本日は近くの公園に散歩に出かけました。
寒くなってきましたが、まだ緑が青く生い茂っています。
今回はそんな散歩中に撮ったシジュウカラの写真を紹介しながら、彼らの特徴についてお伝えしていきます。
文法を操るシジュウカラ
シジュウカラは現在知られている限り唯一、人間以外に文法を使いこなす動物と言われています。
例えばピーツピと高い声で鳴くと周囲に敵がいることを示し、ジジジジと鳴くと仲間を集める呼び声になるといいます。
ふたつを組み合わせてピーツピジジジジと鳴くと、周りをキョロキョロと警戒しながら集まってくるそうです。
鳴き声を録音したテープを流してもシジュウカラたちはそれを理解します。
ピーツピと音を流せば周りを警戒するように頭を動かし、ジジジジと音を流せば音源の近くな寄ってきます。
もちろんピーツピジジジジと流した際も反応があります。
しかしジジジジピーツピと逆の順で録音したテープを流したところ、警戒や接近の反応が見られなかったそうです。
このことからシジュウカラは、鳴き声を組み合わせて文を作りコミュニケーションをとっていると考えられています。
参考)
・文法を操るシジュウカラは初めて聞いた文章も正しく理解できる(2017年7月)
身近な鳥でひとつですが、知らない間にとても高度なコミュニケーションをとっていたのですね。
もっと研究が進んだら、いつかシジュウカラと話せるようになるかもしれませんね!
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