 

胴体は小さく脚ばかり……。

 

そんな独特の姿をしたウミグモは現在でも地球の海で広く繁殖しています。

 

鋏角類に分類される生物ですが、生態の多くは未解明であり、何を食べるのか、寿命がどれくらいなのかも分かっていないものが多く存在します。

 

そんなウミグモの祖先は古代カンブリア紀のカンブロピクノゴンまで遡りますが、今回の記事ではデボン紀に生息したパレオイソプスについて触れていきます。

 

 

パレオイソプス

パレオイソプスの化石

 

パレオイソプスはデボン紀に生息したとされる初期に現れたウミグモです。

 

現在はこの生物の化石標本は、ドイツの化石産地であるフンスリュック粘板岩のみから発見されています。

 

全長は12.5cmから大きいもので40cmに達するものが確認されています。

 

パレオイソプスの復元イメージ

 

およそ18cmもの長い脚とハサミを持ち、オール状の脚で水をかき海の中を泳いでいたと考えられています。

 

また左右に一対の大きな目、正中線にかけて二つの目があり、当時デボン紀の海においては捕食者だったとされています。

  

パレオイソプスの群れの化石

 

現在のウミグモとは違い、腹部が尻尾のように長く発達しています。

 

腹部が全長の半分を占めており、海中を泳ぐ際にバランスをとっていたものと考えられています。

 

現在知られているウミグモの多くは泳ぐことをしないため、そのような長い腹部は無くなっています。

 

それでもパレイソプスに類するウミグモ類は他に発見されていません。

 

フンスリュック粘板岩から発見されたクモヒトデの化石標本

 

 

豆知識〜実はウミグモを食べているかも?〜

カイヤドリウミグモはその名の通り貝に寄生するウミグモです。↓

東邦大学 東京湾生態研究センター

 

2004年の東京湾で多く繁殖し、アサリやマテガイをはじめとする貝産物に寄生し漁業に大きな打撃を与えました。

 

現在ではそのような大規模な被害は抑えられているようですが、日本産のアサリの中のもたまにウミグモが混じり、体液を吸っている姿が確認できると言います。

 

もしかしたら皆さんが普段食べる本州さんのアサリの中からコンニチワすることがあるかもしれませんね!

 

カイヤドリウミグモは食べても害はないそうです。

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